GARMIN eTrex Vista HCx セットアップメモ
Wiggle からGARMIN eTrex Vista HCx を通販で購入したので、セットアップをまとめる。
注意:海外通販で購入すると日本語の純正地図データは使用できませんし、自分で入力しても表示できません。これは、日本語版はハードが別仕様で海外で売られているものと異なるからです。日本語版の差額は日本語化ファームウェアと特殊仕様のコストも入っているからです(*要出典)。地図の表記は漢字のほうが圧倒的に識別が楽です。特に読めない漢字の地名をローマ字で理解するには時間がかかります。ですので、簡易カーナビ的な使い方を考えているなら日本語版を買いましょう。というより、カーナビ的な用途を求めるなら他の選択肢があるでしょう。自分は、走行中には見ないことを前提にしているので価格優先で輸入しました。休憩がてらに現在位置とルートを確認するにはローマ字表記でも問題はありません。
初期設定 †
- 電池:単3乾電池2本(アルカリ、ニッケル水素、リチウム):電池の種類を変えたときには設定も変更すること。
- ファームウェア
- MicroSD:4GBに対応していることが海外の人柱より報告されている。ということはeTrex vista のカードインターフェースはmicroSDHC対応ということだろう。32GBまでは認識する可能性はあるが、とりあえず安価な4GBで様子を伺う。
- 管理ソフトMapsource&Waypoint managerインストール
- 添付CDのソフトウェアは6.13.7
- アップデートはHelpメニューのcheck for update。アップデート後のバージョンは6.15.4(2009/3/16)
- xImage:ユニットをUSBでつないだ状態でソフトを起動しPC上の任意のディレクトリにスクリーンを画像データとして保存する。
- 母艦はiMacのwinXP。macで使うにはwindowsのユーティリティで地図のデータを変換する必要があるのと、winで使えばカシミール3Dが動くのでwinで管理。
地図 †
インストール †
CDのルートにあるsetup.exeを実行してインストールするだけ。事前に、Mapsource & waypoint manager を先にインストールすることに注意。
インストールが完了すると、Mapsource の地図プルダウンメニューに地図が増える。これを選べばベースマップでは何もなかったところに道路が表示される。ローマ字表記なので地名がやたら長く直感的に把握することが難しい。この点で、情報量の多い漢字の視認性の高さを思い知らされる。
microSDカードをスロットに入れ、デバイスをUSBケーブルでつないで転送を実行する。メモリカードをPCにつないで転送するほうが高速で安定もいいらしいが、プリンタのメモリカードがPCから見つからずに、メモリカードリーダーも持っていないのでデバイス直で転送。日本全土を選択すると約700MB。全部を選択して転送したら失敗したので、近畿地方だけを選択して転送したら成功。
右のイメージが失敗したときのダイアログ。選ばれたデータが670MBで残りが3771MBしかないって、どういうこと?
ガーミン MapSource を使わずに、GPSに地図を転送する方法(Freeware)を参考にPC上にGMAPSUPP.IMGを作り、メモリカードをカードリーダーに入れてコピーしたら成功した。感謝!(GARMIN eTrex Vist HCx はメモリカード上のGARMINフォルダ内のGMAPSUPP.IMGを使って地図を表示している。)
- 海外版を買った場合には日本語の純正データは使えない。
基本 †
衛星捕捉状況 †
- 電源を入れると受信状態表示される。WAAS(MSAS)/EGNOS 位置誤差補正情報を使っていると捕捉完了後棒グラフの根本に"D"が表示される。
- 最初は枠だけが表示され、塗りつぶされたら完了。
- 3Dは3つ以上の衛星を十分な強度で捕捉したことを示す(2個のときは2D)
- 外側の円上を動く○はユニットの上が示す方向
- 左上は精度。電波状態が安定してとれればどんどん数字が小さくなっていく。
右の例は、木造家屋2階建ての一階での例なので、かろうじて位置が取れている状態。なので、3D表示はなく、誤差も6mとなっている。MSASによるDもない。
Waypoint †
ルート設定 †
- デバイスで目的地をポイントしルート作成させる。
- MapSourceでルートを作成する。
- 地図をモニタいっぱいに表示できるので見易いが、地図が若干古いので新しい道を選択肢にできない。
- ルート設定のロジックはAlpsLab?のほうが上(自転車という特殊条件のせいかも知れないが)。
- AlpsLab? route から取り込む。
- 取り込みたいルートを表示し、gpxメニューをクリックするとファイルとして保存できる。
- ダウンロードしたgpxファイルをエディタで開く。
- 二行目の<gpx タグの内容をMapSource が作るgpxファイルと同じにする。
- MapSource のファイルメニューで開くを実行。ダウンロードしたファイルを選択。
AlpsLab route の二行目<gpx version="1.1" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1">
MapSource の二行目<gpx xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1"
creator="" version="1.1" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://www.topografix.com/GPX/1/1
http://www.topografix.com/GPX/1/1/gpx.xsd">
ログ取得 †
走行ログを取得して後で地図に表示してニヤニヤすることができる。
デバイスでSAVEを実行するとログの日付・時刻データが消失するので、PCに取り込む時にはActivelog.gpxをコピーすること。
デバイスをUSBケーブルでつないで転送メニューで「デバイスから受信」を実行することでMapSourceで管理することができる。
gpx †
GARMINのログデータはgpxフォーマット(中身はxmlでテキストエディタで開くことも可能エンコードはUTF-8)。このフォーマットは多くのオンライン地図でも採用されている。
gpxファイルを取り出すには、デバイスをUSBマスストレージとしてマウントしPCにコピーする。microSDカードを取り出してPCのリーダーで読み込むことも可能。
- カシミール3D
- AlpsLabroute?
