HDD

RD-X4の特製という意味ではなく、HDDレコーダーの特性だが、スキップや早送りが快適。指定の時間に飛んだり、タイトル頭だしなどの快適さはテープでは絶対に無理だ。

また、録画しているときにも録り溜めたタイトルを観ることができるのも快適だ。一人暮らしではあまり関係ないかもしれないが、共用している場合は、別の誰かが録画している番組を観たいとは限らない。

DVD

 たまたま家にあった、ガンダムのDVDを再生したら、所々で音が切れる現象が発生した。「初期不良?」と焦ったが、先人のサイトを見ていたら、同じ症状が書かれていた。そして、回避方法も。試してみたらビンゴ!感謝!!

 レート=画質と考えてもいい。標準画質(4.6Mbps)でDVDに2時間入る。この画質は、ほぼアナログ電波テレビで観ている画質そのままと考えてもいい。アナログビデオの標準速度より少しいいかなと言う程度だ。

 これを、半分にすると番組にもよるが、かなりブロックノイズが目立ち始める。ノイズが目立つ画面とそうでない画面があって、気にならないものならLPでも十分だ。

 RD-X4では、容量優先で圧縮率を計算してくれるモードがあるので、重要度の低いデータはレート変換で2本の映画を一本に入れて、許される限り高画質で記録することも可能だ。2時間枠の映画でもCMや次回予告を消してしまえば100分程度に収まるので、SPで記録しておいて、DVD-Rに焼くときに変換することで、無駄なくDVD-Rを使うことが可能だ。

追っかけ

 予約している番組を頭から観たいことはたまにある。そんなとき、テープだと、リアルタイムで途中から観て、後で番組の前半部を観るしかなかった。もちろん、こんな見方ができるのはバラエティ番組だけだ。ストーリーのある物ではこんなことはできないので、リアルタイムで観ることは諦めて、録画終了後にビデオで観るしかなかった。

 RD-X4なら(他の大半のHDDレコーダーでも)、番組の最初からビデオで観ることができる。そして、CMやどうでもいいひっぱりをガンガン飛ばしていくと、1時間番組(厳密には55分番組)を30分経過後から観はじめても、追いついてしまうことがある。そうなると、とても得をした気分になれる。

テレビ

 チューナーにはGRT(ゴーストリデュースチューナー)が付いている。

 家は住宅地で高層ビルの反射波によるゴーストは発生しないが、UHF波が山に反射するのか、チャンネルによって少しにじむことがある。そんなチャンネルにはGRTを使うと少しクリアになった気がする。

 jpeg画像をmacOSXのプレビューで表示したときに、にじんだように表示された後できれいに再表示されるが、それと同じような感じがする。GRTを入れたチャンネルに換えたときに、ひと呼吸後に画面がすっきりする気がする。それと同時に、アンシャープンマスクをかけたようなソフトな感じにもなる。

 ただ、これは、画面の情報を読み込んで動的に画像を処理しているために、同じ番組でも、画面が切り替わって大きく色調が変わるときにも一瞬遅れることが分かる。一番良く分かるのがCMだ。これが気になるのならGRTは入れない方がいいかもしれない。

 うちの家では、ほとんどのチャンネルでGRTを使っている。

画質

 テレビのチューナーとの色調が大きく違う。クリアな反面、リアルな色だ。特に、人間の肌のリアルさは厳しいほどだ。妙に生々しい肌の色はちょっと気味が悪いほどだ。

 テレビの色調でフォローは可能だろうが、そうしてしまうと、テレビ単体で観たいときに厳しいものになりそうで怖い。追記:ビデオ単体で色調の操作が可能ということを発見した。これで、どちらのチューナーを使っても違和感の無い際限が可能だった。

 気のせいか、デジカメのjpegっぽい絵のような気がする。コントラストが強くエッジも強調されているのではないだろうか。これが、mpegの限界なのだろうか。普通の風景やロケの画面名なら全く気にならないが、ドレミのテレビなんかのコントラストの強いスタジオ録画の映像はすこし不自然な感じだ。そうそう、水戸黄門とか冬のソナタもね(^^;

 ノイズの乗り方が独特で微妙なグラデーションが表現できずに、ブロックノイズが見えることがある。これは、電波状態の悪いチャンネルで顕著だ。



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Last-modified: 2006-08-19 (土) 10:56:14