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 4世代を一気に飛び越す(G3 600-大福G4-フラットパネルG5-intel core-intel core 2 duo)ので、タイムスリップ状態だ。

 ここには、そんな浦島のiMac環境構築をメモる。

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長期レビュー(随時追加)

2008/5/2

 前から気になっていたが、スケジュールがうまく動作していない。平日の朝6時半に起動するようにしているのに最近起動されていない。前のiMac600ではこんなことは一回もなかったのに。

2008/5/2

 FrontRaw?でビデオが見られなくなった。音はするしiTunesでは普通に再生できるデータだし、先日までできていたのに・・・

2008/4/15

 iSync がおかしくなった。自分のセッションで750NKとシンクしようとしても反応しない。NOKIA multimedhia transfer や Bluetooth による操作ができるからアプリケーション層の問題だろう。

 諦めてiSyncのみを再インストールしようとしたができなかった。Apple のサイトにも古いバージョンからのアップデータはあっても最新版を一からインストールするようなファイルはなかった・・・

2008/1/20

 テレビやビデオのリモコンに反応して音量が勝手に変わる。TOSHIBA RD-X4 のリモコンを操作すると音量が下がり、SANYO のビデオのリモコンを操作すると音量が上がる。ちなみに、Bootcamp で windowsXP を起動しても同じ症状がでる。

 しかし、そのきっかけが分からない。毎回なるわけではないが、発症すると止まらない。

2008/1/29

 デスクトップの設定が勝手に変わる。特定のフォルダの写真を15分間隔で自動的に変更するように設定しているのに、固定になったり解除されたりする。条件は分からない。

購入

 ヨドバシカメラ梅田で購入。機種も仕様も決まっていたので店員を捕まえてすぐに発注。それでも、30分近くかかってしまった。ブラウン管iMac では、来るまで来ていない限り持ち帰りは不可能だが、これなら何とかなると思って持ち帰った。娘のショッピングにつき合わされたので腕が死にかけたが、まっすぐ駅に向かって電車で帰るなら余裕だろう。

第一印象

  • まともなマニュアルは一切存在しない。Read me first! から始まるメニュアル界の金字塔はもうない。パソコンは完全にコモディティ化したのだろう。初めてパソコンを買う人がほとんどいない時代になってしまったらしい。
  • 付属品は、キーボード、マウス、リモコン、CDサイズのトリセツ(取扱説明書とは呼べない)、Tigerのリストア用CD2枚、LeopardのインストールDVD、クリーニングクロス(?)だけ。
    前に、Pantherを買ったときはパッケージに豪華本がついていたが、Leopard には一枚のシートすらついていないし、Leopardを使えるようにするためにしなければならないことについての説明も一切ない。これでは、初めて買った人は気づかずにTigerのまま使ってしまいかねない。
  • モニタがでかい。
    これまで1024X768を使っていたので、この広大さに戸惑うほどだ。
  • 速度は別次元
    safariを起動するには10秒近くかかっていたが、これではfinderのウィンドウを開くのと同じ感じでウィンドウが開く。
    ウェブでflashやグラフィックを多用したページには表示に時間がかかったが、待ち時間はほとんどない。
    これまでは駒が落ちたり紙芝居のようになっていたビデオが滑らかに動く。ビデオを見ながら他の作業をしても不安定にならないのも素晴らしい。
  • キーボードはいまひとつ。
    タッチは悪くない。というより、けっこう好みだが、モニタのセンターにキーのセンターを置くと右が広すぎて使いにくい。これは、テンキー装備のJIS配列キーボード全般に言えることだが、マウスを使いたいときに右腕を大きく動かさなければならないので、ストレスが溜まる。
  • マウス
    ドラッグ動作がしにくいが、ホイールの代わりについているボールは便利。小さな指の動きでスクロールできるので、大きな画面でもストレスが少ない。
  • Leopard
    OS9からOSXに移行したときほどの違和感はない。メインのアプリがブラウザとなった今、バージョンアップ程度では大きな感動はない。
    Dashboardも使わないし、Spaces は同等の機能を数年前から使ってるし(win も mac も複数デスクトップ環境でしか使わなくなった)、timemachine も何かなければ恩恵を被ることはない。iLife も iPhoto 以外使いそうにないしなぁ。

設定

Leopardがプリインストールされているのかと思っていたが、入っているのはTigerだった。Leopardのインストールディスクを使って自分でアップグレードしなければならないらしい。

