コードレス留守電

 かなり前に発注していたコードレス留守番電話(PioneerのTF-AD1530)が昨晩届いた。

 親機とeoのIP電話アダプターを違う部屋に移して、子機をリビングと二階に配置。これまでファックスがおいてあったところに子機を置いたので、一気にチェストの上が広くなった。

 多機能で設定項目も多いのでヲタには面白い端末だが、俺はナンバーディスプレーとかキャッチホンといった付加サービスを一切使っていないので猫に小判だ。留守電も一通りの機能がそろっているが、多分使わない。というより、留守番電話を使っていた頃もほとんど使っていなかった。まして、今、家族全員がケータイを持っているときに緊急電話として固定電話を使うことは考えなくてもいい。

 買ってみて分かったことをリスト(文章にするのもめんどくさい)

  1. 初期設定ケータイへの発信時に「0033」のプレフィックスが設定されているのはおせっかい。勝手なことスンナと言いたい。IP電話を使っている家庭では間違いなく電話できなくなる設定だ。プリセット自体は使っているユーザーにとっては便利な機能だが、初期設定すべきではない。初期設定は互換性を最優先すべきだ。
  2. 2.4G帯を使うというので、802.11Gへの影響が少し心配だったが、今のところ全く問題なし。
  3. 盗聴対策として、通信の暗号化はせずに周波数ホップで対抗するらしい。設定は一切不要。
  4. 透明感のあるボタンは光るものと思っていたが、光らなかった。光らせないのなら、不透明な素材のほうがクールに出来ただろうに。
  5. 時間帯によって呼び出し音量を設定し、時計によって自動的に変えるのは、集合住宅に住んでいる人にはいいだろう。
  6. 親機も子機にも液晶モニタがあり、時計が表示できるが、時間合わせは独立している。せっかく、無線でつながっているんだから、親機と合わせるべきだ。。
  7. 電話帳機能があり、ケータイと同じように仕えるのは便利。
  8. 電話帳は基本的に独立して端末に保管する。子機から、親機のダイヤルデーターを参照することは可能だが、コピーは出来ない。
  9. 端末に名前をつけられ、液晶表示できるので、端末の識別が楽。面白い名前をつけて楽しむこともできる。うちは、「ジンタンヒメ」「ジャスタウェイ」「パスタデカ」。
  10. 組み込まれているメロディ類は、5年前のケータイレベル。ケータイほどの強力なプロセッサもメモリもついてないだろうから仕方がないか。また、機器と人との距離が遠いケースが予想される固定電話端末では繊細な音より、通りのよさが優先されるというのも納得がいく。

 しかし、元々電話への依存度が少ない家庭なので、電話機が変わっても生活への影響はほとんどない。昨晩、一本だけ息子にかかってきただけ…こちらの方がiPod shuffleより高価だが、楽しくはならない。生活必需品だからか。コモディティ化するということはこういうことか。

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