2006年06月26日

心拍計(ハートレートモニター)購入

 購入したものは、cateyeの腕時計型心拍計cateye MSC-HR10。購入は、サイクルコンピュータとあわせて同じショップで通販。価格は5,000円。

HRM-1.jpg 心拍計には大きく分けて、リアルタイムにモニタするものと、随時自分でセンサーに指を当てて計測するものとがある。これは前者。自転車で走行中の状態を見るにはいちいち停車しなければならないタイプを使うのは本末転倒だと考えたから。また、サイクルコンピュータのハイエンドのものには心拍記録が取れるものもあるが、腕時計型にしたのは自転車を離れていても使えるため。

 タッチセンサータイプにはカラフルで楽しいデザインのものは多いが、リアルタイム計測式のは素っ気ないものが多い。その中でもこの機種はそっけなさのホームラン王だ。まるで、二時代前の「液晶デジタル腕時計」のようで、時計としては受け入れたくないデザインだ。

cateye MSC-HR10
cateye:MSC-HR10機能一覧
MSC-HR10の取扱説明書(pdf)

 ブリスターパックのようなものに入っているのだろうと思っていたが、意外にも立派な化粧箱に入ってきた。内容は、本体(時計)、センサーユニット(胸に巻くベルト)、取扱説明書(本体についてきた取説は分厚い本で6ヶ国語対応のユニバーサル仕様だ。世界中に輸出されているのだろうか)。

HRM-3.jpg 重さ、大きさはGショックほどではないが、結構でかい。ゴムのベルトは定期的な交換が必要な予感がする。これまでも、ダイバーウォッチや電波時計、speedmaster もベルト切れをきっかけに買い換えたり使わなくなったりした。

 リアルタイムモニターなので、センサーは胸に巻く。これで、心臓の出す電気信号を拾って電波で本体に送るのだ。素材はゴムで汗をかくと気持ち悪そうだが、密着しないと心拍を拾えないので、肌に直接密着させなければならない。ゆるいとズレるし、強いと食い込むので、長さの調節が難しい。ずれたときに直している姿も問題やしねぇ(^^;

 自転車に乗る機会がなかったが、一日中付けてみるといろいろと分った。まず、心拍数は思っていたより頻繁に敏感に変わっていること。階段の上り下りでも10~20回/分の上下は起こっているし、平静にしていると思っても、60~75くらいを上下していた。知識のある方には常識かもしれないが、新鮮な驚きだった。

 次は、強度にかかわらず高い数字が出ること。掃除機がけだけでも90くらいになるし、雑巾がけをしたら120近くになる。犬の散歩でも100は超える。ということは、自転車に乗って汗が吹き出すくらいの運動強度だともっともっと上がっているんだろう。運動時の有酸素運動の目安として、自分の数値を割り出したときに、119 ~148がいいとされていたのを見たときに、「こんな高かったらへとへとになるんじゃないの?」と思っていたが、そうでもないようだ。

 会社に来たとき、7階のフロアまで階段で上ってみたら5階くらいで150を超えた(最終165)。自転車通勤ではここまでは負荷をかけないが、130程度の負荷はかかっている気がする。

 やっぱり、リアルタイムモニターにして良かった。時間を記にする就業間際のOLよりも、電車の中で定期的にケータイを取り出す学生よりも、頻繁にモニターをチェックしている(今は67だ)。時計を見ているようにしか見えないところがうれしい。私は、こういったリアルタイム更新のモニターが大好きでノートPCには常にメモリとCPUのモニタを表示しているし、wifiモニタも必須だ。

nike-watch.jpg 右の写真は、NIKEの心拍計。オフセットしている所がおしゃれだ。昔、SEIKOが出していたSpeedMaster(だったかな)を思い出す。

 ちなみに、NIKEのオフィシャルサイトでは、このモデルは在庫切れになっている。流通在庫しかないかもしれないし、後継機が$299もしているので、NIKEファンは買っておいてもいいかもしれない。これなら、腕時計として使うことに抵抗は少ないはず。

 スポーツ用心拍計の最大手はPolarという会社で、種類も機能も豊富だ。自転車用にもサイクルコンピュータに組み込まれたモデルがあり、これなら一台でサイクルコンピュータと心拍計の両方をまかなえる。しかも、windows マシンと赤外線通信でき、結果をPCにダウンロードできる。さらに、ネットを介してPolar社が運営するサイトにもデータをアップロードすることもできるらしい。但し、価格が高いので、cateyeのサイクルコンピュータと心拍計を別々に買った合計の倍以上する。

 なお、Polar社のサイトは心拍計を利用したスポーツやトレーニングについて詳細に書かれていて、「心拍トレーニング」を実践しよう!は一読をお勧めしたい。

 デジタルウォッチの老舗といえばCASIOを忘れてはいけない。カシオの心拍計はLAP MEMORY 300/LAP MEMORY 200。機能的には NIKE のものを凌いでいるだろうが、好みがはっきりと分かれるデザインだ。私はパス。

サイクルコンピュータを選ぶ

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