弱虫ペダル 7

 小野田くんの天才ぶりが爆発。

 しかし、主人公の天才ぶりを際だたせるための設定がやり過ぎでちょっと萎える。途中までとはいえハンデとなるママチャリという鉄下駄で体力を削った上に8分もの遅れを単独で追いかけるというのは9回裏満塁ホームランというレベルじゃない。9回裏ツーアウトランナー無しから打者一巡で5点差を逆転くらいにあり得ない。

 それに、このレースは1年生のウェルカムレースで、選手の素質や経験度を測るためのイベントでしかない。小野田のような才能を見せたなら結果の順位にこだわる必要はない(もちろん、結果リタイアとしても諦める必要などないが)。

 そもそも、ロードレースはチーム戦だ。一人で走って順位を競うだけのスポーツじゃない。平地系の選手(番組ではスプリンターと行っていたがスプリンターは平地系の高速巡航型の選手ではない)が登りで遅れるのは不思議じゃないしそれで選手の評価を下げるべきでもない。

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