AppleとGoogleが作ったハイウェイでスタートしてるから、iPhoneやAndroidとは比較できないだろう。なんのオリジナリティもないAndroid端末を作っているんだから。
ただし、他のAndroid端末を作っているベンチャーを大きく上回っているのは事実だ。厳しいAndroid端末市場でこれだけの速度で成長したのは驚異的だ。商品企画や宣伝だけではこうはいかない。部品の調達、組立工場のオペレーション、人の採用と教育、流通チャネルの整備。これらが一体となって機能しないと、短時間で生産量を何十倍に増やしたりできない。
技術的に見るべきものがないとバカにするのは間違いだ。多くの日本企業の経営者やマスコミや経済評論家が陥っているが、SONYのXperiaはiPhoneに負けたのではなく、Android端末に負けたのだ。このことはスマートフォンだけではない。
中国のXiaomi、スマホのスピード販売でギネス記録達成 : ギズモード・ジャパン
この勢い、やはり本物か。以前はiOSに似た何かを作っていたけれど、、いまや世界スマホシェアランキング3位に踊りでた中国スマホメーカのXiaomi。
そのXiaomiが、24時間で211万台のスマートフォンを発売するという世界記録を打ち立てたことでギネス記録を打ち立てました。その売上たるや3億5500万ドル(約427億円)。いやー景気のいい話じゃないですか。
同社は5周年を記念して、フラッシュセールをおこなっていました。販売されたのはこれまで在庫切れだったスマートフォン。さらにディスカウントもあったそうですから、そりゃ飛ぶように売れるわけです。
この数字を他社と比べるとどうかというと、例えばアップルはiPhone 6/6 Plusを3日間(販売初週)で1000万台販売したと報告しています。もちろんiPhoneはオンラインストアやリアルストアだけでなく携帯キャリアからも販売されているので、オンラインだけで売り切ったXiaomiと単純に比べるのは難しいでしょう。でも、上には上がいるのも確かなようです。
Xiaomiのような中国メーカーの興隆によってサムスンはだいぶ苦しめられているともささやかれていますが、このままスマートフォン市場はサムスン・アップル・中国勢の三国志状態に突入するんでしょうか?