プロがやる調査とは到底思えないような「調査」だが、「スマホといえば思い浮かぶブランド」や「次回機種変更するなら選びたいブランド」といった質問に対する結果はそのとおりなんだろうとしか言いようがない。アプリのダウンロード数についても客観的な数字を尋ねる質問なので大きくは外していないのだろう。取って付けたような「なるべくお金をかけずに使いたいものだ。」という結びはさっぱりわからないがwww
引っかかったのは、「完璧に使いこなしている人が１割」という分析だ。
「完璧に使いこなしている」ことの定義が明示されいていないので、その１割が本当に「完璧に使いこなしている人」なのか、残りの９割の中に「使いこなしている人」が紛れていないかが全くわからない。そもそも、「完璧に使いこなしている」という状態がどういう状態なのか分からない。
この調査で、完璧に使いこなしているとした90人は、どんな使い方をしているんだろう？どんな端末でどんなアプリやサービスを使っているんだろう？そこに踏み込んだ調査をして欲しいものだ。
スマホを完璧に使いこなしている人は1割しかいない / 人気3強はiPhone、Xperia、Galaxyという調査結果 – ロケットニュース24（β）
スマホ、スマホ、スマホスマホスマホッ！ ふと電車の中を見回すと、あの人もスマホ、この人もスマホ、そう、スマホユーザーが増えている。ボタンのあるケータイ（ガラケー）も魅力的だが、確実にスマホは世の中に浸透中だ。だがしかし。ななな、なんと！ そんなスマホを完璧に使いこなしている人は、わずか1割しかいないという調査結果が出たのである。「スマホなんて難しそうで手が出せない～」なんて二の足を踏んでいるガラケーユーザーは安心しても良いだろう。
調査を行なったのはMMD研究所。有効回答はスマホユーザー900人だ。まず調査したのは「スマホといえば思い浮かぶブランド」や「次回機種変更するなら選びたいブランド」という質問で、結果はいずれも「iPhone」「Xperia」「Galaxy」がトップ3という結果に。
ちなみにこのスマホ三強のひとつ、iPhoneを取り扱っているのはソフトバンクとau。Xperiaはドコモとau。Galaxyもドコモとau。3ブランドすべてをカバーしているのはauのみとなっている。（記事添付比較表参照）
また、調査対象の約6割がスマホ購入時に「料金が高くなること」を不安に感じており、現在の料金プランに対しても約半数が「料金が高いこと」に不満を持っているという結果にもなった。たしかにスマホを購入したり、別キャリアに移るときなどは料金プランを比較しまくる。どのキャリアも微妙な差だが、長いこと使うスマホなだけに、その微妙な金額差が重要だ。
お金と言えば、「アプリの平均ダウンロード数は35個、有料アプリになると8個にまで下がる」という調査結果も出ている。たしかに有料アプリは買う時に躊躇（ちゅうちょ）する。なんせ毎日使うスマホである。なるべくお金をかけずに使いたいものだ。