  1. 電源を入れたときの初期設定は適当に行った。ネットワークの設定もこの時点ではパス。
  2. 初期動作を確認してすぐにメモりの増設。モニタに向かって下にあるフタをプラスドライバで空けたらスロットが見える。スロットにメモリを挿して起動。このmacについてでメモリが2GBになっていることを確認すれば終了。初めてでも3分の作業だ。作業にかかる前に静電気を放電させることにだけ気をつければ無問題。
  3. Leopardのインストーラーで普通にアップグレード
    あまり何も考えずにenterキーを叩いていたら標準的な方法でアップグレードインストールされてしまった。「新しいシステムを入れるときはクリーンインストールすることが後々の幸福につながる」というマカーの金言を思い出してクリーンインストールを実行。
  4. Leopardのインストーラーでクリーンインストール
  5. Leopard でシステムアップデート実行。発売後にリリースされたセキュリティアップデートやiTunes、QuickTime?のバージョンアップが行われる。
  6. インストールしたソフトのアップデート(最初の起動時に自動的に行われる)
  7. 家族のユーザ作成
    first user switch の UI に感激。iMac600 はグラフィックカードが対応してなくて普通に画面が切り替わるだけだった。
  8. AirMac?の設定。
  9. iMac600からデータの移行。
    • 最初、iMac600 をターゲットディスクモードで起動してつなごうと、FireWire?ケーブルを買ってきたが、iMac600はターゲットディスクモードが存在しなかった。
    • iMac600のHDDをファイル共有で公開したら簡単にintel iMac からアクセスできたので、手で必要なファイルをコピー。
      • 各ユーザのディレクトリからデータをコピー。
      • /user/library/ 以下のうち使っているソフトのデータや設定が入っていそうなフォルダをコピー
  10. BootcampによるwindwosXPのインストール
    1. ユーティリティに入っているBootCamp?ユーティリティを起動する。
    2. macから読み書きできるように32GBのFAT でwindowsエリアを設定してインストール。
    3. windowsXPで自動的に起動するので、通常の初期設定を行う。
    4. Leopardディスクを挿入しwindowsXPに必要となるドライバをインストール(勝手にやってくれる)、再起動。
  11. windowsXPでアップデートを実行(これに一番時間がかかった)
  12. Tiger のインストールディスクを使って、標準添付ソフト(iLife)のインストール。iWork は試用版のみ。DBやグラフィックがないのは痛いなぁ・・・
  13. びるごむダイナマイト。フォルダごとコピーしたら普通に使えた。
  14. Appleworks。フォルダごとコピーするだけ。
    universalバイナリではないソフトは起動にすこじ時間がかかるが動作にもたつきは感じない。むしろiMac600のときより速い
  15. Pantherでは認識しなかっただけではなく、USBに挿しておくと動きがおかしくなった iRiver T20 が普通のストレージデバイスとして認識されるようになった。

インストールソフト

  1. iSync で softbank 705NK(NOKIA N73)とbluetooth で接続して、アドレスとカレンダーの同期を可能にする。付加ソフトは一切不要なのは素晴らしい。ただし、フリガナが入らないので、フリガナを使って整理しているようなデータは並びがボロボロ・・・
    N73 の写真フォルダと iPhoto のフォルダを同期することができる。(iSync だけではできない)
    iTunes のプレイリストとN73のライブラリを同期できる(と思われるがまだやってない)。(iSync だけではできない)
  2. YouTube? のファイルをダウンロードするための firefox 用アドイン(Download Helper)を追加。
  3. flv ファイルを iPod で再生できるようにするソフト iSquint をダウンロード
  4. flv ファイルを iMac で再生するためのアプリケーションFLV Viewer,VideoLAN - VLC media player
  5. flv ファイルを win で再生する
  6. Quicktime でwmvファイルを再生するために Flip 4 mac をインストール
  7. DivX を再生するための DivX をインストール
  8. NOKIA Multimedia transfarをインストール。これで、NOKIA と iMac のデジカメや iTunes データとの同期が可能になる。ソフトをインストールするとメニューバーにアイコンが追加される。iSync で同期設定をしておけば追加的な設定は不要。ただし、大量の写真や音楽データの送受信をbluetoothでやるとかなり時間がかかる。
  9. windows で使うときに日本語・英語の切り替えが面倒なので、ユーティリティをインストール。自分の使う頻度が高ければ、猫招きを入れて設定を煮詰めるところだが、面倒なのでインストールするだけでいいものを選択。
  10. DVDをリッピングするための環境構築は別ページで

第二印象

 だいぶ手になじんできたが、テンキーつきのJISキーボードは駄目。キーの間隔も広すぎる。

spaces

 spaces は画期的には画期的だが、Panther でも winXP でもユーティリティを使って実現されていたので、目新しいものはない。

  • デスクトップを移動するときに "visual effect scroll left" で切り替わるのは楽しい。
  • メニューバー上には spaces メニューを表示するためのアイコンしか表示されないのは残念。windesk wide(winXP) でも desktop manager(Panther)でも直接移動するためのユーザーインターフェースが用意されていて、マウスクリックだけで移動ができる。
  • spaces は、所属するデスクトップを固定することができる。safariを2に設定した状態で、1番目のデスクトップで作業中 safari を起動すると自動的にデスクトップ2がアクティブになる。
  • 他のデスクトップにあるソフトにアクセスすると自動的に対象のアプリケーションがあるデスクトップに画面が切り替わる。このため、複数のデスクトップに同一のソフトのウィンドウを置くことはできない。(windesk wide はできる。)

widget

 Tiger から搭載された機能だが今回初めて使った。ただし、windowsXP では konfaburator(現 Yahoo! widget)を愛用している。mac 版は一度も使ったことがない。(システムリソースが不足していたので常駐ジョブは減らしたいので)。

