トレーニングログ 2016/06/14 LSD

 RUNNING style ベストセレクションで、走り込みの時期であることを知った。6月7月は距離を稼ぐ。ピッチは二の次にして、フォームと距離に集中して取り組むことにした。

 今日の目標は20km。土曜日から走れなかったうっぷんを晴らす意味で時間を気にせず走ってきた。ウォームアップとクールダウンを入れると2時間半くらい。思ったほど足に疲れが来ずにほぼイーブンペースで走れた。ランの区間は20kmで2時間7分だから、ゆっくり走った気持ちにしてはいいペースだった。SUUNTO の距離が正確だったらという前提ではあるが・・・

 今日、少し掴んだ感覚があった。股関節の曲げ伸ばしの感覚だ。股関節を伸ばすことで大腿骨を後ろに送るというか立ち上がるようにしてバネのように使う感じ。これまで膝の関節と大腿四頭筋で着地の衝撃を吸収していたが、股関節で受け止めるような感じがした。これまでは膝の曲げ伸ばしで体重を受け止め体を前に進めていたが、股関節も合わせて使うことで大腿四頭筋が楽になった。いつもなら10kmを過ぎたあたりから膝の上あたりの筋肉に疲れがあったが、今日は20km走ってもそこには疲れはなかった。その代わり、股関節近辺に疲れが出たが、これまで使えていなかった筋肉だからだろう。

 股関節周りの筋肉は太くて強いので、鍛えれば長時間の運動にも耐えられる。今日のスピードのままでも最後まで続けば4時間半でフルマラソンを走りきれる。もちろん、疲れは後半に加速度的に来るので、股関節回りの筋肉をもっと鍛える必要があるだろうが。

 こうして考えると、ホントに自転車と似ている。自転車はもっと下肢への負担が少なく体幹筋の割合が多い。良いペダリングとは足首や大腿四頭筋に頼らないペダリングとされている。同じことはランニングでも言われている。もっとも、足先やふくらはぎへの負担は自転車とは比較にならないくらい大きいが。

20160614

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