ダメダメ日記

 日記っぽいことを書こうとすると愚痴ばかりになるなあ・・・・

 指輪は見つからず、賞金をかけて息子に探させたがダメだった。記憶もよみがえらない。実に情けない。誰かの形見というわけでも、プレゼントというわけでもないし、なくてもまったく困らない。だから、諦めがつきさえすれば、別のを買えばいい。今回のことでへんこんでいるのは、そのもの自体ではなく、なくし方なのだ。海で落としたとか割れたとかいうのであればこんなにはへこまない。自分の不注意で失くしたのが情けないのだ。しかも、まったく記憶がない。記憶があれば、その時点で見つかってるが、置いたシチュエーションや時間・大まかな場所といった、大まかな記憶すらない。メガネや時計でも同じようなことが起こるが、「風呂に入る前にはずしたから・・・」とか「どこそこに行ったときはしていたから」といった記憶は残っていて、見つけてきた。今回は、それがない。まったくない。きれいさっぱりない。ひょっとして、月曜日にしていたかどうかさえあやふやだ。それが情けない・・・・

 バイクのパーツを受け取って取り付けた。注文していたパーツのうち一つが違うものだったが、この際に交換してもいいかと思い受け取った。本当はついになったパイプのもう一方も交換しておきたかったが、そうするとまた10日近くかかるので、そのままにした。

 とりあえず、久しぶりにタンクを取り付けて様子を見る。タンクを空にしていたので、エンジンはかからない。そこで、息子と一緒に近くのガソリンスタンドに行って補給する。しかし、エンジンはかからない・・・久しぶりにエンジンをかけるので調子が悪いとかいった雰囲気ではない。全然手ごたえがない。まったく燃料が行っていない感じだ。仕方なく、息子に手伝わせて押して帰った。ひょっとして、2本のパイプを間違えて逆につけてしまったのかもしれない・・・・

 ただ、上のトラブルは面倒だが、時間をかければできなくはない。もっと恐ろしい事態を発見したのだった。それは、Fブレーキが全然効かなくなっていたこと。前から、空気でも入ったかのような変な動きをしていてごまかして乗っていたのだが、今日握ったら、全然作動している感じがしなかった・・・パイプに穴でも空いているのか・・・・さらに、もっと恐ろしい、というかいやな事実。穴をふさいだはずのパテの横から燃料がにじみ出ていたこと・・・・何のために苦労したのかさっぱり分からない・・・

 どうして、こう、現実というのはいやなことばかりなんだろう・・・というか、いやな現実に限って良く覚えているんだろうね。いや、「現実=不幸なできことの積み重ね」なのかもしれない。もっと大きな不幸の前に立ちすくんでいる人に比べたら小さなものだが、小さいからこそ、雄雄しく立ち向かうというマゾヒスティックなヒロイックな満足感も得られないから余計にしんどいのかもしれない。

 こういった、閉塞感というのは、今の日本の社会に蔓延していて、それらを処理しきれなくなった人が様々な葛藤を見せている。食うのに困るようになったら、贅沢な欲求不満なんて言ってられなくなるし・・・話がそれた。

 俺が日記を書くといいことないや。

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