メリット †
- ファイルはサイト上のスペースに保存されるので保存が記録されることはない。
- youOSのサーバなので、ファイルを持ち歩くというイメージがない。まあ、webDAVとかでボリュームをマウントして使えば似たようなイメージではあるがシームレスさは異なる。当たり前だが、こちらはその環境自体が物理的な場所やマシン、OSの壁を一切感じさせない(当たり前だが)。これは新しい。
- デスクトップの壁紙などの設定も引き継がれる。
- アップデータでPCのデータをサーバにアップロードできる。yahoo!のブリーフケースのような感じだが、こちらのほうがダイレクトな印象がある。
デメリット †
- 相当なマシンパワーを必要とする。Intel core 2 DUO 2.4GHzのiMacなら MacOS でも winXP でも快適だが、pentium M 1.2 GHzのノートPCでは700MHz Pen3 でXPを使うより重い。
- gmail、yapログの編集ができない。
- XGAでは厳しい。
- ブラウザのブックマーク管理が貧弱。ネットワークとブラウザというインフラがあってそちらにブックマークがあるのが前提なので仕方がないか。
その他 †
youOS †
- Good
- アカウントを作らなくてもテストできる。
- look & feel はこっちのほうが好き。
- 自動的に保存されるスティッキーノートがプリインストールされている。マシンが変わってもデスクトップが共有されるメリットを感じられる。
- Bad
- youEditor
- 書きかけの文書を自動的に保存してくれているので間違えてウィンドウを閉じたときなどはtmpを開くとよい。
- 横幅を調整できないのが痛い。XGAで文書を見比べながら作業したいときに不便極まりない。
- 扱える文字数に制限があるらしく、TidBITS全文をペーストしたら途中までしか入らない。
- ブラウザ
- Where Wolf:ウェブブラウザ。pentiumM 1.2 GHz では重い。リンクをFirefox の新規タブに開くことがあるのは困る。
- Bitty Boowser:シンプルで速いがCSSに対応してない。You Browser はCSSを解釈してくれるがナビゲーションできない。
- you Browser: .txt をWクリックすると開く。動きは軽いがCSSを解釈しないので今どきのウェブサイトは見られたものではない。
- target を新規ウィンドウに指定したリンクを開くとFirefoxの新規タブに開いてしまう。
startForce †
StartForce
- Good
- 初期でインストールされているアプリケーションは多く完成度は高い。
- ブラウザのロケール情報を読むのかメッセージやアプリケーションが日本語版。
- ウェブブラウザでブックマークが管理できる。
- ウィンドウズの操作をエミュレートしている(右クリックメニューやドラッグ&ドロップでのファイル操作)
- 運営者から日本語のメールで4月1日から大きく機能が改善されると案内があった。機能の改善があったときに、アップデータをダウンロードしたりしなくてもいいのは素晴らしい。
- Bad
- GUIがウィンドウズxp風でうるさい。
- CPUパワーに余裕がないとマウスポインタの動きに追従してこない。
- テキストエディタ・ワープロ
- エディタとdocの編集ができるワープロが入っているが、文字コードのせいか保存したファイルが正しく読み込めなくなることがある。エディタさえ使えればこちらを使いたいが、保存したテキストデータが使えなくなるのは困る。
- エディタは折り返し表示できない。
- ワープロはyouOSのエディタのような文字数制限はない。
- ブラウザ
- target を新規ウィンドウに指定したリンクを開くとFirefoxの新規タブに開いてしまう。