無線LAN

 無線ハブのAterm WL54TEは独自のIPアドレスを持っていて、ネット上の他のどの端末からでもコントロールが可能だ。設定はwebブラウザなのでOSに依存しない。中途半端なユーティリティなど不要だ。

 そして、面白いのは、物理的に離れたとこにある機器の無線状況が分かること。下のノートPCと二階の窓際に置いた子機とは拾う電波が異なることが良くわかる。

 SSIDから考えると、前とは別のところらしいが、相変わらず無防備だ。SSIDも丸見え、暗号化もされていない。無線LAN機器を売るメーカーはデフォルトで暗号化設定をしておくべきだろう。Aterm WL54TEの場合は、SSID隠蔽はオフだったが、WEP128bitで暗号化されていた。この設定は妥当なものだろう。この機種の持つ機能としては低レベルなWEP128bitという暗号化も、SSIDを隠さないのも初期設定を楽にするためだろう。また、他社の機器との接続の際にも十分普及したものを使うのは正解だろう。

 重要なのは、デフォルトで使っても暗号化されているということだ。暗号化キーの入力ミスで繋がらないと言ってくるユーザーの相手をするのが辛い気持ちは分かるが、初期ではWEP128を使ってほしいと思う。

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