8割が役に立たないシステムを経験

8割が役に立たないシステムを経験,「目的が不明確」「トップがダメ」「使い手を無視」が理由 : IT Pro 記者の眼

8割が役に立たないシステムを経験,「目的が不明確」「トップがダメ」「使い手を無視」が理由

 正確には、「8割は役に立たない現在のシステム」だろう。却って手間が増えてしまうなんてバカ丸出しだ。しかし、経営者レベルは全然現在の仕事の仕方を知らないから、情報システム部門のオナニーを生温く見守るしかできないのだろう。

 今日、たまたまそんなことに遭遇した。他部署で入力したデータがおかしくなっていたので、直してくれるように依頼した。しかし、オペレーションをした人間は全く間違えていなかった。入力プログラムのミスだった。前から変なデータを吐くクソプラグラムなのに、情報システム部門の低能は直していなかったらしい。そして言うことには「こっちでデータを修正しときました」。ハァ?そっちのミスでしょ。そんなデータが勝手にできてしまうのがミスなだけで、データの修正をしたのはお前のミスを手っ取り早くごまかしただけだろう。ふざけんな!カス!

 とまあ、こんなレベルの仕事しかできない奴らだから、まともにやれば暇でしかないような仕事を忙しそうに遅くまで残ってやっている。アフォな管理者はそれを見て、「情報は遅くまで頑張っている」と高く評価する。俺は分かる。なぜなら、そこに前にいたから。ホントなら半日でできるプログラムを3日かかってやってたんだから。というより、最初の3時間で当たりをつけて、大半のロジックをくんでしまい、後は2日間遊んで、催促されそうになったら忙しそうにやっつけていた。そんなレベルのことをしていても誰も気づかないんだから暇で暇で仕方がなかった。まあ、今も似たようなもんだがな。

8割が役に立たないシステムを経験

8割が役に立たないシステムを経験,「目的が不明確」「トップがダメ」「使い手を無視」が理由 : IT Pro 記者の眼

8割が役に立たないシステムを経験,「目的が不明確」「トップがダメ」「使い手を無視」が理由

 正確には、「8割は役に立たない現在のシステム」だろう。却って手間が増えてしまうなんてバカ丸出しだ。しかし、経営者レベルは全然現在の仕事の仕方を知らないから、情報システム部門のオナニーを生温く見守るしかできないのだろう。

 今日、たまたまそんなことに遭遇した。他部署で入力したデータがおかしくなっていたので、直してくれるように依頼した。しかし、オペレーションをした人間は全く間違えていなかった。入力プログラムのミスだった。前から変なデータを吐くクソプラグラムなのに、情報システム部門の低能は直していなかったらしい。そして言うことには「こっちでデータを修正しときました」。ハァ?そっちのミスでしょ。そんなデータが勝手にできてしまうのがミスなだけで、データの修正をしたのはお前のミスを手っ取り早くごまかしただけだろう。ふざけんな!カス!

 とまあ、こんなレベルの仕事しかできない奴らだから、まともにやれば暇でしかないような仕事を忙しそうに遅くまで残ってやっている。アフォな管理者はそれを見て、「情報は遅くまで頑張っている」と高く評価する。俺は分かる。なぜなら、そこに前にいたから。ホントなら半日でできるプログラムを3日かかってやってたんだから。というより、最初の3時間で当たりをつけて、大半のロジックをくんでしまい、後は2日間遊んで、催促されそうになったら忙しそうにやっつけていた。そんなレベルのことをしていても誰も気づかないんだから暇で暇で仕方がなかった。まあ、今も似たようなもんだがな。

iPod shuffle 楽しみ方はSPO

 このデジガジ(digital gadget)を楽しむには、iTuneを使いこなすことが必須だ。この点、それ自体がiTuneとなりうるHDDモデルと根本的に違う。これを見落としたまま、安いiPodとして購入に走るとショボン必至だ。そこで、快適なプレイリスト作成方法について考えてみた。
 なお、アーティストにこだわらずシングルばかりを集めている人(手持ちのCDを取り込んだリストが既にシャフル状態)や特定のアーティスト(ジャンル)だけしか聴かない人(どこをとっても一枚のCD状態)には参考にならないことをお断りしておく。

