Re:turn offを送り返して、ショップに買い換えの意向を打診したところ、構わないという返事があり、最終的に決まったのがこの機種。差額を追加することで交換できたので助かった。
FUJIという名前だが、自分のような年齢(40歳以上)の人間がイメージする「富士自転車」とは違う。ブランドだけを買い取ったアメリカ資本のブランドでしかない。製造は中国や台湾だ。Newest3.0は中国製だった。
2007/12/11 歩道走行中(自転車通行可)に車道から安全確認せずに進入してきた車にはねられて引退。ありがとう。さようなら。
仕様 †
アイテム | 構成 | 備考 |
フレーム | FUJI ALTAIL1(アルミニューム*1) | |
フォーク | FUJI(アルミニューム) | |
Rメカ | シマノSORA | |
Fメカ | シマノSORA | |
シフター・ブレーキレバー | シマノSORA STI | ブレーキレバー一体型。補助ブレーキ付き |
スプロケット | 8段12〜24 | |
チェーン | シマノ HG-50 | |
クランク | FUJI ALLOY(52 X 42 X 30) | |
ハンドル | FUJI(アルミニューム) | |
ステム | FUJI ADJUST | |
ブレーキ | PROMAX DUAL PIVOT | |
ハブ | FORMULA ROAD 32H | |
リム | ALEX R-500 | |
タイヤ | KENDA 700 X 25C | |
ペダル | WELLGO ROAD | |
サドル | FUJI ROAD SPORT ANATOMICAL | |
重量 | 11.7kg | |
感想 †
First Impression †
- アルミフレームは全体に太くずんぐりした印象。
- 変速機やレバーにはSORAを使っているが、ハブやクランク、ブレーキメカ、クイックリリースはコスト優先なものが使われている。
- ショップが付けてくれたらしい反射板がまぶしい(^^;
- トゥークリップ・ストラップがついているが、プラスチック製で輸送時に押しつぶされていて癖がついていて足入れ性が悪い。使っているうちに馴染んでくるかもしれないが、取り替えたい。後、取り付け位置が自分の好きな足置き位置と微妙にずれているので気持ち悪い。
- クリップ・ストラップ自体はあるほうが絶対に楽。
- ペダルの外周は金属だが、ベアリングが収まっているところは硬質プラスチック。クリップとあわせて交換したい。
- ステムが調整できるようになっていて、このままでハンドル位置を上下できる。ドロップハンドルに慣れていない人間には助かる。ポジションが固まってきたら下げられるし。
- 補助ブレーキレバーも助かるが、シフトレバーはブレーキレバーに内蔵なので持ち替える必要があり、Re:turn offのようにハンドル上部だけ持って完走することはできない。
- 変速機の精密度はTIAGLAには及ばない。ゴリゴリという音がしたりミスったりすることがあった。パーツのアタリが出ていないのかもしれない。
- 車重のせいか、タイヤのせいかは分からないが、息子のGIANTのように踏んだパワーが全て推進力に換わるような感じがしない。
Road Impression †
色々と微妙な感じだ。「レーサー」というイメージより「サイクリング車」のほうが近い。フレームにはキャリアやフェンダー装着用のねじ穴が切ってある。
息子のGIANTに乗ると細い線に沿って走っているような感じがするが、この自転車にはそんな感じはない。パパチャリのタイヤを履き替えた感じがする。重量差は1kgくらいしかないはずだが、ここまで鈍重になるとは・・・奥深いなぁ・・・
追記:
タイヤを息子のGIANTについてた古いタイヤに換えてみた。ついでに、GIANTのリアホイールも移植(前輪は破損していて使えない。前輪が壊れたことがきっかけで息子のGIANTを使うことになったのだ。なお、息子には代わりにTREKのクロスバイク7100を買ってやった)。
体感上の差は余りないが、通勤時の平均速度がわずかに上がった。コンポのグレードは走りそのものに対する貢献はほとんどないが、ホイールのグレードアップは常に影響があるから効果も大きいのだろう。ということは、OCR3とOCR2との差額分の完組みホイールとタイヤを買ったほうが、OCR2を買うより効果的なのかもしれない。
トラブル †
- Fディレーラー
Fディレーラーが渋い。小>大へのシフトアップが一回の操作でできなかったり、インナーからセンターにシフトアップするつもりがアウターまで行ってしまったりする。(2006年7月)
ついにインナーとセンターしか使えなくなった。(2006年8月)
ADCycleに持ち込み修理。ワイヤーのアウターがほぐれたようになってしまって、ワイヤーが引っ張れないようになっていた。アウターを交換してもらい、セッティングをしてもらったら、購入当初より調子よくなったようだ。これ以上は、SORAでは無理かもしれない。
ついでに、ハンドル周りの増し締めもしてもらって、快調になった。感謝!
