http://www.nhk.or.jp/daishinka/program.html

人類

地球大進化じゃなく人類大進化?バクテリアレベルの生命は、現在いる生物は勿論、現れては消えていった大半の生物の共通の祖先だ。こういう突然変異と進化の関係を「進化の圧力」と表現した本があった。

4:大噴火と低酸素環境

大噴火によるメタンハイドレートの大気放出はどうやって止まったのか?
そのときの気温は?

酸素濃度が30%になっていく過程は十分に急激(地学レベルで)だが、その間に多酸素に耐えられずに脱落していった種も多いはずだ。酸素濃度の変化グラフでは、酸素濃度の上昇も1億年程度のスパンで起こっているように見えた。そのときは、高酸素濃度適応種が勝ち残ったはずだ。

一気に10%になったというが、グラフによると5000万年くらいかかっている。低酸素に対応できる特徴を持った種が生き残っていったということでしかないだろう。ある種は、新しい呼吸システムを持ち、ある種は胎生となった。というより、そういう方向への突然変異をした固体の種が生き残っていったという進化レースでしかない。

95%の動植物が死滅したということだが、それがいつ頃でそのときの環境の動きが示されない。気温、酸素濃度

この頃の大陸の位置が分からないが、温暖化したのなら、今より快適な気温・水のある場所があったのではないか。

「遠回り」というのはおかしい。進化は行き当たりばったりのレースだ。今の人類を目指して進化したんではない。人類を頂点として考えるのは、人間を神の姿と同じと考えるのと同じ誤りだ。

「10キロの隕石の衝突が恐竜類の全滅させた」というけど、それって、全生物から考えたら大きな試練だったと思うけど・・・それはいいの?

「酸素濃度も回復しました」と簡単に流しているけど、どういうプロセスで酸素濃度が増えたのか・・・・

5:大陸大分裂

大型恐竜と共生していたのだろう。恐竜も食物連鎖の一部でしかなかっただろう。草食動物と直接渡り合う必要なんかなかったんだし。

その期間を「暗黒時代」というのは・・・その間もその間なりの「進化の圧力」をうけ変化を続けていたはずだ。

隕石は恐竜を全滅させたわけじゃない。全球凍結ほどではないにしても・・・

カルポレステス:体長15センチ

大型の動物(ダチョウタイプのディアトリマ)が同時代にいたからといって、それが小形動物の脅威だったとは決まらないだろう。今だって、ライオンやトラがねずみを食ったりしないだろ。食物連鎖は一つの系なんだからそのどの位置にいるかは支配を意味しない。

次の支配者はハイエノドントという肉食型哺乳類。しかし、それは食物連鎖の変化でしかないだろう。


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Last-modified: 2006-08-19 (土) 10:55:47