ティベリウス(Tiberius Claudius Nero Caesar, 紀元前42年11月16日 - 37年3月16日)はローマ帝国の第2代皇帝である。アウグストゥスの後継者として、金融危機対策、辺境防衛網の確立など優れた行政手腕を発揮した。しかしながら、皇帝主催の戦車競技会を中止する等の財政引き締め政策を断行したため、ローマ市民、元老院の人気は低かった。 統治末期にはカプリ島に居を移し、親衛隊長セイヤヌスを通じて統治を行ったため、彼の人気をさらに引き下げることとなった。37年、77歳にて病没するが、彼の死はローマ市民の歓呼をもって迎えられた。-wikipedia.jp |