2006年06月10日

はじめに

 タイトルには特に意味はない。ブログのタイトルを考えているときに、「テニスボーイの憂鬱」というタイトルがなぜか思い出されただけ。第一、「テニスボーイの憂鬱」を読んだことはない。そんな、不勉強なリーマンオヤジがロードバイクに目覚めて始めたのがこのブログ。「バイクボーイ」という単語で検索をかけたら雑誌の名前とか映画の主人公の名前が大量にヒットしたので、さくっと変更した。80rpmで走れるようになることを夢見て、ゆるくがんばるオヤジのブログ。

 まず、ロードバイクに乗るようになったきっかけを一発目のエントリとする。このブログでは、「ロードバイク」は「ロード用自転車」であり「ロード用モーターサイクル」ではない。>自転車用語集

 通勤用に使っていたバイク(YAMAHA SRX250F ヨーロッパ輸出仕様)が突然動かなくなった。これ以前にも度々トラブルがあり、タイヤの交換時期もせまって(スリップサインは1年以上前に現れていてカーカスが出てきている)いて、乗り続けるか中古のオートバイを買うか悩んだ。そして、結論を先送りする間、パパチャリで駅まで通っていた。駅まで自転車で走るのは、前にもSRXが動かなくなるたびにやっていた。

 我が家にあるパパチャリは27X1 3/8インチと、買い物自転車にしては大柄でタイヤも細めだ。重量は重いが、転がり抵抗はマウンテンバイクとかミニサイクルとかよりは小さい。しかし、致命的なことに変速機が無い。このため、下りや平地でクランクの回転の割にスピードが乗らず、上りではもろに負担がかかる。何より悔しいのが、変速機つきの自転車に乗った50歳くらいのとっつぁんに置いていかれることだ。

 ちなみに、自宅から駅までの距離は約8km。私の家は駅より標高的に数十メートル高いところにあり、朝は下り夜は上りメインになる。また、郊外で幹線国道沿いに走るので、信号でのストップや交差点で止まることは少ない(逆に国道を横断しなければならないときには最悪90秒近い信号待ちが発生する)。特に、駅の近くの数キロは信号ゼロで自動車もほとんどいない。

 このような条件なので、変速機のある自転車ならもっと効率的(楽に早く)駅まで往復できるに違いないと考えた。

 そして、最終のきっかけとなったのは息子の自転車だった。息子は、以前からロードレーサーにあこがれていた。お年玉がかなり残ってもいた。春休みにこれまで乗っていたマウンテンバイクが壊れたのを機にロードレーサーを物色していた。GIANT OCR-3かOCR-2をオークションで見張っていたがなかなか落札にいたらなかった。新品のOCR-3を発注しようとした矢先に、GIANTの古いカーボンフレーム車が出品された。カーボンのものをこんな値段で落札できないだろうと入れた金額で落札できたのだった(8.1万+送料1.3万)。予算的には大幅オーバーだったが、平日は駅まで使ってもいいという条件で2.5万の援助をした。

 届いたそれはこれまでに触れたことのある自転車とは全然別物だった。借りてまたがってみたものの、ハンドルは低くペダルは遠かった・・・軽さや転がり抵抗の小ささ(700x23C)は実感できたが、乗り続けることはできそうになかった。息子の身長173cmで私は165cm。息子も最初はしんどそうだったが、サイズが合わないというのではなく、初めてのロードレーサーのポジションに慣れていないせいだということのようだ。私の場合は、ハンドルを握ったら腕立て伏せをしているようになってしまった。さらに、眼鏡をしているために前方を見るときに裸眼の人に比べて頭を起こす必要があり、前傾姿勢と相まって首の後ろがあっという間(数分)でパンパンに固まるのを感じた。こんな状態では、駅まで到底走れそうにないし、走れたとしても快適とは程遠いはずだ。

 そこで、息子の自転車を借りるプランは諦めて、自分用の自転車を物色し始めた。例によってヤフオク7だ。何度も検索しているうちに、今回購入した自転車を見つけた。なんと、送料・税込みで30850円。通勤にはうれしいフェンダーとスタンドまで標準装備だ(^^; オンラインショップには黒のものしかなかったが、問い合わせたら白もあるというので、白を発注した。

Re:turn offに 購入に続く

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