始末に負えない実例

 これが、政府の「国民の声を聞く」やり方だ。データの罠 世論はこうしてつくられるで指摘されているのよりももっと悪い。悪質なやらせで自分の都合の良い世論があるかのような印象を社会に広めようという意図的犯罪と言ってもいい。そのときの官房長官が今の首相ですか、そうですか。

 しかも、これが政策を決める政府が直接演出している所が不気味だ。大戦前の言論統制時代を思い起こさせる。

Yahoo!ニュース – 時事通信 – 「やらせ」9人中6人のケースも=質問者に知人や親族−司法改革TM
12月13日21時0分配信 時事通信

 法務省が2004年12月から06年5月にかけて企画した司法制度改革に関するタウンミーティング(TM)計7回のうち、6回で「やらせ質問」が行われ、質問を依頼された人も計23人に上っていたことが13日、政府のTM調査委員会報告書で明らかになった。中には、会場から発言した9人のうち6人が「やらせ」だったケース(05年1月、高松市)もあった。
 同省によると、「やらせ」質問者の内訳は同省職員の知人20人と職員の親族3人で、質問の順番や回答者などが記載された台本に沿ってTMを進行した。謝礼や交通費は提供していないとしている。開催の準備段階で内閣府担当者から、「あらかじめ質問を用意して発言を依頼するやり方がある」と説明を受けのがきっかけだったという。 

最終更新:12月13日21時0分

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