2005年1月29日にeoホームファイバーが開通した。ISPとしては自動的にeoネットになる。使っていて気付いたことを書き留める。
1.ユーザーサポートページ
- (-_-):ユーザーサポートのページに「本ページではポップアップ方式を採用しております。ブラウザによっては、ページが開かない場合がございますが、[Ctrl] キーを押しながらリンクをクリックすると、一時的にポップアップ ブロックが無効になり、ページを表示することができます。」という記述があり、ブラウザやツールバーによるポップアップ設定解除方が解説されている。しかし、やるべきなのは、ポップアップを使わないサイト作りだ。ポップアップ広告が問題になっているときに、ユーザーがポップアップ広告の餌食になるような設定を推奨すべきではないだろう。
2.NewsGroup?
- (-_-):Yahoo!BBもそうだったが、ニュースグループをサポートしていない。2chがあるので、便所の落書き場所には困らないということかもしれないが、メールと並んで黎明期のインターネットを支えた情報共有の場を無視するのは、ISPとして間違っていると思う。
3.メール
- (^-^)/:アドレスを自分で設定可能
- (^-^)/:エイリアス利用可能
- (^-^)/:フィルタリング転送可能
- (^-^):複数宛先への転送設定が可能。
- (-_-):保存期間は最大60日しかない。
- (-_-):最大容量200MB。Y!BBが2Gであることを考えると少ない。
- (-_-):ウィルスチェックは有料。スパムフィルターは存在しない。
- (-_-):MLは一本1000円/月。月額300円未満のレンタルサーバーに無料MLが添付されるのに、MLオプションだけで1000円では誰も使わないだろう。まあ、使わせたくないということかもしれないが。
- (-_-):webメーラーは使えるが、携帯のブラウザーには対応していない。
制限は多いのに機能は少ない。
回線業者の有料サービスとしては物足りないが、クリティカルなメールのやり取りを特定の相手と行うのには十分だろう。フィルタリング転送を併用すれば、重要な相手からのメールだけをケータイに転送することもできる。
フィルタリング転送をうまく使えばスパムフィルターとしても使えるだろう。
ISPのメールアドレスはユーザー名で固定されてしまうものが多いが、スパム対抗策として、メールアドレスを自分で変えられるのはいい。また、エイリアスも使えるので、アドレスを複数持ちたい場合には便利。会社などで、営業マンの名前を付けたアドレスと会社のアドレスを使いたいようなケースでは重宝する。
複数の個人で使うときなど、他のメンバーにメールを読まれて困るような場合(普通そうだろう)は、追加メールアドレス(有料)が必要。
4.webスペース
- (^-^):URLは〜使用だが、〜以後の文字列は設定可能
- (-_-):容量20MB
- (-_-):CGIの設置不可
- (-_-):アクセス分析有料(150円/月)
正直使い物にならない
5.blog
- blogは関西ドットコムとタイアップで、eoユーザー得点として100MBのディスクスペースが貸与される。
関西ドットコムのblogに馴染めるのなら十分だろう。関西ドットコムのロゴは入るが、広告は入らない。
WYSIWYGエディタあり自分でタグを覚える必要がないのは、ハードルを低くする上でいいことかもしれない(一時期のテキストサイトようなのは勘弁して欲しいが・・・)。
CSSを触ったりプラグインを入れたりは一切不可
6.ダイヤルアップ
- (-_-):200円/月の有料。
出先からのメール確認はwebメーラーでできるんだから(転送設定も可能だし)、ダイヤルアップの必要性は感じない。
7.端末の台数制限
- (-_-):5台となっている件について質問を送ったが返事はない。LANに接続されている端末(ビデオやルーター)も含めば、5台で収まらない家庭も多いはずだろう。これを制限するのかしないのか問い合わせているのに返事はない。(2005年2月19日現在)*1
8.eo-spot
- 無料の無線LANスポットを更改しているのは素晴らしい。http://www.eospot.com/というサイトまで作るという力の入れようだ。インフラを持っている企業は強い。と思ったが、「じゃ、どこにスポットがあるの?」と調べてびっくりした。なんと、3ヶ所。しかも、その内一つは関西電力本社ビルだって・・・関西一円を光ファイバーで結んだ関西電力のサービスが大阪と神戸の半径25mくらいとは。
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