大英図書館が300年ぶんの新聞データを公開、検索・購入可能

 画像ではなくデータになっているところが素晴らしい。こういうことにこそ税金をつぎ込んで欲しい。日本だと新聞会社が著作権を主張して邪魔したりするんだろうな・・・

大英図書館が300年ぶんの新聞データを公開、検索・購入可能 — Engadget Japanese.
大英図書館が新サービス、British Newspaper Archive を公開しました。読んで字のごとく、新聞データの巨大デジタルアーカイブです。どれくらい巨大かというと、ページ数で言えば4000万ページというボリューム。OCR されているため、検索もできます。1800年以降に発行された多くの新聞をデータ化したことで、ただ研究者がマイクロフィルムを探さずに古いニュースを読めるというだけでなく、出生欄や死亡欄から先祖を発見したり、広告などから当時の文化を知るといった使いかたも考えられるところ。もちろんこれほどのインフラが整えば、頻出語の変遷など、統計的な分析も期待されます。

データ化には brightsolid 社が協力しており、Zeutschel社の A0 スキャナ 5台を利用して、24bitカラー・400dpiのデジタルデータ化を実現したとのこと。検索は無料。閲覧には有料の会員登録が必要で、たとえば一年間見放題プランだと 79.95 ポンド(1万円弱)という価格設定になっています。大英図書館は今後も現在の新聞のデジタル化を続けていく予定。新聞文化の国、面目躍如です。

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