標高差とGPS

 日常的に自転車に乗るようになってから、坂に敏感になった。先日の散歩のときに通った道を国土地理院の地図検索サービスで確認したら、標高が自分が思っていたものと全く違っていた。

 自宅(標高260m)>上り140m>船坂(標高400m)>下り360m>生瀬(標高40m)>上り220m>自宅。何より、自宅から船坂への標高差が140mもあるのにびっくりした。その道は車やバイクでしか通ったことがなく、整備された田舎道で流れもいいので、いつもあっという間に通過していた。SRX250では6速で十分上れるし、60km/h以上出ていれば1500ccの我が家の車でも5速で上りきることができる坂だからそんなに標高差があるとは思っても見なかったのだった。

 ちなみに、いつも通っている駅(JR道場駅)の標高は150mだから、毎日110mを上っていることになる。こちらも、予想よりはるかに差がある。朝と夜とで10分違っても不思議はない。

 こうなると、標高を計測できるデバイスが欲しくなるのがデジタルヲタの宿命だ。A5502KのGPSは標高差が出ないので全く駄目。visor用の springboard ユニットGPS companion は高度の測定精度は低い(高度を確かめる術がないので厳密な意味での確認はできていないが、同じ場所で測るたびに10m程度の振れで違う数字が表示されていたので精度が低いと判断した。)が、大まかな傾向を測るには十分だ。

 問題なのは、GPS companion を駆動するための本体がないこと。visor prism が動かなくなって久しい。CLIEにもGPSレシーバーがあったようだがもう売っていないし売っていても高くて手が出ないだろう。専用のGPSレシーバー(GAMINとか)を買うのも無駄な気がする。GPSや標高計内蔵のサイクルコンピュータもあるが、そんなものを使いこなせるほど本格的に取り組む気も無いし・・・

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