 Konfaburator のようなフローティングウィンドウが使えると評価が変わると思う。

spotlight

 こちらも Tiger で搭載された機能。Tiger ではいろいろと問題があって普及には至らなかったらしいが、Leopard 版は十分に使えるものになっている。

 索引作成については、全く意識することはなかったが、完了していたらしい。ファイル名ではなく、中身のテキストで検索できるのは巣晴らしい。メーラーを起動して検索しなくても、finderのメニューバーからでも検索できる。palm OS の検索のようなイメージでデータの種類ごとにリストされるのも見やすい。

ヘッドフォン端子

 iTunes で音楽を聴いていて、止まったときに聴覚検査のときに聴くような音が聴こえる。再生を開始すると消える。音楽の音でまぎれるのではない。音楽の音量を目一杯下げてもきれいに消えるから。

ユーザーインターフェース

 一つ残念な変更がある。電源ボタンが背面になったせいで、電源が入っているのかいないのかが全く分からない。iMac600(大福は知らない)やiBook550では前面のボタンが、寝息のようにボーっと点滅を繰り返していて、「モニタはついてないけど電源は入ってますよ」ということを教えてくれた。iMac2007 は完全に電源が切れているのと見分けはつかない。

USB

 USB2.0だから当然かもしれないが、安定していて速い。iPod shuffle を iMac600 につないでいると接続が頻繁に切れた。音楽の転送も一曲あたり1分近くかかった。そして、コネクタを外すタイミングによっては、shuffle 内のファイルシステムが壊れて初期化しなければならなくことがあった(数回)。intel iMac では今のところUSBの不安定さを感じるようなことは一切経験なし(2008/1/6)。
 子供が iPod classic を買って youtube のビデオをダウンロードする方法を会得し、事ある毎に馬鹿でかいデータをダウンロードしているがほとんど待ち時間なくダウンロードが終わる。

仕様

ハード

  • システムコア
    2.4GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
    4MB共有二次キャッシュ
    800MHzシステムバス
    1GB(SO-DIMM×1基)PC2-5300(667MHz)DDR2メモリ
    (1GBメモリを追加購入してインストール)
  • HDD
    320GB 7200rpmシリアルATAハードディスクドライブ
  • 光学式ドライブ
    8倍速スロットローディング方式SuperDrive?(DVD±R DL/DVD±RW/CD-RW)
  • ディスプレイ
    対角20インチクリアワイドスクリーンTFTアクティブマトリクス液晶ディスプレイを本体に標準装備
    1680×1050ピクセル
  • 通信機能
    内蔵AirMac? Extremeカード(IEEE 802.11n準拠)(2)
    内蔵Bluetooth 2.0+EDR(Enhanced Data Rate)モジュール (1)
    内蔵10/100/1000 BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
  • グラフィック
    ATI Radeon HD 2600 PROグラフィックプロセッサ(256MB DDR3メモリ)
    Mini-DVI出力ポート(アダプタ経由でDVI、VGA、S-Videoおよびコンポジットビデオ接続をサポート)(3)
    • 拡張デスクトップモードで外部モニタをサポート
      • デジタル解像度:最大1,920 x 1,200ピクセル
      • アナログ解像度:2,045 x 1,536ピクセル
    • ビデオミラーリングモードで外部モニタをサポート
  • iSight 内蔵iSightカメラ
  • サイズ/重量(20インチモデル)
    高さ:46.9 cm
    幅:48.5 cm
    奥行き:18.9 cm
    重量:9.1 kg(4)
  • 拡張性
    FireWire? 400ポート、FireWire? 800ポート x 各1基:(各7Wまでの電力を供給可能)
    USBポート x 5基:コンピュータ本体に3基、キーボードに2基
  • オーディオ
    内蔵ステレオスピーカー
    内蔵24Wデジタルアンプ
    光デジタルオーディオ出力/ヘッドフォン出力(兼用ミニジャック)
    光デジタルオーディオ入力/オーディオライン入力(兼用ミニジャック)
    内蔵マイクロフォン

ソフトウェア

  • Tiger がプリインストールされており、添付の Leopard DVD でアップグレードまたはクリーンインストールできる。クリーンインストールするとiLife や iWork試用版はインストールされないので、Tiger のインストールCDからアプリケーションのみ再インストールする必要がある。Leopard への対応は最初に起動するときにアップデータが起動されて行われる。
  • Mac OS X v10.5 Leopard (Time Machine、Quick Look、Spaces、Spotlight、Dashboard、Mail、iChat、Safari、アドレスブック、QuickTime?、 iCal、DVDプレイヤー、Xcode、Developer Tools)
  • iLife ’08(iTunes、iPhoto、iMovie、iDVD、iWeb、GarageBand?
  • iWork ‘08(30日評価版)
  • Front Row
  • Photo Booth

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Last-modified: 2008-05-02 (金) 11:06:10