  1. (iTune)iTuneで曲のレートを入力。後でスマートプレイリストを作るときの条件にするので、ルールを自分なりに決めてから入力する。
  2. (iTune)必須のアーティスト・CDはマニュアルでiPod shuffleにコピー
  3. (iTune)レートを使ってスマートプレイリストを作る。この時の条件に、1で入力したレートを利用する。これによって、プレイリストの性格付けを行うことが可能だ。プレイリストは時間や曲数、容量の設定もできるから、どの程度までをiTuneに任せるかを決めることもできる。
  4. (iTune)3で作ったリストから曲を転送。(容量がiPodの残り容量より大きい場合には、ランダム選曲)
  5. (iPs)ランダム再生
  6. (iPs)再生される曲を聴いているときに、「このCDを続けて聴きたい」、「このアーティストの曲に連続でおぼれたい」と感じたらshuffleのシーケンシャル再生に切り替えればいい。ここで、マニュアルコピーしたリストが効いてくるのだ。
  7. (iTune)SPO(SmartPlaylistOptimize)
    • iPodからの曲の削除、更新対象曲のチェック
    • iTuneのレート見直し
    • スマートプレイリストの再構築(別のセット作成)
    • 更新したリスト(或いは別のセット)からの更新

 自分にあったリストに育てるにはこのサイクルを何回も回さなければならない。パラメーターとして使うのは、曲のレート、マニュアルとオートフィルの割合。スマートプレイリストの条件(基準・容量)などだ。これによって、ランダム度を調整することが可能だ。最適値の判断基準自体が気分次第なので、完成というものはないだろう。また、お気に入りアルバムの追加による変化もあるだろう。

 HDDモデルの場合も、スマートプレイリストを作るときにはこのSPOは応用できるだろう。HDDモデルの場合は、聴きながらレート評価できるのでSPOの効率も高いはずだ。現在プレイ中の曲のレートを下げられることが大きい。プレイ中に下げられれば、iTuneで編集するときに削除対象を決める効率が大幅にアップするだろう。

今日の占い:おうし座の彼女。取った電話の声が知り合いっぽく聞こえても、タメ口を使わないようにしましょう。あなたの大事な人かもしれません。失敗しないおまじないはiPod shuffle 1Gを購入することです。類似のリンクが出回っているようですが、ここが本家ですので、類似品をつかませられないよう、こちらからご注文ください(^^;

—-
iPodについて書いたエントリもよかったらどうぞ。
iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

科学の進歩

 先日、シュレディンガーの猫は元気かという本についてエントリを書いた。その本の中で、書かれていた(本は1990年ごろ発行)実験が今NASAの手で行われているという記事を見つけた。

 アメリカが全て正しいとは思わないが、こういう実験ではアメリカが世界をリードしていると思う。日本ではスーパーカミオカンデとかスプリング8くらいしか名前を聞いたことがない。宇宙に出てとなると、気象衛星の打ち上げに成功したことがニュースになるレベルだ。

 下のは、シュレディンガーの猫は元気かにもふれられていた衛星がやっと打ち上げられることになったことを伝える報道。まあ、宇宙を相手にする学問は単位が違うので10年程度は誤差にもならないのかもしれないが(10年以上前に打ち上げられた探査機が今頃成果を挙げたりする世界だからね)。

Wired News – アインシュタインの「時空の歪み」理論を実証する探査衛星を打ち上げ – : Hotwired

 ロサンゼルス発――アルバート・アインシュタインの一般相対性理論に関わる2つの重要な予測を検証するための探査衛星が打ち上げ準備を完了したと、米航空宇宙局(NASA)とスタンフォード大学が発表した。発案から打ち上げまで45年かかったことになる。

Wired News – 一般相対性理論を検証する宇宙実験、ようやく開始に目処 – : Hotwired

 重力探査B(画像)は、これまで製作された科学計測機器のなかで最高レベルの精度を持つと言われている。当初、地球周回軌道に打ち上げられた4月20日(米国時間)の45日後から60日後までに、計測を始める予定だった。

 「これまで製作された科学計測機器のなかで最高レベルの精度を持つ」というフレーズにはゾクゾクする。この実験の方法論について、説明されても十分理解できないのが悲しいが・・・

iPod shuffle いきなりかよ

B0007DGQIU.09.MZZZZZZZ

 曲の転送の途中に動きが止まった。iTuneが完全にフリーズ状態になってしまう。強制終了させiMacを再起動したら続きが転送された。プレイリストを再編集したらまた同じようになった。どうやら、うちの環境ではUSBハブを介してのデータ転送が不安定で接続が切れてしまうようだ。同じハブ経由でホットシンクをしているvisorprismも1回で成功することは少ないので多分同じ理由だろう。

