Google の背中が見えない(Apple):Google、バックパック式ストリートビュー・カメラを貸出

google trekker Apple は地図の改良を約束しているが、Apple の地図が iOS で使っていた Google map に追いつけなくてもがいているうちに、Google ははるか先に行ってしまっている。その差は縮まるどころか開く一方に見える。

 それとは別に、Google map は自分の知らない所の景色を楽しむのもいいが、知っている所を見るのも楽しい。まして、そのデータを自分が背負ったカメラで撮ったものだったらなおさらだろう。

Google、バックパック式ストリートビュー・カメラをNPO、公共機関、観光団体などに貸出へ | TechCrunch Japan

Googleはストリートビューを拡大しようとTrekkerプログラムを発表した。Trekkerは約18kgのバックパック式ストリートビュー・カメラ・システムだ。頭上に伸びる球形のフレームに設置されたカメラが360°のパノラマ撮影を自動的に行う。すでにグランドキャニオンの徒歩の一人称視点のストリートビューを見た読者も多いことだろう。GoogleはTrekkerシステムを利用して新たなストリートビューを撮影する協力者を募集している。

応募できるのは政府、自治体、大学、研究機関、観光協会、NPOなどだ。ここ数ヶ月かけて応募者が審査される。選定されたメンバーは Googleのパイロット・プログラムへの参加が認められる。

私は今年のGoogle I/OカンファレンスでTrekkerを実際に背負いながらプログラム・マネージャーのSteve Silvermanに話を聞く機会があった。Silvermanは「GoogleはTrekkerで世界を記録するために外部の協力者を求めることになるだろう」と話していた。最初のパートナーはハワイのHawaii Visitors and Convention Bureauだということだが、ストリートビューの拡張に際してその土地をもっともよく知っている公共的な組織に助力を求めるのは理にかなっている。

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