• 地球に優しい」というフレーズが、ボクはどうも好きになれない。ゴミ箱を「護美箱」と書く発想に似て、ゴマカシがある。地球は決して優しくしてほしいなどとは思っていないのである。「人類が生き残るために、地球をどうするか」とストレートに言えばよい。


    20億年ほど昔のこと、地球に空前絶後の環境汚染があった。光合成細胞の出現によって、きわめて毒性の強い酸素が、またたくうちに大気の20%近くを占めてしまった。そして、その後の生命進化は、この酸素を利用する種たちの舞台となったのである。


    現在の地球は、それに似た激変期にある。むろん、その原因は人類である。しかし、環境悪化によって、人類をはじめとして多くの生命種が滅んでも、地球や宇宙にとって何ほどのことでもないだろう。人類がたぐいまれなる優れた生命である、という考えは思い上がりである。


    もし、人類が近い将来に滅亡するとしたら、それはそれだけの生命であったということだ。それくらいドライにならないと、いまの環境問題は解決できないのではないか
  • 始生代に大陸はなかった
    38億年前まではマントルの温度が高く、密度が小さすぎて大陸は存在しなかったと思われる。
  • 地軸は固定的ではない
    地球は一個の巨大な磁石であるが、N極とS極は激しく変動している。現在は1世紀に5〜6度動いている。

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Last-modified: 2006-08-19 (土) 10:56:02