bootlegにも色々

050707_0738~001 自転車で駅まで往復するとバイクでは見れないものを見ることができる。道端の花やスナックの看板など様々だ。その中で一つ気になるものがあった。

 それは、アダルト専門と思しきDVDソフト専門ショップ。出入口付近の棚が自転車ならチラッと見ることができるのだ(道路に面した壁はガラス張りだが、目隠ししてあり中は全く見えない)。そこに、「ブートCD」というラベルの貼られた一角があった。

 「ブートCDってなんやろ?」。デジタル系ヲタならbootable CDを思い浮かべるだろう。KNOPPIXは代表だろうが、macOSもブータブルに出来るし、win用のCD起動のHDDメンテナンスツールも広義のブータブルCDだろう。「ジャンクPCショップとかならともかく、こんな田舎のエ口DVDショップにそんなモン置いてもなぁ・・・」と不思議でたまらなかった。

 googleで検索したら、「ブートレグCD」というものがあった。なるほど。bootlegかぁ・・・wikipediaにもブートレグという項目があって、詳細に記載されていた。wikipediaによるブートレグの説明

 bootlegというのは、俺の脳内辞書では、アメリカンフットボールのオフェンスプレイの名前でしか登録されていなかったので結びつかなかったのだ(アメフト界ではブーツレグと表記するようだが)。語源が禁酒法時代の密輸方法による事までは知っていたが、海賊版ソフトの代名詞として帰化しているとは知らなかった。

 おかげで、どうでもいい語彙が一つ増えた。

 写真は、DVD屋とは別の自転車だから撮れた写真。バイクでも見えなくはないが、面倒で停まれないからね。

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