医師と救急隊員・・・だと?「関空で集団感染、“はしか”新たに4人感染」

 「空港周辺を利用した人で発熱などの症状がある場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。」と他人事のように書いて終わっている時点でこの記事を書いた人間に情報発信者としての自覚など一切期待できない。この記事で不足なのは、医師と救急隊員が予防接種をしていたかどうかだ。それによって記事の趣旨を変えなければならない。

 もし接種していなかったとしたら、接種をするように啓蒙することになる。

 もし接種していたとしたら、なぜ接種したのに移ったのかに疑問を投げかける記事にしなければならない。その上で、「子供の頃に接種しただけなら成人後にもう一回接種が必要」とか「予防接種をしても抗体が作られないケースがある。その場合にはどうしなければならないのか」といったフォロー記事を書くのがちゃんとしたマスコミの使命だろう。

 その上で、「空港周辺を利用した人で発熱などの症状がある場合は」、病院か保健所に電話が正解。その上で指示を仰いで行動しろと書くべきだ。「変な熱が出たから」と近所の病院に駆け込んではいけない。

関空で集団感染、“はしか”新たに4人感染
9月5日(月)14時3分配信
 先月、関西国際空港の従業員がはしかに集団感染していたことが明らかになりましたが、大阪府は医師や救急隊員を含む4人の感染を新たに確認したと発表しました。

 新たに感染した4人のうち2人は先月、集団感染した従業員の診察や搬送にあたっていた医師と救急隊員の男性(40代)で、先月下旬に症状が現れたということです。

 また、残り2人のうち1人は大阪府内に住む30代の男性で、関空には訪れていませんが、先月28日に対岸にある「りんくうプレミアム・アウトレット」周辺を訪れたということです。あとの1人は関空の従業員の20代の女性で、4人はいずれも入院せず病院で治療を受けています。

 感染者はこれで35人になり、大阪府は空港周辺を利用した人で発熱などの症状がある場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。(05日13:47)

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