SONY †
開発・情報サイト †
インストール †
母艦・ネットワーク(HP omnibook500:winXP,Pen3-700Mhz) †
- winXPにPalmDeskTop?をインストール [#d9cd7a9f]
インストールCDからソフトをインストールするだけ。以前の環境が全くないので、逆に簡単。失敗しても被害はないので、実に気楽。
- HotSync環境の設定 [#n181b5cb]USB:母艦のwinXPもUSBは1.1なんだが、iMac+prismとは比較できないくらい速い。PDA側のCPUスピードが物を言うタスクだったのか・・・
- おにぎり for win を会社のPCにインストール。これまでは、メモリカード経由でしかやり取りできなかったのでほとんど使っていなかった*1。どうしても読みたいものがあったときは裏紙に打ち出していた。英文を取り込めば、辞書を有効活用できるはずだ。
無線LAN †
- LAN:http://www.nccl.sony.co.jp/howto/bible01/01/を参考に設定。いちいちケーブルをつながなくてもいいのが最高。予想よりはるかに高速だ。LAN接続の場合プライマリコンピュータ名に「!!」を入力する必要があると知らなくてプチはまりした。*2
- ホットシンクで一つ不便なのは、いちいちアプリケーションを起動しなければならないこと。無線LANのときはともかく、USBケーブルでつないだときにも独立したボタンがないのはイマイチ。prismなら、クレードルにセットしてクレードルのボタンを押すだけでよかった。
- 暗号化レベルはWEP128bit。設計されたのが数年前なんだから仕方がないか。
- どうしてもつながらなくて参ったが、使えるチャンネルのレンジが1〜11だったらしい。これまでチャンネル6でb/gの電波が検出されるので、少しでも遠いほうがいいと思いチャンネル12を使っていたのだ。チャンネルを11にしたら一瞬でつながった。I/Odataのカードよりコネクションのレスポンスがいいような気がするが、高度なネゴシエーション手続きがないせいかもしれない。
コールドスタートでネットワークに接続するというと、ついついアナログモデムのダイヤルアップ接続をイメージしてしまうが、全く別次元だ。家では無線LANで会社ではUSBでデータの同期を取ることに決定。
リセットしたせいなのか、全くアップデートされた形跡が無かった。下記のパッチをインストールした。母艦のソフトについては使わないのでアップデートしなかった。ムービーも音楽もCLIEでは使わないし。
- 802.11b接続性改善ソフトウェア
- PEG-UX50 システムソフトウェア アップデートプログラム
- PEG-UX50 メモリースティック関連システムアップデートプログラム Ver.1.02
- Memory Stick Backup PEG-UX50
機能拡張系 †
- 鍵盤交換 - キーの仮想的入れ替え:キーボードで入力される文字のコードを入れ替えることが出来る。(UX50ユーザー必須:鍵盤交換設定例)
- DispKey:上のソフトを使うときに使える。鍵盤交換を使うために必須。(鍵盤交換とセット)
- DA Launcher:下記のDAを起動するために必須。昔のバージョンのようにタップ一つでDAのリストを表示してはくれないが、ショートカットボタンが追加されたので二つまでなら従来と同じステップで起動できる。(必須)
- AssistDAL:DAを選ぶときにカーソルキーで選べるようになるので、キーボード入力のときに便利。(必須)
- DAmemoPad?:DA版メモ。DAなので、POOK等で表示したテキストを見ながらテキストが書ける。この差は大きい。(必須)
- 辞スパDA(アップデート):辞スパ付属のDAで、辞スパの辞書を引ける。プルダウンメニューで複数の辞書を切り換えて使うことが可能。(辞スパを持っているなら必須)
- 漢字ルーペ(アップデート):辞スパ付属のDAで、コピーした漢字を正しく拡大して表示してくれる。(辞スパを持っているなら必須)
- KDIC_DA:KDICのDA版。主に、英辞郎の辞書にアクセスするために使う。(KDICのレジストをしたなら必須)
- FEPswitchDA:FEPの切り替えをシルクを出さずにできる。キーボード入力のときにシルクを出さなくても良くなる。(UX50の場合はキーボードで切り替える方法が開発されているので不要)
