あのみずほ総合研究所経済調査部エコノミストの徳田秀信が「ボーナス前年比0.8%増の予測」

 どこの消費者の「消費者の消費意欲も上が」ってるんだろう?

 「冬のボーナス時には大手の業績向上を受けて中小企業の業績も上がり、より景気回復の実感ができるようになると思います。このまま好調に進めば、冬のボーナスでは1~2%台アップ、さらにその先は給与のアップも考えられます(前出・徳田さん)」って、脳天気なことをいってはる。消費税増税が3%あったら1~2%アップした所でなくなっちゃうよ。もちろん、消費税上乗せを予想した消費者が耐久消費財を先買いする行動に走る可能性はあるが、需要の先食いだから、消費税増税施行後はそれを上回る節約に走るだろう。

 この記事が書かれたのがいつかは分からないが、6/13 に日経平均は 12000 円、為替は 94円/$ だ。4月から5月の株高と外貨の評価益によるバブル決算はあっという間に2013年度第一四半期の決算で割れる。しかも、実需に結びつくような対策は何一つない。

 もちろん、この先、国民が貯金をおろし家や車を買いまくり、百貨店で買い物をしまくれば流れは変わるかもしれないが、自分はそんな気にはこれっぽっちもなれない。まあ、日経新聞やNHKが連休に「乗り遅れるのは馬鹿」みたいな感じで個人投資家の口座開設が増えているような報道していたのに乗って大儲けした成金さんたちが消費を盛り上げてくれるから安心かもしれないが・・・

アベノミクスでボーナス前年比0.8%増の予測 冬はさらに上昇か (NEWS ポストセブン) – Yahoo!ニュース
6月8日(土)7時6分配信
 みずほ総合研究所の調査によれば、今夏のボーナス額は民間企業で1人あたり平均36万1303円と前年比0.8%増の予測! ボーナスアップは実に3年ぶり。その理由を同経済調査部エコノミストの徳田秀信さんが解説する。

「まずは、“アベノミクス”により公共投資が増えたことで、建設業の業績が回復しています。さらに、円安で自動車メーカーなど輸出企業の業績も向上。株高や政権交代による期待から、消費者の消費意欲も上がり、製造業や小売業の業績も上がっていると考えられます」

 実際に、経団連が先日発表した今夏ボーナスの第1回集計では、大手企業64社の平均額は、前年比7.37%増と、1959年の調査以来、バブル期の1990年に次ぐ伸び率を記録している。

 でもこれは、あくまで大手企業の話。一方で、家計へのアベノミクスの恩恵はまだまだ。なのに、アベノミクスの“副作用”とされる物価上昇は顕著で、つい先日も山崎製パンなどが、7月からの食パンの値上げを発表した。このままでは生活必需品の値上げばかりが先行して、家計の収入は一向に増えないなんてことに!?

「冬のボーナス時には大手の業績向上を受けて中小企業の業績も上がり、より景気回復の実感ができるようになると思います。このまま好調に進めば、冬のボーナスでは1~2%台アップ、さらにその先は給与のアップも考えられます」(前出・徳田さん)

 どうやらわが家の家計も、冬のボーナス以後は上向きそう。

※女性セブン2013年6月20日号

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