先週買って自宅に届いていたローラーを持ってきた。重さに少し驚いたが、これくらいの重さがないと強度的に無理だろう。
買ったのはミノウラ RDA2429-R（マグライザー3付）。普通のローラーと違い、タイヤがローラーと接触しない。なので、ブロックタイヤでも使えるのだ。ブロックタイヤを履いた自転車でローラーを使う場合選択肢はない。
組み立ては、ゴム足の取り付けとローラー二つを六角レンチで取り付けるだけ。
抵抗機が付いているのは左ローラーのみで、右はリムを固定するための押さえ用。両側から押さえることでリムに不要な横圧力がかからないようになっている。クイックは添付のものに取り替えるようにという指示はあったが、干渉しなければ自転車についているものがそのまま使える。
Wilier IZOARD をセットして25分漕いでみた。自転車が固定されているので違和感が強い。強く漕ごうとするとリアホイールとステーに不要な力が加わりそうで怖い。
予想以上に負荷が大きく、15分もすれば汗が吹き出してきた。25分でやめたのは汗がポタポタと床に垂れそうになったから。これを使うときには汗を掻いていい服と大きなタオルが必須だ。IZOARD は後輪にセンサーを取り付けるサイコン(cateye V2) が付けてあるので、ローラーでも速度やケイデンスが表示される。
ダラダラ登り続けるような感じだが、実走行ではその程度の坂道なら足を止めても惰性で何十メートルか走るし少し緩めても速度は落ちない。が、ローラーは違う。ブレーキをかけたまま走っているような感じだ。ブレーキを掛けたまま走っているのと同じなのだから当然だ。
IZOARD ではインナーローで80rmpをキープするのが精一杯だった。
社宅に帰って、405 につけてみた。時間が遅いので漕ぐことはできなかったが、またがった感じではロードより違和感が少なかった。明日から、天気が悪くても運動不足ならずに済む。
安定が良いので、メンテナンススタンドとしても使えそうだ。ローラーを接触させなければフリーなので変速機の調整にも便利そうだ。