- PhoneLOOKUPDA:アプリケーションを切り換えずにアドレス検索ができる。
- TSuite
- POBoxFEP:POBoxのpalmOS5以上版。ぱむあんりみってっどを参考にhttp://homepage.mac.com/yasseima/index.htmよりダウンロード。(日本語を入力する全ユーザーの必須ソフトでしょう)
- 大富豪(?)辞書:POBoxのヒット率を格段に上げる辞書データ。(メモリに余裕があるなら強くお勧め)
- pbinlineのダウンロードからlearndic.pdbを持ってきて入れるとユーザー辞書の登録はこちらに行われるようになる。
- TimeCopy:時計をホットシンク時に母艦と合わせてくれる。*3(必須)
- ンソ字FIX:CLIEのフォントのカタカナの「ン」と「ソ」が見分けにくいのを修正してくれる。(必須)
ローンチャ †
UX50は標準のLauncher(ホーム)でも一画面に多数のアプリケーションを表示できるので、160x160 ローレゾの visor で必須だった置き換えローンチャの必要性はかなり減った。しかし、絶対的な大きさが小さいので画面をタップして選ぶときに目を凝らして探す必要がある。運用が安定してきてアイコンの位置が固定的になれば、場所を探す必要はなくなるかもしれないが、タップする手間は変わらないだろう。
また、キーボード操作をしているときに液晶画面をタップしなければならないのは、面倒だ。PCでもキーボード入力中にマウス操作に切り替えるのと同じだ。
そこで、UX50を快適に使うためには、キーボード操作を活用することが重要だ。visorのときは、LDAとButtonDAHackを組み合わせて、ハードキーと上下キー組みあわせて、2〜3回のボタン操作で15本のソフトを起動できていて、ローンチャの画面を見ることすらほとんどなかった。目指したのは、この「画面でアイコンを探してタップ」することを無くすこと。
- PetitLaunch:LDA的な動作を可能にしてくれる高機能ローンチャ。(ヒント、レビュー)(必須:別に設定を記載)
- OKey:キーボードでダイヤログ等で表示されるボタンを操作できる。JOG拡張でJOGでも操作できるようになる。タップしなくてもよくなる。JOGやキーボードでGUIボタンを押せるので、画面をタップする必要がなくなる。折り畳みタイプのデバイスではたたむと同時に自動的に電源オフにしてくれる。(必須)
- HotButtons:ボタン型ローンチャ。一画面に最大で14個までしか登録できないが、環境設定の個別の機能を呼び出せ、小さなプルダウンメニューから選ぶ必要がなくなるのが便利。(推奨)
net †
- vPalmFtp:CUIベースの基本的機能のftpクライアント。設定を3つまで保存でき、プルダウンメニュー一発でアクセスできる。なにより、動作が軽いのが素晴らしい。また、ログイン情報だけでなく、ログイン後に行うコマンドも設定できるので、ログイン後指定のディレクトリに移動して指定のファイル(多分複数も可)をダウンロード(アップロードも)してログアウトして終了することが出来る。但し、このソフトはPCのコマンドラインftpと同様、それ自体でネットワークのoffまではしない(起動時にはネットワークの接続が呼び出されて接続される)。このため、実行後も接続しっぱなしになるので、下記のHotSwitch?が必須となる。(セキュリティの厳しくないftpサーバーに日常的にアクセスする必要があるなら必須)
- HotSwitch:ネットワーク接続のON/OFFを簡単に切り替える。(LANのon/offが出来ないソフトがあるなら必須)
- EZFTP:高機能なftpクライアント。フリーでも使えるがサーバーの設定を保存できない。レスポンスが悪く、今イチ使い難い。(保留)
- Downloader:htmlのダウンロードと解釈(リンクURLの抽出)はできるが、肝心のファイルのダウンロード実行時に「実行エラー」が発生する。UX50との互換性の問題か?(保留)
- WiFilePRO(smb client):高機能なネットワーククライアント。(有償なので保留中)
アプリケーション †
Idea †
- progect小さくて軽いアウトラインプロセッサ。ToDoを拡張するソフトとしても秀逸。必須!
