この間、「ケータイにHDDを載せてくるつもりか」と書いたら、サムスンが既に手をつけていた。
【ITU TELECOM ASIA 2004】
盛況なサムスンブース、HDD搭載携帯など新端末が勢揃い。■ 1.5GBHDD搭載の「SPH-V5400」
「SPH-V5400」は、韓国国内で今後発売される見込みのCDMA2000 1x EV-DO端末。今回は試作機となり、ぶ厚くなっているボタン側のボディに1.5GBのHDDが搭載されている。
フラッシュ機能付きのメガピクセルカメラを搭載、メインディスプレイはQVGAサイズの約26万色TFT液晶、サブディスプレイは128×128ドットとなる。2つのスピーカーやテレビへの出力ポートを装備する。
また、MP3プレーヤー機能や、FMトランスミッター機能も搭載。韓国ではインターネット上からMP3形式の音楽をダウンロードするのが流行しているとのことで、「SPH-V5400」は1.5GBのHDDで音楽プレーヤーとして利用できるほか、FMトランスミッター機能で、ラジオ端末から大音量で音楽を再生することも可能だという。
本体がある程度厚くなっても仕方がないだろう。そう思える容量だ。HDDを搭載するだけでなく、それを十分な時間ドライブするだけの電池スペースも必要なのだから。
USBかfirewireでパソコンに繋いでiTMSと同期できたらいいが無理だろうな。それと、ストレージとしてもマウントして欲しい。PCに繋いでる間に充電もできるしね。
FMトランスミッター内蔵というのもいいとこを突いている。音楽ダウンロードとパケット定額を組み合わせればかなりいけてる配信サービスになる。FMトランスミッターがついていれば、ショボイ内蔵スピーカーや部屋ではうっとうしいヘッドフォンをつながなくても良くなるのだから。小さな問題としては、1.5Gという大容量に詰め込んだ音楽データの検索の方法だ。iTune＋iPodのようなスマートな操作ができるのか。大変難しい問題だろう。
しかし、細かいことなんてどうでもいい。日本のメーカーもこれくらい尖った端末を出して欲しい。