母集団を書けインフォプラント

着メロ利用率は8割超、インフォプラント調査 – nikkeibp.jp – ニュース

着メロの利用者は全体で83.5%にのぼり、男性(78.3%)より女性(86.2%)で高い。年代別では、全世代で7割を超えており、最も多く利用しているのは40代の女性(89.2%)、次が50代の女性(89.1%)だった。

着信音の入手先(3つまで選択)は、「着信メロディ専門の有料サイトから」が62.8%で最も多く、女性(66.1%)の方が男性(56.1%)より利用率が高い。また、若者ほど有料サイトを利用する傾向があるという。

調査は、iモードの「とくするメニュー」、EZwebの「おトク・知っトク」、Vodafone live!の「とくトク情報局」の各サイトで10月25日から11月1日までの一週間行った。有効回答数は2万3093人(男性33.6%、女性 66.4%)。(三好 豊=Infostand)

 相変わらず、いい加減な調査(といえるのか?)を披露してくれる。母集団はなに?ケータイwebサイトに応募してくるユーザーは一般ケータイユーザーをこれっポッチも代表していないだろ。そこに応募してくるだけで十分にコアなヘビーユーザーだろう。

 それに、着メロの利用者といううちの多くは端末に初期登録されたものから設定しているだけじゃないのか?

 また、着メロ利用率最高の50代女性の人数は何人だ?50代でケータイウェブサイトにアクセスしているのは相当コアに近い層だろう。しかも、その中のたまたま数人が着メロ使っていただけじゃないのか?

 「ケータイウェブユーザーのうち」という本質的な前提条件を隠して、「ケータイユーザーの8割」と書いて消費の旺盛感(こんな言葉あるのかどうか知らないが)を盛り上げようと必死なインフォプラントと日経だ。

 ケータイメーカーもそろそろこんないい加減な調査に頼らずに、地に足の着いた開発をしたほうがいいと思う。まあ、実際には頼ってないかもしれないが、そうなら何で「Excelのワークシートを読めるケータイ」なんて発売したのか問い詰めたい。どれくらいの販売台数で収益が出たのかどうか、発売以降一切話題に上らないので分からないが、少なくとも「大ヒットして次々類似機種が発売」されてないことは間違いないだろう。

 あんなものが使い物にならないことは自分で使ってみれば分かるはずだ。

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