2006年06月18日

ライト(cateye)

 帰り道は暗い。さすがにライトまでは付いていないので、ライトを買いに行った。今は、昔のような電球を使ったものはもちろん、ハロゲン球を使ったものも完全に駆逐されていた。今あるのは、白色高輝度LED を使ったものばかりだ。消費電力が少ないことや発光体(LED)の寿命が長いというメリットから当然のことだろう。

 LEDの場合、光量を増やすためには発光体の数を増やすらしい。ショップには光量ごとにいろいろな種類が並んでいる(cateyeの一覧ヘッドライト)。ライトが必須と言っても道自体は街灯や自動車のライト、家の灯りがあるので道を照らす必要は感じない。

 必要なのは暗い道で自動車から視認され易いようにすることだ。自分で車やバイクを運転していると良く分かるが、発光体を持っていない人や自転車は暗闇にまぎれてしまう。特に、黒いスーツを着ているようなリーマンはなおさらだ。車に乗っていると、下目にしたライトに突然人が現れてビックリすることがある。もちろん、現れたわけでなくそこに居たのにこちらのライトの照射範囲に入っただけなのだ。障害物も何も無く、昼間なら数百メートル先からでも見える場所でだ。

 ところが、徒歩や自転車に乗っている人からは、夜は車の接近は良く分かる。昼間より遠くから分かるといってもいい。100m以上離れていても車が接近してくることはライトで分かる。

 怖いのはこのギャップだ。歩行者は「こんな見通しのいいところで見えないはずは無い」と思って油断している。車も、昼間には視界の広いところなので、見えていると勘違いしていることがある。気付いたらニアミス。最悪の場合は引っ掛けてしまうこともある。

 このため、大半の自転車には反射板が取り付けられている(反射物を取り付けるのは法律でも義務付けられているはず)。これでもあるとないとでは大違いだが、ヘッドライトを下げた状態や元々暗い原付きバイクのライトなどでは運転者の注意引くほど光らないことが多い。また、方向も決まっていて横や斜めからは全く見えない。そこで、発光物だ。自ら光るものならライトを受ける必要はない。今はLEDが主流で電池の消耗も少ないし発電機を自転車に取り付ける必要も無い。

前:(HL-EL129)
 道路を照らすという点では気休め程度だが、前方や横からの被視認性は十分。正対したらまぶしいくらいだ。これを地面と水平にセットすれば、かなり遠くからでも確認できる。単三電池二本で駆動し、点滅モードと常時点灯モードが選べる。点滅モードだと電池寿命は320時間と常時点灯モードの4倍になるというのも嬉しい。

 専用のマウンタを使わないベルト締めなので、ハンドルの太さに依存せず使うことができるのもメリットだ。

後ろ:AG-BL300
 cateyeのXXX。小さな青のLEDライト。ライトというよりは、ポジションランプだが、輝度はかなり高い。暗い道なら50mくらい先からでも見える。こちらも、点滅と点灯が選べる。固定は、マウンタをフレームに輪ゴムを掛けて行う。

 この商品は点灯の在庫期間が長かったのか、購入時には電池がほとんど消耗しきっていた。「動作確認用」という断り書きがあるものの、正常かどうかすら確認できないのでは意味が無い。こういうデバイスは、絶縁フィルムを挟み込んでおいて、使うときに抜くようになっているものが多いのに、そういう配慮がなかったのは残念だった。

 いずれも、本体とのワンタッチで着脱できるので、駐輪場に保管するときには外しておく必要がある。

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