弱虫ペダルはロードレーヌ

 弱虫ペダルではルールが普通のロードレースと違うので戸惑うことが多い。ルールはローカルルール(弱ペダワールドルールなのかインターハイのルールなのかは分からないが)だとしても、選手たちの行動がロードレースの基本的戦略を逸脱しているのは気になる。弱ペダでロードレースに興味をもった人がツールを見たら基本的な戦略が異なるので戸惑うだろう。

 何より、ロードレースの基本を無視しているので、そこで行われる駆け引きが茶番でしかない。

 弱虫ペダルのファンは読んではいけません。

  • チーム同士が全然共闘しない:各学校がトレインを組んで集団がないし、逃げも共闘しない。そもそも、優勝を狙うチームが率先して逃げるなんて考えられない。
  • 京都伏見の平地系選手が力尽きてリタイアするときに泣いていたこと。お前らは良くやったし、役目を果たして力を使いきってのリタイアだからなく必要はない。そもそも、前もって決めてあったプラン通りなのだから。エース御堂筋を優勝を狙える位置まで引き上げて力尽きたのだから胸を張っていいい。もちろん、御堂筋がそんなチームメイトに感謝しないのも誤り。
  • 箱根学園の選手は京都伏見の後ろにつくべきだし、総北に追いつかれないように先頭交代してゴール前まで走るのが当然。ゴール前3kmくらいからトレインを始動させればいい。でも、この戦い方はスプリント勝負の戦い方だが。
  • スプリントポイントや山岳ポイントを取ることが総合優勝の弾みになるとか言っていたが、ロードレースでは全く関係がない。総合優勝を狙う選手たち(ストリーミングのアナウンサーは GC Boys と呼んでいる)のチームメイトが積極的に中間スプリントを取りに行くことなどない。むしろ、スプリントや山岳賞を取りに行くのは総合優勝の可能性のないチームであることが大半。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です