マジで? AcerのChromebookは合衆国販売台数の5〜10%を占める

 しかし、ざっくりした数字だな。5%と10%じゃ倍だよ。全然評価違ってくるよ。

 とは言うものの、chrome のような新規の OS を搭載したPCのシェアがであることを考えると 5% でもスゴイ。デブなヒルズ族社長が Linux で 30% のシェアと寝言を言っていたが、結局 5% に到達することすらなく現在に至っている。というか、5% といえば Mac OS のシェアと大差ないくらいじゃないのか。そんなことあるかなぁ。去年の調査で Apple は Acer より PC の売上は多かったはずだ。もちろん、Acer の主力は Windows パソコンでその売上の大半は Windows PC だろう。だとしたら、全体でも Apple より少ない売上のその一部が Apple より多ことになってしまう。それとも、Acer の売上が 2012 年に Apple を大きく引き離してしまった。そして、その原動力が chrome 機だったということか。理論的にはあり得る話だが、chrome 機が Macbook より存在感を増しているなんて初耳だ。とにかく、PC の販売シェアの報告が出るのを楽しみに待ちたい。

 ただ、以前のネットブックと似たコンセプトはありかもしれない。ブロードバンドが普及し web アプリの機能・性能が上がってきた今なら、ブラウザとブロードバンド、クラウドで一般人のネットワーク端末としては十分かもしれない。

AcerのChromebookは合衆国販売台数の5〜10%を占める–Wong社長は“成功”と評価

Acerの、ChromeOSを載せたChromebooksは、同社社長Jim Wongが今日(米国時間1/28)Bloombergに語っているところによると、11月の発売以来合衆国の同社製品売上の5〜10%を占めている。この、Linux上でChromeブラウザが“ユーザOS”として動くデバイスの総売上台数をGoogleは明かさないし、Chromebookの代表的なメーカーであるSamsungからも情報はない。AcerのChromebookは現在一機種のみで、それは11月発売のC7モデル、インターネット接続はWiFiのみでお値段は199ドルという製品だ。

C7の販売チャネルは、今のところGoogle PlayとBest BuyとTigerDirectのみ。WongはBloombergに、この5〜10%が今後も長期的に続く、という予想を語っている。また、今後Chrome OS機は合衆国以外の先進国市場にも提供していきたい、という。

GoogleはChromebookとChromebox(MacMini的なChomeOSデスクトップ機)を主に、学校や企業向けと位置づけている。これらのユーザ層ではOSは伝統的にWindowsだが、ChromeOSに比べるとWindowsはずいぶんと高価である。またその後の費用(管理の手間など)もChromeOS機はWindowsマシンに比べて相当低いとGoogleは主張している。Chromebookは学校の先生たちにタブレットに代わるものとして人気がある。WongはBloombergに、ChromeOSの初期の採用者たちは“教育機関におけるプロ意識の高いインターネットのヘビーユーザであるような人たち、そして今では企業もこのオペレーティングシステムに関心を示しつつある”、と語っている。

WongはChromeOSの将来について楽観的だが(Bloombergの記者は単に”Chrome”と呼んでいる)、Windows 8に対してはかなり冷淡だ。“Windows 8はまだ成功していない”、とBloombergに対して述べている。ChromeOSとWindows 8との比較談義では、立ち上げ時のWindows 8のようなマーケティング努力も宣伝もないChromeOSが成功していることには、気を良くしている、と語っている。

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