端末で在庫を検索してくれたが、無かった。とりあえず、フィット感を確かめるために pace の 25cm を履いたらピッタリだった。ピッタリというかタイトというか、遊びがない感じがした。Pace はより競技志向で前の方のクッションもかなり少ない感じで、今求めているものではない気がする。将来的には pace でフルマラソンを走れるような足にしたいが・・・
次に、NIKE AIR ZOOM SPEED RIVAL 25.5cm を履いてみた。靴下を履いた状態でぴったりだったので、FREE 4.0 より少し大きいのかもしれない。フィット感もよくて、また、 New balance と違いドロップが大きい気がした。かかとを着いた場合のソフトなクッションは感じることが出来たが求めているものではない。他に Nike のシューズで思いつくものがなかった。
しかし、これには落とし穴がある。「何をお探しですか?初マラソンですか?なら、こちらの棚の・・・」で示されるのは当然サブ5の棚だ。並んでいるのは GEL 1120 と大差のないようなクッションタイプだ。店員は責められない。だって、初心者で初マラソンの人間にサブ4用のシューズを勧めて故障されても困るだろうから。
メーカーのラインナップ設定は、ヒールストライク走法から入ってミッドフットストライク(あるいはフォアフット)に移行するということが前提で作られている。なので、ミッドフットストライクに適したシューズは競技用のみになってしまっている。最初からミッドフットストライクで練習するほうが後でフォームを矯正するより容易いだろう。初心者モデルからミッドフットストライク用をラインナップしてほしい。Newton running shoes は全てミッドフットストライクで初心者から競技までカバーしているが、取り扱い店舗が少すぎる。Newton のような高価なシューズを試すことなく通販で買うのは分が悪すぎる。また、Mizuno の Be や Wave evo は純粋のミッドフットだが、ランニングシューズではない。
このエントリを書いて、「ミッドフットストライク」を象徴するような絵がないかと検索したらNew balance の動画見たことの有る動画(New Balance – Good Form Running)に行き着いた。「New balance はミッドフットストライクを推奨してるんか」と商品説明を読んでいたら、ジョギングモデルにも「前足部と後足部の高さの差が小さい前後差6mmのレスドロップ設計。
ミッドフット着地を自然に促し、着地時の衝撃を緩和。」という文章が有った。
しかし、これには落とし穴も有る。下肢骨を垂直(実際には僅かに外側に角度がつけてあるとは思うが)に保つための機能が強力なために平坦でないところでは足首をひねることに繋がるケースが有るのだ。自分が走っているルートは、散々書いたが、路面状態が悪い。古い簡易舗装は街路樹の根で隆起したり陥没したりしている。また、度重なる工事のせいで継ぎ接ぎだらけだ。傷んでいなくても、排水のために左右に傾斜しているところもある。こういうところでこのタイプのシューズを履いていると、思わぬ段差や路面の継ぎ目をかかとで踏んでしまうことがある。ベアフットシューズなら横にも柔軟性があるので靴と足の弾力で吸収できるような段差でも GEL 1120 では下肢骨を斜めにされてしまい足首をひねることになる。路面自体が傾いている場合はもっと長時間にわたって靴が斜めに向けようとするのを足首で耐えるしかない。
こんな日はうちにいて Windows shopping の時に買ったMizuno Be は数日後に届いていた。Mizuno のシューズを買うのは初めてだ。カテゴリーとしてはランニングではなくトレーニング用とされている。海外ではミニマリストシューズとしてカテゴライズされているようだ。検索しても日本語のサイトはほとんどヒットしない。Youtube でも海外の動画しか見当たらない。