2006年12月22日

自転車のススメ02 必要なもの

 自転車ダイエットを始めるに当たり、必要なものを重要度の高いものからリストてみます。手持ちのものがあれば、購入する必要はありませんが、使おうと思っている自転車に適合しているかどうかチェックが必要です。

絶対に必要なもの:-----------------------------
○自転車
 ダイエットに自転車が必要なのではなく、自転車ダイエットだから自転車は必要です。手元に自転車がある場合は、あえて買い換える必要はありませんが、スポーツ用を使ったほうが効率がよいことは否定できません。詳細は後で。

○空気入れ
 自転車にあった物を必ず用意してください。空気圧が不足した状態のまま乗っていると、パンクしたりリムを傷めたりしやすく、百害あって一利なしです。タイヤの適正空気圧はタイヤの横に書いてあります。

 スポーツタイプの自転車ではママチャリなどで使われているもの(イギリス式)と異なるタイプ(フランス式、アメリカ式)のバルブが使われているものがありますので、新しく自転車を買った場合には、確認したうえで購入しましょう。

○心拍計
 リアルタイムで心拍が表示されるタイプにしてください。ここでは、心拍計を使った運動強度の把握を重視するので、持ってない人は買ってください。安いものなら数千円からあります。他の運動をしているときでも使える腕時計タイプがお勧めです。

○体重計(体脂肪計)
 ダイエットの基本は現実に目を向けることです。成果が現れたときに、成果を実感するためにも、体重計は用意してください。

 性能にこだわる必要は特にありませんし、電気抵抗を使った体脂肪率測定は誤差が大きく、大雑把な目安にしかなりませんので、それほどこだわる必要はないでしょう。上位機種だとPCにデータを転送できるメリットはあります。

 体重や体脂肪率は一日のうちでも上下しますので、できるだけ同じ時間帯で測りましょう。また、日々の上下より1週間程度の移動平均を観るようにしましょう。体重で1kg、体脂肪率で1%程度は誤差の範囲です。

○メジャー
 体重計と同様、現状把握と成果の検証に使います。筆者は、ダイエット前にやっておかなかったためにせっかくの効果を数字として認識することができないままに終わって悔しい思いをしました。

 現実を突きつけられるのは辛いですが、これをやっておくと効果が出たときの励みが大きく違ってきます。ぜひ、始める前に胸囲、胴囲、ヒップ、太ももは測っておきましょう。これは、毎日測る必要はないでしょう。毎月、日を決めて計測するといいでしょう。

△ライト
 ライトがついていない自転車を使う場合には必ず買ってください。

できるだけ持っておきたいもの:-------------------
・ヘルメット
 特に、スポーツ用自転車に乗るときは必ずヘルメットをかぶるようにしましょう。巡航速度が全然違うので、何かあったときに頭を守れない可能性は高くなります。

・手袋
 夏でも手袋をすることで、転倒時のダメージを軽減することができます。スポーツバイクの場合は路面からの振動を軽減することで手を痛めることを防いでくれます。

・工具
 ドライバー(プラス、マイナス、それぞれ中小)、プライヤー、スパナ(セットになったものが便利)、車種によっては、アーレンキーセットが必要になります。
 最初のうちは、自転車屋さんでメンテナンスしてもらえばいいでしょうが、シートやハンドル、ブレーキの調整くらいは自分で出来るようになりたいものです。

・ケミカル用品
 油(チェーン給油用)、グリース、防錆潤滑剤(CRC556など。ワイヤーやネジの錆止め等)。
 給油する場所と種類は決まっていて、間違えて使うと壽命を縮めることになりますので、注意しましょう。自信が無ければ、チェーンとワイヤーの露出部分に油をさすだけでもいいでしょう。最低でも月に一回くらいはさしてください。

・スポーツ用アイウェア
 サングラスというより、風や埃、砂などから目を守るために使います。ですから、夜でも使える色のものが一本は欲しいところです。簡単にレンズを交換できるものもありますので、透明のレンズがついているものは応用が利いて便利かもしれません。

 眼鏡をしている場合はそれでも構いませんが、スポーツ用アイウェアの快適さは眼鏡の比ではありません。度付きのレンズを入れられるものや、特別のフレームと組み合わせるものなどもあります。筆者は、これを機にコンタクトレンズにしました。快適です。

 2000円から3000円程度のものでも構いませんが、ゆがみの無いもので十分な口径のあるものにしましょう。何より重要なのはサイズや形状がフィットするかどうかです。オークレーや Rudy project などの有名メーカーであっても顔に合わなければ性能を発揮できません。日本人プロスポーツ選手が使っていても、彼らは特別なサポートを受けている可能性が高いので、参考にはなりません。

あると便利なもの:--------------------
・サイクルコンピュータ
 走行距離と累積走行距離がわかると励みになります。新規に購入する場合はケイデンス計測機能が付いたものにしてください。初心者は、「軽いギヤでクルクル回す」といわれても、どういう状態なのか分からないでしょう。

・自転車用ウェア
 ばたつかないスポーツウェアであれば何でも構いませんが、専用のウェアは自転車に乗る人たちが築き上げたノウハウが詰まっています。

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