 問題なのは、iTune+iPod shuffleだと接続が切れたときにフリーズ状態になってしまうことだ。palmは接続が切れたときには、「接続が切れたのでやりなおせ」というダイアログが表示され次の操作待になる。これが正しい対応だろう。

 何回もやっているうちに、ファイルシステムが壊れた、「回復してください」というダイアログが出始めた。仕方なく初期化しようとしたが、これも当然iMacとの接続が必要なので不安定。途中で止まってプログレスバーが伸びなくなってしまった。これを強制終了したら、iPod shufflleが認識されなくなってしまった。

 ハブにつなぐのを諦めて本体に挿そうとしたら、十分な深さに届かないらしく、デバイスが挿入されたことすら認識されない。途方にくれたが、隣に置いたyellowdog iMacのキーボードを思い出した。キーボードは純正のUSBハブなので、iMac>キーボード>iPodと純正で固めてみた。この状態でiPodアップデータの回復をやってみたらプログレスバーは右端まで伸びた。

 その後の曲の転送は、時間の問題で(朝の出勤前の数十分の出来事だから)、数十曲しかできなかったが、安定してできた。

 しかし、このままでは、曲の転送のたびに純正キーボードを用意しなければならなくなる。iMac600で使っているHappyHackingKeyBoardは快適なので替えがたい。epsonのプリンタはUSBハブを介しての接続を推奨していない。

 yellowdogが手元にあるときには純正キーボードで凌ぎ、その後は曲の入れ換えはwinXPでやるか。充電だけなら、ACアダプターからの給電もできるので、今のハブでいいし。

 ただ、一つだけ情報を得た。iPod shuffle を初期化するソフトは、macの場合、ユーティリティフォルダの中にあるアップデータを使う。普通にmacOSXを使っていて、ソフトウェアアップデートを実行していれば新たにソフトをダウンロードする必要はない。これまで息子のiPod miniのアップデートをしたときには、デバイスとして認識されないというようなことはなかったので、iTuneのiPodメニューから行っていた。だから、今回のようにいきなり「初期化しますか」と出るような場合の対処法を知らなかったのだ。

 そうそう、血液型がAのあなたは今日、とても運が悪いようです。信号が変わる前に道を横断したりしないようにしましょう。逆転のおまじないは、右の写真をクリックして iPod shuffle を購入することだそうです。
—-
iPodについて書いたエントリもよかったらどうぞ。
iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

iPod shuffle 1G 到着

1109681647 Amazonに注文していたものが届いた。注文時点では3月の中旬以降になると書いてあったので、「こら、4月に入るかも」と思っていた。生産ラインが順調に立ち上がったのか、間に合わなかった何らかのパーツの供給が潤沢になったのかは分からないが、2月初旬に言っていた「2月には供給を大幅に増やして、待ち時間を大幅に減らす」という宣言を守ったことは間違いないだろう。俺の場合は、結局10日待ちしかしていないのだから。

 Appleはこれまでにこういうシーンで何度も失敗をしてきた。今回は、iPod shuffle が再認識させてくれたシリコンプレーヤー市場で、後続メーカーが地歩を固める前に怒濤の供給が間に合ったと見ていいのかどうかは今年の9月頃に分かるだろう。ウォッチャーとしては無責任に楽しい。

 製品の操作や性能について、書くべきことはない。appleやマスコミ、ユーザーのサイトに詳細で丁寧なリポートがあるから。それより、iPod shuffle を聴くスタイルや個人的な使い心地について考えてみたい。全て、個人的環境から見たことが前提。共通点がある人には参考になるかもしれないが、そうでない人は読まないほうがいいかもしれない。

 ・通勤時間1時間半(バイク20分、電車1時間、乗り換え・徒歩10分)
 ・内勤中心事務職(だから、勤務時間中には音楽を聴くことはない。USB充電は可能)
 ・他にPDA(visor prism)とケータイ(A5502K)は常時身につけている
 ・プレーヤーは常にいずれかのポケットに入れて使用。絶対にバッグ類に入れることはない。
 ・これまでは、東芝のシリコンオーディオプレーヤー(diGO)を使用
 ・音質にこだわりなし

 ローカルな事情だが、diGOが要らなくなったので、専用充電器とスマートメディアリーダーが要らなくなってiMacの周りがすっきりした。特筆すべきは、代わりに増えたものが一切ないことだ。これは嬉しい。

 7カ国語で書かれた使用許諾権契約と限定1年保証のほうがユーザーズガイドよりボリュームが大きいところが、世界戦略商品であることを感じさせられる。白いステッカーが入っているのもご愛嬌。俺の場合は、iTune環境が設定済みなのでCDを使うことはない。

 最初にiPod shuffleをUSBポートにセットしたらいきなりアップデートのダイアログが表示された。もちろん、サクッとアップデートした。だから、アップデートしたからどうなったのかは分からない。

 とりあえず、USBハブに接続したらステータスランプが点灯して少しホッとした。ただし、電圧の低いUSBポートを使うよりACアダプターのあるハブにつないだ方が充電時間が短いという話をどこかで読んだので、このまま使うかどうかは未定。

 プレイリストを作ってから転送しようかとも思ったが、「初心者は標準モードに慣れてからカスタマイズすべし」という格言に従って、オートフィルしてみた。50MBをストレージにした残りを埋めるのに約40分かかった。約264曲16.8時間が転送された。入れた後で、特定の曲だけを入れ替えることも可能なので、普通はそんなにかかることはない。また、iMac600のUSBポートが1.0なので遅かったかもしれない(多分フラッシュメモり書き込みのほうがネックになっているので大差はないと思うが確認はできない)。

 iTuneで曲を確認するとなかなか微妙なリストが出来上がっている。手持ちのCDを全部入れていないせいもあるだろうが、お任せはちょっとしんどいかも。レゲエの後に80’sヒットが流れるのはねえ…まあ、子供のCDの曲ととりあえず取り込んだ懐かしくもない80’sを消し込んでようすを伺ってみる。

 好きなCDについては以前にTwinVQでライブラリ化していたので、iTuneに取り込んでいなかったのだ。だから、今のiTuneからランダムで抽出すると残念感が漂うことになってしまうのだろう。
—-
iPodについて書いたエントリもよかったらどうぞ。
iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

iPod mini の楽しみ

 息子のiPod mini を触っていたら、コンピューターの操作に通じる(中身は完全なコンピューターだが)楽しさがあった。最近のケータイの操作・設定に慣れた女性にも訴求しそうだ。

 クリックホイールを触っていて楽しいのは、カリカリという音だ。本来全く必要のない音だが、それによるフィードバック効果は大きい。特に、物理的な動きを伴わないクリックホイールの場合は効果的だ。そして、俺の場合はこの音を聞くと、MacOS8時代に使っていた効果音を思い出す。マウス操作に従って音によるフィードバックがあるというものだ。会社ではうるさいので使えないが、コンピューターのユーザーインターフェースの一つとしてよくできていたと思う。しかも、ちゃんとステレオになっていて、画面の左端にあるファイルアイコンをゴミ箱にドラッグするとその位置に反応して、音が左から右へ動いていったのにはびっくりしたものだった。

 整然とした階層メニューにまとめられた機能群とそれを駆け巡るためのクリックホイール。一度も持ち手を変えることなく親指一本で全ての操作が完結する。ハードだけでなくソフトだけでもない。どちらか一方しか作っていないメーカーには絶対に到達できない高みに達していると感じた。

 さらに、メモやアドレス、時計(シンクしたときに自動的に設定される)もある。iPod以外のHDDプレーヤーを触ったことがないので、機能的にiPodが特別だったのかどうかは判断できないが、いろんな設定を試すのはA5502Kより楽しかった。

 こんなヲタ心をくすぐるディープな作り込と、選曲と操作(再生・音量調整等)くらいしかしないユーザーとをまとめて魅了してしまった理由がよく分かる。iPodの魅力はiPodだけでなくiTuneとの統合環境によるものだが、それ自身でも十分それ以前のHDDプレーヤーと別次元だ。
—-

iPod shuffle についての感想をwikiでまとめたりもしています。

検索ワード

 ここは、サイドバーにも入っているように忍という訪問者解析を使っている。特に目的があってやっているわけではないが、回線を変えてからはグローバルIPアドレスが変わっていないかを確認するために毎日1回以上は確認するようにしている。

 ここに来る人の半数以上は、検索サイトから個別エントリへの直接リンクだ。そして、その中で一番多いのがYahoo!Japanだ。このページ(トップ)を読んでいるような人には意外なことだが事実だ。そして、その中で圧倒的多数だったのが「エン夕の神様」だった。調べてみたら、Yahoo!で検索したときに20位くらいに入っていた。

 ところが、その傾向がこの頃変わってきた。「エン夕の神様」で来る人間の数が大きく減っている。ランク落ちしたのかなと思って確認したら順位はさほど変わっていなかった。にもかかわらず、サーチエンジンから来る人間が減ったのだ。一度でもこのサイトの該当エントリに来た人は二度と来ないだろうから、新規検索の人数が飽和したのかもしれない。少なくとも、番組に興味を持って新たに検索する人間が減ったことは間違いない。

