Mac OS X のアドレスブックのデータは、従来は iTunes を使って同期していた。それでよかった。App のアップデートがあるときに USB に接続して充電しながら同期するのが習慣になっていたから。自分のアドレス帳には個人的な連絡先しか入れていなかった（しかも、友人知人がほとんどいない）ので、新規に追加する必要もほとんどなく、不便はしていなかった。
ところが、PocketInformanto という PIM アプリがバージョンアップして（iOS 5 へのアップデートに対応して）、メニューに appoint というメニューが増えた。押すと標準の住所録が参照できるようになっていた。仕事のスケジュールは PocketInformant に入れているので、業務上の相手先データを住所録に入れるメリットが生じた（と、思っただけだったのは別の話）。
業務上の住所録データは、自分の業務だけに限らないので 300 件以上あった。FMP で管理しているので、直接住所録に読み込むことはできない。そこで、ツールを探していたら、アドレスさん for iPhoneというフリーソフトにめぐり合った。Windows 用のソフトなので、業務上で使うには都合が良かった。
CSV でダウンロードしたファイルをアドレスさんに読み込んで項目の設定をおこなってVcardに書きだすことができる。Vcard にしてしまえば、Gmail でも Mac OSX の住所録でも読み込むことが可能だ。iPhone にメールに添付して直接取り込むのが手っ取り早いかもしれない。
しかし、此処から先でつまずいたが、それはこのソフトの責任では無いので別の機会に書きたい。