SUUNTO TRAINING MANAGAER についてのまとめ。

basics

SUUNTO TRAINING MANAGER BASIC SCREEN

設定ダイヤログ

 このダイヤログはユーザを右クリックしポップアップメニューから編集を選ぶと表示される。

設定タブ:STMとT6の基本設定画面

STM-setting-1.jpg

 右上の枠に覆われた単位の設定はT6でも行えるが、こちらでやったほうが楽。

 言語を英語表記にするとメニューやメッセージが英語化されすっきりと見やすくなる。が、日本語で入力したコメントやアクティビティ名が文字化けしてしまう。

 アクティビティは最初は何も入っていないので、追加ボタンを押して入力する必要がある。

個人情報タブ:ユーザの個人情報の設定画面

STM-setting-2.jpg

 左の枠の項目を入力し、下のボタンを押せば標準的な数字が設定される。体重が増減した場合には数値を変更し再計算を行うことで最適な目標値やEPOCレベルが再計算される。

 なお、アクティビティレベルについては、数字を選んだときに下に表示される説明を見て選ぶ。T6を使ってトレーニングを続けるとトレーニング履歴から適当な数値になるので気楽に選んでも構わない。

 中の枠の項目は測定値を持っている場合は任意の数字を入力する。この例では、安静時HRと最高HRは別に計測した数字を入力している。肺活量は知らないのでソフトが設定したものをそのまま使っている(ここに問題がありそうだが。これについては後で)。

 右の枠のユーザーEPOCレベルは左の情報を元に設定される。ここで設定されるレベルが各人の運動能力に応じたトレーニング負荷の指標となる。

function

graph

report

activity level

このソフトというか、SUUNTOのトレーニングギア全てに共通する基本的な考え方は、最適な運動負荷をかけることが最大のトレーニング効果を産むというものだ。そして、最適な運動負荷というのは、ある一定の負荷を連続してかけ続けるのではなく、各レベルのトレーニングをいろんな時間で行うことで得られると考えている。そして、そのレベルは各人の運動能力から割り出したものから算出するということだ。

 つまり、初心者にとってはEPOCが30でもレベル3に該当する負荷が体にかかる可能性がある。運動に慣れて心配能力や筋力が上がると同じ運動でも軽く感じるのと同じだ。その時にさらに能力を高めるためには運動の強度を上げるしかない。これは普通に人がスポーツに取り組むときに実感できることだ。これを、心拍計を使って精密にやろうということだ。

 そして、運動をする目的にあわせて必要なEPOCレベルを設定すれば、オーバートレーニングによる故障や燃え尽き、負荷不足による無駄を防ぐことができる。


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