またも、面白いサイトが2chで紹介されていた。ネタでではなく、メーカーのサイト発見報告だったが、いろいろと面白い。自転車先進国の老舗メーカーのサイトはブランドを前面に押し出したものばかりで退屈だ。昭和の日本製自転車華やかなりし頃の勢いを感じさせるサイトだ。俺が買ったFujiも中国製のOEMで、GIANTのOCRシリーズと双子のようだ。他メーカーのものにもブランドだけ変えたものがあるかもしれない。
そんな、元気いっぱいの中国自転車製造メーカー(本来の意味でのメーカーだ)のWUXI PASSAGE BICYCLE INDUSTRY CO.,LTD.のサイト。ここで、一番面白かったのが、タンデムのページ。
子供を足元に乗せて、しかも自転車に乗っている気分を演出できるのは面白い。子供の重量が自転車の重心に近いところにある点で安定がいいだろう。
弱点としては、子供の体格がかなり限定的なことくらいか。
スポーティなタンデムで整備された道をそこそこのスピードで走ることができそう。
これと酷似した(OEM供給?)タンデムがFujiブランドにもあった。FUJI tandem
一番面白いのがこれ。3人乗りて・・・
タイムボカンシリーズの悪役3人組のコスプレで乗ったら、一部に受けそう。
しかし、マジな話、最後尾のクランクから後輪への伝動は普通のシステムを使っているようだが、負荷に耐えられるんだろうか。
不安なのは、前輪のジョイントシステム周りだ。フロントフォークやベアリングには通常の自転車の数倍の重量が集中するはずだが、写真で見る限りは普通の自転車と変わりはない。3人の成人男子が乗ったら、総重量は200kgを超えるはずだ。だとしたら、中型の自動二輪と同じくらいの強度・剛性が必要なはずなのに。下り坂でポッキリいったら・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
ホイールも相当に負荷がかかるはずだが、MTBのブロックタイヤレベルのものしかついていないようだ。スポークがボキボキいったら・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
もうひとつは、ブレーキ。どう観ても、普通のロード用リムブレーキだ。100kg以下のロード車を止めるものと同じキャパシティで3人を止められるんだろうか。急制動をかけたくてフルブレーキしたのに、速度が落ちなかったら・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
後、恐怖じゃないが、不思議なのはフレームの構成。なぜ、斜めのメンバーを一本だけヘッドから最後尾のシートポスト下まで渡しているのだろう。2本にして、トラス状にしたほうが剛性が上がるような気がするが。
まあ、タンデムだからといって、一人でこぐ時より速く走るためのものではなく、一人でこぐときより楽に・ゆっくりと走るためのものなのかもしれない。実際問題、3人乗りにレーサーパンツにサイクルジャージー、ヘルメットのぶっとい足のおっさんが汗だくで乗って50km/hで爆走していたら怖いわな・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル