レンタルサーバの転送量

 会社で広報用に使っているレンタルサーバがそろそろ更新なので、メニューを見ていたら面白い発見があった。※

 そのレンタル屋は、Sun Cobalt RaQ 550にホスティングしていることを前面に押し出していたが、今はRedHatを絶賛発売中だ(ハードについては表記なし)。「じゃ、Cobaltのときのディストリビューションは何だったんだ?」と思うが・・・そして、価格は大幅に低下していた。これまでは、何も考えずに継続していたが、今の金額で1GのディスクスペースにMySQLやPHPが使えるコースに変更できることが分かった。

 会社で扱っているものが特殊で、小売店の棚に並んでいるようなものではないので、サイトはショボショボでどうしようもないが、特に問題はない。最低限必要な商品の紹介と企業の概要やプレスリリースさえ載せれば役割は十分果たしてるといえる。だから、今のスペックのまま安いコースにするという選択肢もあるが、PHPが使えないのが痛い。PHPが使えないのでpukiwikiが動かないのだ。

 以前は見なかったxoopsの設置やMySQLの設置サービスも使う人には嬉しいだろう。会社で使っている年間で10~20くらいしかエントリのないプレスリリース用blogのためにはオーバースペックなくらいだ。

 後、仕様一覧に「転送量:5G」と書かれていた。月間で5Gを超えた場合には、超過転送量100MBあたり100円の超過料金が必要らしい。普通に5Gの転送というのは余裕が有るようだが、実際にはそれほどでもない。ウェブページへのアクセス以外にも、スパマーの攻撃やサーチエンジンのボットが何十メガもダウンロードして行くことがあるからだ。 

 ちなみに、このサーバの3月の転送量(Webalizer調べ)は7.1GBだった。こんなショボサイトでもこんな量になるんだから、日のカウントが1000を越えるような人気サイトだったら5GBでは絶対に賄えないだろう。同時に、ブログをホスティングしている会社のサーバと回線にかかる負荷の巨大さは想像を絶するものがある。クライアント側のマシンや回線が高速化されることによってこの負荷は増え続けるはずだ。

※昔、サイトを作るときに会社の回線が細すぎて公開に耐えられなかったので、レンタルにしてそれっきりなのだ。

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