- IdeaPad:アウトラインプロセッサとチャートを連携させられる。PCのinspiration的な使い方が可能と思われる、高機能アイデアプロセッサ。(小さな画面にチャートを展開するメリットが理解できないために保留)
- マンダラート:マンダラートプロセッサ。(すごくおもしろいが、高価なので思案中)
DB †
- Jfile5.65(最新版をLand-Jより送ってもらえて助かった。感謝):横に表示される項目数が広がったので、非常に快適。(横長のメリットを最大に活かせる。DB好きなら必須!有償)
- Himem:デジタル単語カード。
Dictionary †
- KDIC:スピードが上がったので、visorでは使っていなかったインクリメンタルサーチをonにした。(辞書を使うなら必須。シェアウェア)
- KDICDA:このDAの存在がKDICの存在意義を大きくしてくれる。prismはなぜかアプリ版はエラーで起動することもできなかったが、これのおかげで使えたという記憶もある。英語のドキュメントを読むときに愛用。(KDICユーザーには必須)
- 英辞郎辞書:英辞郎のデータを間引いて作った辞書。palmacさんやツールの作者の方々に感謝。
- 辞スパ:prism時代からの愛用品。横長画面に対応していないのが残念。(便利・有償)
text †
- POOK:標準と言ってもいいテキストリーダー。(必須!)
- PsMemo:五十音だけでなく閲覧順・編集順にメモを並べ替えられる高機能メモ。(必須!)
- QRMail:QRコードを読み取れるケータイへテキストやメールデータを簡単に渡すことができる。palmの快適入力環境でテキストを入力しケータイで送るという使い方ができる。palm内に保存したアドレスをコピペしてQRコードを作れば、どのキャリアを使っている人にでもデータを渡すことが出来るようになる。(便利!)
- uBlog:オフラインブログライター。これは使える。オフラインで書いておいて、ネットワークが繋がるところでアップロードというイメージは懐かしの茄子を思い出す。ただ、ケータイからの投稿が可能なので、公衆無線LANがもうちょっと充実しないとモバイルからガンガン投げることは難しい。QRMailとの住み分けが難しいかも。(ブロッガーには便利!)
予定表 †
- KsDatebook:作者のサイトはPalmIsland仮出張所だが、ここからはダウンロードできない。prismには予定表+という名前でDataBK3が入っていて繰越予定やToDoとのリンクを愛用していたので DateBK5 のほうがいい。しかしこれは有償($25)だし、仕事関係のカレンダーは会社の garoon かyahooカレンダーで管理していて prism はほとんど管理しなくなったから、無償のksDatebookを導入することにした。フリーなのが嬉しい。感謝!(必須!)
- 休日定義:任意の休日を色を変えて表示してくれる。会社のローカルな休日をカレンダーに反映できるところが嬉しい。prismを使っているときは visor 標準の「予定表+」を愛用していたので、使っていなかった。(対応機種・予定管理ソフトを使っているなら必須!)
Utility †
- NenGO!:和暦・西暦変換。年齢計算用アプリ。(必須!)
