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 インチキ科学の解読法(マーティン・カードナー)作者名と図書館で一度も開いた形跡がなかったことで借りて読んだがちょっとガッカリ。

 インチキ科学を列挙しただけの本。「だまされやすい人たちを、今でもだまし続けているとんでもない療法についておはなししたい。(P175)」といった表現で作者が批判的に扱っていることは分かるが、どこがおかしいかを自分の意見として表明した所はほとんど無い。批判的な意見を好意的に取り上げるだけだ。

 図書館か古本で見かけたら読んでもいいが、定価で買う必要はない。

 インチキ科学を批判的に取り上げた本に興味があるなら、おかしな科学―みんながはまる、いい話コワい話のほうが千倍もいい。こちらはオススメ

 なお、マーティン・カードナーの作品には面白いものも多いので、他の作品を読むことをオススメしたい。


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Last-modified: 2013-03-25 (月) 21:47:38