アラームがないのは不便すぎるので有料版を何本かインストールしてみた。ダウンロード後の認証のところでけられるものが続出してインストールが完了したのは3本だった。そのうち2本は一本のソフトの別バージョンだから事実上は2本と言ってもいい。
■NiceAlarmvery-soft.com:NiceAlarm
基本的なアラーム機能に加えて、スヌーズや複数回アラーム、アラーム時間設定など目覚まし的な機能も持っている。特定の文字列を入力しないと止まらないようにする設定などもあって、アイコンのデザインも面白い。
しかし、問題を発見して削除。問題とは、これを起動したらマルチメディアキーが効かなくなってしまい、再起動しない限り使えるようにならないこと。マルチメディアキーはシンプルなローンチャのようなもので、4本のソフトを登録することができる。ここに登録しておけば、[マルチメディアキー>スティック操作]という2アクションでソフトを起動できる。さらに、マルチメディアキー長押しで特定のソフト(デフォルトでは音楽プレーヤー)を起動することができる。palm機でいうところのハードウェアボタンのような感じだ。これが使えないと不便だ。
■HandyAlarmepocware Handy Alarm software for Nokia N71, Nokia N73, Nokia N80
コジコジさんに教えてもらったHandyClockのアラームモジュールだけ切り出したようなソフト。こちらはマルチメディアキーが使えなくなるようなことはなかった。
若干機能的に劣るのは、目覚まし。スヌーズやアラーム時間、再アラーム間隔の指定ができない。再アラームについては、一定時間鳴って止まってもstopを押さなければ、5分後に再アラームになるようだ。
カードに保存したm4a音源をアラーム音にすることができるが、アラームごとに設定することはできない。
時間が許す限り使ってみて、その間他のアラームソフトも試した上で、これを上回るものがなければ購入する予定。
□A5502Kと比較して不満な点:
これについては、共通しており、ソフト単体の仕様とは思えない。OSのAPIの問題かもしれないのでここでまとめたい。
- バイブモードがない。A5502Kを使っているときにはいつでもマナーモードにしていた。マナーモードのときにアラームが鳴ると自動的にバイブになった。以前の端末もずっとそうだったと記憶している。
目覚ましとして使う場合、ベッドの上に置いていると枕に隠れて音が小さくなることがあるが、バイブだと大丈夫だから。 - マナーモードでも音がなる。仕事中や外出中になるようなアラームは使えない。
- 電源を切っていたら、アラームの時間になっても電源が入らない。電源のオン・オフといったハード制御のためのAPIを公開していないのかもしれない。しかし、そうだとしたら、それを作ることができるのはNOKIAしかないのだから純正のアラームソフトにはもうちょっと頑張って欲しいものだ。
こうやってみてくると、海外のスマートフォンユーザはケータイを目覚ましに使ったりはしないのかもしれない。
後、記念日や単発のものはカレンダーに登録して、それにアラームを付けることに気づいた。家族の誕生日や毎週やらなければならない忘れがちなアクションもこれで対応が可能だ。特定のイベントだけでなく、定期的な用事やToDoも入力できるのは良い。