神戸新聞NEXT|経済|兵庫県内の8月倒産、10年間で最少

 この記事はなんら判断を示していないのでいいが、「倒産件数が少ない」ことは「景気が良くなった」のか「倒産するような会社が全て倒産してしまって残っていないか」は分からない。後者が現実に近いのではないだろうか。

神戸新聞NEXT|経済|兵庫県内の8月倒産、10年間で最少
東京商工リサーチ神戸支店(神戸市中央区)がまとめた8月の兵庫県内の倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年同月比31・1%減の42件で、8月単月としては過去10年間で最少だった。1~8月の累計は352件で前年同期より73件減り、こちらも同様に最少。負債総額は2・3%増の42億3400万円。

 販売不振など不況型倒産が8割以上を占め、産業別では建設業が12件で最多。地区別は神戸と阪神が各14件で最多だった。中小企業金融円滑化法を利用した後の倒産は1件。同支店は「金融円滑化法終了後も中小企業への支援策が取られており、倒産の急増はない」とみている。

 一方、帝国データバンク神戸支店の調べ(負債額1千万円以上、法的整理のみ)では39件、21億9700万円だった。

 東京商工リサーチによると、近畿2府4県の倒産企業の負債総額は10億円以上の大口倒産が7件あり、前年同月比約2・3倍の541億円で今年最大。件数は17・4%減の199件と13カ月連続で前年水準を下回った。
(塩津あかね)

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