- サドル
ズボンの尻の部分が何かに引っ掛けたような傷み方をしていたので、気になってサドルを見てみた。小さな穴が開いていて、指で押さえたら奥からネジくぎの頭が顔をのぞかせた。製造時に指定より長いネジを使ったか、本来のトルクより強いトルクをかけたか、台座の厚さが設計より細かったかしたのだろう。
ちょっと傷がついて痛かったが、病院に行くほどではなかったので、乗っていないルック車についていたサドルをつけて凌いだ。そして、休日に買ったショップに持ち込み新品のサドルと交換してもらった。ついでに、リアのリムの振れも取ってもらってよみがえった。
メンテナンス履歴 †
基本方針としては、消耗品の交換だけ行いグレードの変更は行わない。
2007/7/21 スプロケット・チェーン交換 †
これまで付いていたのが12-24だったが、12を使う機会などほとんどないので、13-26にした。これで、小笠峠も少しは楽に・・・なったらいいなあ。
これまでのチェーンの音が劇的に低くなった。走行に影響があるほどではないが、気分が全然違う。本来3,000km程度で交換することが望ましいらしいので、次回以降は半年をめどに交換しよう。スプロケットは2回に1回で十分だろう。
- スプロケット
シマノSORA 13-14-15-17-19-21-23-26
- チェーン
KMC
元々KMCのものが付いていたがそれとは色や質感が違う。
KMCにしたのはミッシングリンクが付いているから。SIMANOのチェーンにミッシングリンクを組み合わせることも可能だろうが、トラブルの種は極力減らしたいのでKMC同士で組み合わせた。
2007/7/5 ブレーキアーチ交換 †
Tiagraのアーチをオークションで購入し交換。中古のものでDuraaceのシューがおまけでついていた。
リーチが元のものより少し短くてタイヤと干渉するので少しシューを削らなければならなかった。微妙・・・
2007/7/01 BBのチェック †
走行中にペダルに妙な振動が伝わってくる。次第にひどくなってきたので、ひょっとしたらBBが寿命かと思い、チェックした。
チェックといっても、クランクを外して手で回してみるだけ。やってみたら、全然問題なく、シャフトの遊びもなかった。原因はチェーンとスプロケット。特にチェーンが怪しいのでこちらからやってみることに決定した。
2007/6 ハブのグリスアップ †
前にも一回やったが、当時は工具を持っていなかったので前しかできなかった。しかも、今考えると中途半端な状態で終わっていたようだった。
今回は、スプロケットも外せたので後輪のハブもグリスアップできた。グリースは問題なく詰まっていたので、5000km程度でやれば大丈夫らしい。しかし、以前やったときの締め付けトルクが合っていなかったのか、前輪の玉押しに傷が入っていた。しかも、かなり大きく・・・前輪を持ち上げて回してみても違和感がないのが不思議なくらいだ。典型的な、「齧り」だ。「つのをためてうしをころす」の典型でもある・・・_| ̄|○
走行中に分かるほどになったら、完組ホイールと交換するしかないな。
2007/5 補助ブレーキレバーの取り外し †
ブレーキの効きが悪いのはSTIレバーとアーチの間に補助ブレーキレバーがあってフリクションロスを招いているせいだと思って、取り外した。バーテープを巻きかえるのは面倒なのでワイヤー、アウターの交換も併せて行った。・・・どうやらアーチ自体の品質に問題があるらしい。
- ブレーキアウター交換(補助ブレーキレバー交換に付随)
補助レバーを取り外すためにブレーキアウターも交換しなければならなかった。ついでに白にした。
- シフトケーブルアウター交換
問題はなかったが、前部を白で統一するために白に交換。
- シフト、ブレーキケーブル交換
これも、交換の必要はなかったが、解けたり錆びたりしていたので交換した。シフトケーブルを交換したのが良かったのか、少し変速機の動きが良くなった。
- バーテープ交換(補助ブレーキレバー交換に付随)
SILVA のロゴ入り(白・赤)テープ。うまく巻けていないが消耗品だから気にしない。ロゴはあっという間にこすれて薄くなる。
2007/4 タイヤ交換 †
5000km走行を機に駆動系の消耗品を交換してみた。パーツ交換の練習の意味もこめているので、本来の交換時期より早いかもしれない。
- タイヤ交換
Vittoria RubinoPROII 700x23c 前:白、後:赤 220g
オリジナルのKENDAの700x25cのタイヤを外したときに重さを測ってみたら420gもあった。なので、Vittoria多少軽くなった気がする。走行感もGIANTにわずかに近づいた記がする。
2007/2 ビンディングペダル導入 †
サイクルシューズ(Adidas Minret)を購入し、ペダルをビンディング用のペダルに交換。ペダルはGiantにおまけとして付いてきたもの。
MTB用の両面SPDペダルだが、クリップ・ストラップよりはめやすく取りやすい。外すときよりはめるときのほうがメリットは大きい。もっと、意識してはめないとはまらないもののかと思っていたが、フラットペダルの正しい位置に足を置くイメージがあれば失敗することはほとんどない。両面なのでペダルがどっちを向いているかについて一切考えなくてもいいのは助かる。
2006/11 ブレーキシュー交換 †
105用のものしか売っていなかったので105用。元のものよりは少しマシ。