梅雨の7月

 土曜日は曇りがちだったが、降水確率は低かった。「雨が振り出さないうちに」と9時頃に出発し川下川ダムルートを走ってきた。

 先々週に走って以来のロードだが、相変わらず咳が出るのでペースは上がらなかった。しかも、千刈ダムを走っている時に雨がふりだした。ルート上で一番遠い場所で引き返してもメリットはない場所だ。強くなる前に少しでも距離を稼ごうと汗だくで漕いだ。幸い、路面に水たまりができるほどの強さにはならず、R176から先は霧雨状態で路面は乾いていた。
Heart rate 20140705
 午後からは、「秒速5センチメートル」を観たり掃除をしたりして過ごした。

 今日(日曜)は、朝は降っていなかったが昼前から雨が降ったりやんだり。一日中ダラダラして過ごした。こんな日はローラーがあればと思う・・・

 Wカップは準々決勝。死闘が繰り返されている。コスタリカが敗れたが、最後まで互角に戦ってPK戦で敗退した。素晴らしい。アルゼンチンは序盤に上げた1点を守り切って逃げ切った。一切崩されない統制の取れた守備は素人の自分にも分かった(15分程度ストリーミングで観ただけだが)。

 なんか、日本が負けたからといってWカップが終わったかのように言っている人が多いが、大間違いだ。「負けたら終わり」のプレッシャーの中で戦う姿こそがWカップだ。むしろ、ワールドカップはトーナメントで始まるといっても過言ではない。

 日本を「実力が出せなくて負けた」という見出しを読んだが、「実力が出たから負けた」が正しいだろう。FIFAランキングでグループ最下位のチームが勝ち残るのは番狂わせだ。番狂わせは起きないことがおおいからこその番狂わせだ。スペインのリーグ敗退は番狂わせだろうが、誰も日本が負けても番狂わせとは言わないだろう。こういう現実に目を向けずに浮かれた希望的観測で、まるでリーグ戦を勝ち残れる可能性が高いかのように勘違いしたニワカが喪失感を味わっているのが現状だろう。

 選手や監督が「リーグ戦を勝ち残れる」と言っていたのは当然で批判はしない。大口叩きやがってとも思わない。目前に手持ちの戦力で戦わなければならない選手や監督は弱気なことは、たとえ感じていても、出せない。

 コートジボワールでドログバが出て戦況を一変させた(らしい)が、日本も選手を変えたが戦況を変えることはできなかった。同じ判断を下しても結果は異なる。監督は持っている駒しか使えない。そこを忘れて監督の采配を批判するのは単なる結果論で語る解説者や評論家と一緒だ。

 とにかく、日本は本戦に出れたことだけでも満足するレベルなんだろう。ヨーロッパや南米なら日本程度のチームは本戦に出られないのだから。

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