 こうやって、サーチエンジン上位に入っているキーワードへのクリック回数を統計処理すれば、集団的無意識な行動の動向調査ができるかもしれない。まあ、その言葉自体への関心と言葉に対する態度は別問題なので、そのバイアスをどうするかは重要かもしれないが、googleの中の人なら何とかしてしまう(すでにしている)かもしれない。

情報を探すこと・保管すること

 以前からwebは巨大すぎて探しているものに簡単には到達できないことが問題となっていた(それがYahoo!の始まりだ)が、現在ではさらにそれが加速している。玉石混交の巨大なデータベースがwebだ。これに対して立ち向かう数々のアプローチがあった。Altavista が先鞭を付けた巨大データベースによるサーチは現在googleが勝ち残っている。

 しかし、googleにも問題点は残っている。ヒットしたページのどこに目的のページがあるかは分からないことだ。複数のキーワードを使って絞り込むことは可能だが、最終的には一つ一つのページを表示させて吟味するしかない。ここに目をつけたメタ検索ソフトとでもいうべきソフトがTidBITSで紹介されていた。

 firefoxを使うようになってから、「コマンド(cntl)+T」で新しいタブを開き右上の検索フィールドに検索語を入れてenterキーを押すことが習慣になった。検索結果のページへ飛ぶときは、まず見込みのありそうなリンクをタブで開く(スクロールホイールクリック、右クリック>タブで開く、コマンド+クリック>タブで開く)。10程度のタブ開いたら、最初にクリックしたリンクのロードは終わっているはずなので、ロードの終わっているタブから順にクリックしてウィンドウに表示させて読んでいくのだ。ウィンドウを行き来する手間やロードのタイムロスが少ないので、短時間に大量のページを確認できるようにはなった。

 しかし、これも本質的には一つ一つのリンクを開いていくのと変わらない。

TidBITS 日本語版 #765/07-Feb-05
Google も踏むを恐れるところ DEVONagent が飛び込む

 自動的に検索結果(指定した複数のサーチエンジンを並行的に検索した結果も含む)を吟味し、独自の解析ソフトを使ってより要望に近い結果を返すというのがこのソフトらしい。横断的に検索エンジンを検索する方法はオークション統計ページにも例があったが、さらに踏み込んでいるらしい。

 このアプローチは面白いが、例によってPCインストール型であるところが残念だ。せっかくなら、検索結果とそのヒット評価のフィードバックをネットに置いて共有できたら面白いと思う。ただ、このやり方は、どうやって集金するかというネットサービスに普遍の問題をはらんでいる。そう、パチンコ屋やラブホテルやブランドショップでは平気で万札を切るのに、ネットで月額300円と言われると急に鬼のような顔になるmixiユーザー達のような連中の財布から集金しなければいけないのだ。これは難しい問題だ。まあ、本質的な問題とは別次元の難しさではあるが・・・

ウィルス添付スパム大発生:追加

 少し下火になっていたのに、今日だけで6本もウィルス添付メールが来た。今日のはすべて、.exeファイルが添付されているもので、yahoo!のウィルススキャンサービスで確認したら、「W32.Lovgate.W@mm」というものらしかった。

 まあ、俺の場合はwinマシンでM$製品を使ってメールを読み書きすることはあり得ない(設定していないのでできない)ので、感染はしないと思うが、注意するにこしたことはないだろう。今のところ、ここを読んでいるヲタのマシンが感染した兆候はないが、M$製品をご愛用の方々はお気をつけ下さい。

 ただ、気になるのは、今回送られてきたスパムは、ここに載せているメールアドレス宛に国外から送りつけられているということ(実際に送信した端末がどこにあるかはわからないが)。ここのアドレスはエンコードしていたのでスパマーの標的になっていなかった。トラックバックスパマーが標的を探すときに手動でメールアドレスを採取していったのかもしれない。

 ちょっとgoogleで調べてみたら、最新のものではなく以前からあるものらしかった。以前からあったものが、どこかの間抜け(あるいは悪意のあるバカ)のせいで再発するのは、本物のウィルスのようで面白くもある。

 追記:
 さっき、Mailを起動したらdion.ne.jpからもウィルススパムが届いてた。SMTPサーバーがdion.ne.jpになっているから、メールアドレスの詐称だけではない。dion.ne.jpのどなたか、ウィルスにやられてますよ。