- AlpsLab? route のルート投稿画面のルートのデータフィールドにペーストするだけ。
About eTrex Vista HCx †
仕様 †
- 公式サイト
- microSD:eTrex vista に採用されている外部記憶メモリカードの規格。eTrex vista HCx に使われているSDカードポートはSDHC対応なので2GBを超過しても大丈夫(規格的には32GBまで対応しているはず)。2GBを超える容量のメモリカードを使う際には自己責任で。
用語 †
- Waypoints:道路上の特定の場所。デバイスやPCソフトで設定
- Proximity:近接 目標やWaypointに近づいたときにアラームを鳴らすことができ、その際の近接の条件(半径距離)を設定できる。
- Routing Setup
- Guidance Method ガイド方法のデフォルト設定
- Prompted : 毎回選択
- Follow Road:道路に沿って案内
- Off Road:道路を無視
- Follow Road Method:ルート決定方法設定
- Prompted :毎回選択
- Faster Time:時間優先
- Shorter Distance:距離優先
- Next Turn Pop-up:次方向転換ポップアップ表示設定
- Routing Color Setup:ルートの表示色設定
- Routing Color of Daytime:昼間
- Routing Color of Nighttime:夜間
- Follow Road Options:ルート選択詳細設定:UUD製作所の地図データがここまで詳細かどうか分からないので、設定に意味があるかどうかは不明。
- Off Route Recalculation:[Prompted,Automatic,Off]ルートを外れたときの再検索方法。
- Calculation Method:[Better Route,Quickest Calculation,Quick Calculation,Best Route]:ルート設定メソッド。精度か速度かを選べる。
- Calculate Routes for [Car/Mptorcycle,Truck,Bus,Emergency,Taxi,Delivery,Bycycle,Pedestrain]:自動車だと幹線を優先し、自転車だと細い道でも選択肢にし、トラックだと太い道しか選ばないと思われる。
- Avoid:回避条件[U-turn,Toll Roads,Highway,Unpaved Road,Carpool Lanes]:カーナビによくある高速道路,未舗装路を避ける設定がある。最後のオプションは乗り合い専用レーンを避ける(欧米の市街地では二人以上乗車する車両しか走れません、というレーンが存在する)、という意味。
- Heading setup:移動方向の表示
- Display:NEWS(東西南北)を文字で表示するか数値で数値で表示するか
- Cardinal Letters(文字方向)、Degrees(度)
- North Reference (方位基準を選択)
- Switch to compass heaading :電子コンパス使用条件。以下の二つの条件を満たした場合にデバイスの上を電子コンパスを使って表示する。
- when below:電子コンパスを使う時の基準速度設定
- For more than:電子コンパスに移行するまでの時間設定
- Mapsource&Waipoint manager:GARMIN純正の地図・デバイス管理ソフト windows 版。
- RoadTrip?:GARMIN純正の地図・デバイス管理ソフト mac 版。地図を使うにはwindowsでデータの変換が必要。
- GPS用語集
情報源 †
- http://tka.jp/wiki/?eTrex%20Vista%20HCx
- GARMIN
- 日本の代理店
- GARMIN US
- Software
- トラックログは保存せずにダウンロード
- っていうふうにわけるしかないのか・・・orz
244 名前: 240  Mail: sage 投稿日: 2009/04/20(月) 01:36:32 ID: ???
243
市販の地図(たとえばUUD)は,線情報(道路)と点情報(市役所,店など)
それに面情報(公園や森林など)がひとつのIMGファイルを構成している。
ウェイポイントは点情報だから,道路やエリア情報を含まない地点情報だけ
で構成された地図をIMG形式で作り,それを705で表示させることが出来る。
ただし,この場合は複数の地点情報が一つのファイルにまとまっているから,
一つの地点(ウェイポイント)だけを705本体で削除することは出来ない。
もっとも,その自作地図自体を表示させるかしないかという選択は本体で
行える。だから「銭湯」や「蕎麦屋」というウェイポイント(正確には
POIかもしれないが)だけで構成された地図を作り,705に入れれば,特定
の銭湯や蕎麦屋は本体内で削除出来ないけれど,「銭湯」はON「蕎麦屋」
はOFF,あるいはその逆などの操作ができることになる。
この方法であれば,メモリの許す限りポイントを表示させることが出来る。
ここが参考になるかも知れない。
http://www15.atwiki.jp/garmap/
245 名前: ツール・ド・名無しさん  Mail: sage 投稿日: 2009/04/20(月) 02:00:06 ID: ???
仕方ないなぁ、もう
教えるのは今回だけなんだからね!
http://homepage2.nifty.com/utopia-planitia/getlocinfo.htm
http://blog.goo.ne.jp/calcul/e/649956e9749825cc2eb6354686e1cf9b
http://gadgetstyle.seesaa.net/article/102398447.html