ヒドイyo! ケア・テーカーと呼ばれている日本人管理職!!

 さもありなんと思う記事があったのでクリップ。だって、日本企業で出世するのは本社の幹部と「仲のいい」人間だから。社内事情は顧客との関係より重要なのだ。だって、顧客を失ったって、幹部のバックアプがあればなあなあで済ませられるんだから。小さなミスでも幹部に睨まれているような人間が犯したら、それをネタに冷や飯を食らわされるのが日本の企業だから。

 こんな奴らが海外に出ても、数年で日本に帰ってからのことしか頭にないのは予想に難くない。そして、こんな奴らが海外で、まともにマネジメントなんて出来るはずがない。そもそも日本にいる時だってまともなマネジメントなんてできないんだから。さらに、こんな奴らが経営者になってもできるのは、ミスの隠蔽だけだ。そう、オリンパスの歴代社長のようにだ。そういう人間を高く評価するんだから当然だ。

 オリンパスの問題が発覚したときに、「日本企業は社員教育を行うべき」とかいうどこかのエライさんがいて吹いた。だって、社員じゃなくて経営者に脂質のない人間を据えることに問題があるのに、経営に関与しない社員を教育してもアカンやろ。お前みたいな低能がトップまで上り詰められるような土壌にこそ問題があるんだからwww

そこまでヒドイの? ケア・テーカーと呼ばれている日本人支社長たち:日経ビジネスオンライン

古い友人の愚痴
 古い米国人の友人が半年ほど前、日本の大手メーカー米国本社に幹部として転職した。先日、彼と暫くぶりに邂逅し食事をした席、酒が廻ったあたりで話題は、彼の勤務先における日本人駐在員の評価に移った。そこで彼の口から日本人の社長を評して出た言葉が、ケア・テーカー(Care Taker)だ。ニュアンスとしては、「手が掛かる子供」や「我儘な介護老人」といった感じであろうか。ビジネスパーソンを表する言葉としては、相当にネガティブである。

 彼によると日本人駐在員の過半は大なり小なりケア・テーカー、現地法人のトップはケア・テーカーの王様(King of Care Taker)で有る由。「フミオ、とにかく彼らと働くのは効率が悪い。指示は曖昧。優先順位は付いていない。後先考えない頻繁な指示の変更に説明はない。社内だけに留まればまだ良いが、外で取引先や得意先からも同様の問題を指摘されるのは、競争が激しい中では死活問題だよ」

 余程言いたいことが溜まっていたのか、彼の毒舌は続く。

 「彼らは、日本にある本社の事情は良く知っている、だがそれ以外の事には驚くほど無知だ。役割に応じたスキルは不足しておる、学ぶ意思も無い。ディナーの話題はタイガーウッズか日本人メジャーリーガーに関することくらい。自国の歴史や文化を正確かつ興味深く説明できず、政治や国際問題について語れないビジネスエクゼクティブなんて、日本以外の先進国では考えられないぞ。この間の話題は原発問題だったが、我々の方がディテールを含め良く理解していたのは、最早ブラックジョークの域だ」。

 彼はいよいよ核心に迫って来た。

 「定期的にローテーションされて日本から来るケア・テーカーたちによる実害とストレスを喰いとめるため、我々は彼らを完全にお客さんとして処遇する仕組みを構築している。収益がなかなか改善しないことに関する本社へのエレガントな言い訳も含め、我々が全部やってやる。彼らは君臨しサインをして、日本人同士でつるんで遊び、ロングバケーションを楽しんで帰る。我々は、余計なチャレンジはしない。ちょっとだけストレスを我慢すれば、これほど楽で高給な仕事は無いからね。経営幹部の日本企業への定着率は、驚くほど高いと思うよ」

 「英語の問題だと思うか?」という私の問いに応える。

 「それも否定出来ないが大きな問題ではない。むしろ能力や知識、人間性の問題だよ。最大のものは、コミュニケーション能力かな。英語では無いよ。つたなくても、伝えるべき内容を伝えることが出来れば、ボスの話をちゃんと聞かない社員は居ない。日本人は同質性が高いので、曖昧なコミュニケーションに慣れていることには同情するが、日本以外の世界において、曖昧なコミュニケーションをとるマネジメントやリーダーは、組織にとって百害あって一利なしだ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です