ヘルスケアの合従連衡
戦国時代に例えれば、Apple は秦で Healthkit を採用するのは合従策で、それ以外のサービスをつなげて対抗しようとするのは連衡策と言えるだろう。
Fitbit だけが Healthkit に対応しないので、Fitbit charge 2 で採取したログがヘルスケアに反映できない。「そのうち対応するやろ」と待っていたが、これで可能性はゼロになった(今はサードパーティの同期用アプリでやっているが)。
Fitbit は ionic とVERGE で女性の生理をモニターすることが出来るようになったし、Apple watch も心臓疾患や成人病をモニターする機能を搭載しようとしている。まだ、フィットネス・トラッカーもスマートウォッチも好き者のおもちゃでしかないが、これがいつコモディティ化するか、デジヲタとしては目が離せない。
Fitbitは米国時間4月30日、Googleの新しい「Cloud Healthcare API」を利用して、ユーザーが医師と連携して自分の健康状態を管理できるように支援すると発表した。 スマートウォッチ「Versa」 提供:Sarah Tew/CNET GoogleとFitbitの提携により、ユーザーはゆくゆくは、スマートウォッチ「Versa」などのFitbitのフィットネスウェアラブル機器からのデータを、電子カルテと結び付けられるようになる。Fitbitは、最近買収したTwine HealthのサービスでもGoogleのサービスを使用して、糖尿病や高血圧などの慢性疾患をユーザーが管理できるようにする計画だ。 Fitbitはこの提携により、消費者と医療機関に対するユーザーエクスペリエンスを高めつつ、これまでより速く成長し、より多くのユーザーに製品を提供できるようになると、同社の共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるJames Park氏は述べた。 クラウドサービスの導入によってFitbitは、「Apple Watch」と、ユーザーによる健康状態の管理を支援するためのそのプラットフォームで
情報源: Fitbit、健康管理でグーグルと提携–ウェアラブル機器と電子カルテの情報を連携 – CNET Japan
フロンティアの消滅
ハイエンド端末で起こったことが低価格モデルにも始まったようだ。
ここ2~3年のチープAndroid の性能の向上は目覚しかった。昨年買った Homtom HT20 は $89(送料込み)だったが、十分に使える端末だった。一部動かないアプリがあったり、docomo の周波数帯域では圏外になりやすかったが、海外では問題は無いだろう。
チープ端末の機能・性能がここまでくれば、端末の買い替えサイクルは長くなるだろう。iPhone や GALRAXY で数年前に起こったことがチープAndroidにも始まったということだ。チープ端末製造業者もこれから淘汰が始まる。
市場を広げるにはインフラの整備が必要だ。電気網と基地局が無いところでは携帯電話は売れない。