INDY cart

 日本で、INDY cartINDYのレースがあったらしい。ウィングカーなので、F1とは全く違う進化を遂げている。10,000rpmトップギアで330km/hちかく出ていた。

 3,000cc自然吸気を10,300rpm(レギュレーション上限)ということは、F1の60%程度のパワーしか無いはずだ。にもかかわらずこの最高速ということは相当空気の抵抗が低いということだろう。もちろん、F1カーをこのコース用にセッティングすれば同等以上の最高速が出るとは思うが、この差は大きい。

 その差の原因はグランドエフェクト効果だろう。サイドポントゥーンとシャシー後半部にベンチュリー効果を生むように設けられた空間が巨大なダウンフォースを生むために、ドラッグの原因となるようなウィング類を小さくできる。だから、INDY のフロントウィングは不格好なまでに小さく、サイドポントゥーンがでかいのだろう。

 でも、方向性が違うとはいえ、トップフォーミュラのマシンを見るのは楽しい。

追記:shibizouさんの指摘で一部修正。コメントの意味が分からなくなるので、タイトルは直しません。

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