レンタカー・fit

 空港からレンタカー業者のワゴン車でレンタカー業者の事務所へ行く。手続は終わっていると思っていたが、申込書を書かされ、保険料4千数百円を支払わされる。一抹の疑問を感じながらも、ここで時間を食っても仕方がないのでそのまま申し込む。しかも、ここで「修理が必要な場合は、修理に要した日数×2万円を支払っていただきます」と一方的に申し渡される。しかも、これは保険では補償されないらしい。おかしくないか?何のための保険?それに、一日2万って、そこのレンタカーは3日で1万5千円程度で貸し出している車だぞ・・・

 貸し出されたのは、ホンダのfit。内部が広いので、5人でもきつくはないが、大人男が5人では後部座席は厳しいだろう。車は新しく、エンジンの調子もいい。カーナビ付というのは当日まで知らなかったが、今回の旅行はカーナビの威力を存分に発揮する旅になった。

 市内を走っていても「わ」ナンバーが多い。そして、それらの多くがfitだった。個人所有のfitに出会うのが珍しいくらいだ。俺の家の近くではfitといえば赤を思い出すが、沖縄では赤のfitにはほとんど出会わなかった。レンタカーはシルバーか俺が借りた色だった。

 この車は1,300ccとは思えないほどよく走る。無断変速ATがとてもインテリジェントなコントロールをしているようだ。高速で100km/hのときでも2,000rpm程度なのにはビックリした。そして、それでもトルクが不足しない。踏み込めば速度はそのままでエンジン回転が上がり加速していく。このレンジの広い変速機で燃費を稼ぎ、きめ細やかなコントロールで不足気味のトルクを上手く使い切ってキビキビ走らせるのだろう。

 ただ、普段、軽くスポーツ気味のMTを使っていると、スロットル開度とエンジン回転がダイレクトにならないことが気になる。それも、普通のATとも違う気持ちの悪さがある。パーシャルで抜けたいときや信号のだいぶ手前でニュートラルのようにエンジン回転とスピードを同期させて落としていきたいようなときにエンジンブレーキがかかるのが嫌だ。これについては、400km以上走った後でも馴染めなかった。

 3泊4日、500km程度走って、給油したのが約45l。エアコンをほぼ入れっぱなしで、5人で乗っていたのでこんなものか。

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