娯楽 †
ゲームは上下と左右のボタンの組み合わせを使うものが多いのでほぼ使えない。動作しても操作が面倒で間に合わない。(LRstdとかパックマンを入れたがすぐにゲームオーバー。ブロック崩しがROMに入っていないのが残念。
- F1GP2005-Hi-res
- F1GP2005-Low-res
データの移行 †
- Jfile、progect
- 最新のデータをCFカード経由でPCにパスしインストール。*4
- PIM
Mac 版palmdeskTopからのデータ移行。
- 住所:vCardで書き出しCLIEpdtへインポート(visorのアドレスは拡張されていたらしく誕生日フィールドがあったがCLIE版にはない。visorではアドレスに誕生日を入れておけば自動的にカレンダーにスケジュールが登録された。これは必須だと思うんだが・・・逆にウザイ時もあるが・・・)
- メモ:テキストで書き出しCLIEPalmDeskTop?へ書き出し、win上のexcelで不要データを削除。(visorの予定表+は予定データにステータスデータやコメントを持たせることが出来た。visor版のpdtからpalmの4.0に移行したときに、このデータがメモになってしまったのだった。これが、ほぼ800件あったので、excelでまとめて削除してから取り込んだ。)
- 予定表データ:mac版のPalmDeskTop4.0jから書き出したデータを読み込むことは出来ない。vcalにすれば読み込めるようだが、mac版PDTは、複数データをvcalで一括書き出しできるが、CLIEPDTでは複数データが入ったvcalを読み込むことはできない。試しに、テキストエディタで、一件ずつ分けて入力したら問題なく読み込むことができた。残念。
過去の予定表は貴重なデータベースだが、最近は仕事のカレンダーは会社のサイボウズ、個人のカレンダーはyahooに分けていて、prismには依存していなかったので、思い切ってまっさらからスタートすることにした。
設定 †
鍵盤交換 †
- ソフトを入手:鍵盤交換 - キーの仮想的入れ替え、DispKey
- 好きな手段でUX50にインストール
- 実行したい機能のキーコードをDispKeyで調べる。シルクボタンをタップしメモする。keyCodeとmodifierは固定なので、chrのみで構いません。
- 割り当てたいキーコンビネーションを決めてその文字入力が発生するコードをメモする。モディファイアキーとして使えるのはshiftとcntlしかありませんし、コードはshift:84、cntl:A0と分かっているので、組み合わせを調べる必要はありません。
- 鍵盤交換の設定。設定のポイントは、変換前の keyCode と変換後の chr です。UX50の基本的なパラメータの組み合わせは下の表。
項目 | 変換前 | 変換後 | 備考 |
chr | 1720 | 実行コード | 変換前は固定 |
keyCode | 入力コード | 0000 | 変換後は固定 |
modifiers | 0008 | 0008 | 固定 |
下の写真が実際の入力例(shift+spaceを日本語FEPのオン・オフに設定)です。左が置き換えるキーストロークで右が変換後です。変更を加えるのは写真の赤線を引いたところだけです。この後、OKを押して有効を押せば設定完了です。
UX50で使っている設定は下の表(システム標準と基本的にあわせています)。呼び出し側のキーは自由に変更できます。固定部分は書きません。全てshiftキーとの組み合わせです。キーコード一覧を参考に好きな組合せを追求してください。
組み合わせキー | keyCode(前) | chr(後) | 内容 | システム標準 |
shift+space | 8420 | 011B | 日/英 | 青+右移動ボタン |
shift+H | 8468 | 0108 | ホームボタン | cntl+H |
shift+F | 8466 | 010A | 検索ダイヤログ | cntl+F |
shift+T | 8474 | 0106 | コマンドバー表示 | cntl+T |
shift+L | 846C | 0122 | バックライト調整表示 | - |
shift+C | 8463 | 010B | 計算機 | - |
shift+B | 8442 | 1714 | バッテリ残量 | cntl+B |
shift+A | 8456 | 1713 | ボリューム調整 | cntl+A |
shift+E | 9469 | 1715 | メディア情報 | cntl+E |
- | - | 1716 | キーボードヘルプ | cntl+K |
| | 不明 | バックライトon/off | cntl+L |
| | 不明 | シルクエリア表示切替 | cntl+G |
| | 不明 | 前フィールドへ移動 | cntl+O |
| | 不明 | 次フィールドへ移動 | cntl+P |
| | 不明 | メニュー表示 | cntl+M |
| | 不明 | 選択文字列のコピー | cntl+C |
| | 不明 | 選択文字列のペースト | cntl+V |
| | 不明 | 選択文字列のカット | cntl+X |
| | 不明 | 選択文字列の削除 | cntl+D |
ソフトの起動設定 †
- petitLaunch
- HotButton?
- 鍵盤交換
巡回データの取り込み(ftp使用) †
- petitLaunch
- vPalmftp
- HotSwitch?
運用案 †
- メインのサポートは自宅winXPで行う(iMac600上のpalmDeskTop?は諦める)
- シンクは無線LAN
- USBケーブルは会社、自宅でケーブルを使うときにはCyperShot?添付のUSBケーブルを使用。
- 巡回
- iMac600+ぴるごむ
- サーバーにコピーしUX50のダウンローダーかFTPで取り込む。
- iMac600にMSカードリーダーをつなぎMSにコピー。
- この運用に我慢できなくなったら、iMacにMissingSyinc?購入。