5連休の最終日

2日は会社に行ってたし、昨日も早朝から出かけて同じ会社の人間と試験を受けたので全く休んだ気がしないが、就業管理上は休みだった。

一日中雨が降ったり止んだりという予報だったし、いつ降り出してもおかしくないような空模様だったのでロードに乗る気になれずダラダラと過ごした。

娘は3時間の自動車の高速教習。息子は一段階の教習を2時間受けてきていて、それなりに充実した感じだ。自分はゴーヤの収穫と熟しすぎて落ちてしまった実の掃除をしたくらいだった。

夕方に少し青空が覗いたので、RX3で船坂、有馬温泉ルートに行ってきた。40分程度の行程だが標高差は200m近くあるので時間の割に充実感がある。船坂や有馬温泉は標高が高く風が涼しかった。

ひぐらしの鳴き声が響き、晩秋を感じさせる風だった。学生の頃の心細いような寂しいような、不安なような、何もしなかった事への後悔のような複雑な気持ちになってくる。何十年も経っているのに。

週末ログ 梅雨は開けたのか

 昨日は、朝8時半頃から川下川ダムルートを走ってきた。行きには曇っていたが、途中からカンカン照りで三田からの R176 は灼熱だった。

 午後に息子のバッグを買いにイオンに向かっているときに雨が降りだして、すぐに本降りになった。イオンモールの中はいいが、隣のアウトレットモールへの陸橋に屋根がないので50mくらいのあいだにかなり濡れてしまった。

 昨日の夜の天気予報で「大気が不安定で所々で雨が降る」と言っていたので、自転車は諦めて10時頃まで寝た。起きたら快晴・・・しかし、この時間帯から太陽に焼かれるのはいやなので、息子の自転車のパンク修理をすることにした。

 半ママチャリみたいな自転車なのでタイヤは取り付けたまま作業した。タイヤはママチャリと同じ27インチ1 1/8 なので、簡単に外せる。すぐにパッチを貼り空気を入れていたら「パン」という音がした。タイヤを嵌めるときにビードとリムの間にチューブを噛んでいた・・・結局ホイールを外すことになってしまった。そうこうしていると、雲が広がり雨が降ってきた・・・

 昼食後、また晴れてきたので作業を再開。以前使っていたママチャリのチューブを移植することにした。後輪をはずすのは面倒なので、前輪をはずしてチューブを取り出し、パパチャリに移植。パパチャリの後輪の構造はスポーツバイクのものと同じで、ママチャリよりは作業は楽だった。ただ、スタンドや頑丈な泥よけ、変速機ガードが邪魔で作業性が悪くスムーズな作業とはいかないが、ママチャリよりまし。梅雨の間雨でも使ったのでチェーンに錆が浮いていた。ホイールもブレーキシューでドロドロになっていたので、掃除してチェーンの給油をした。ついでに、RX3 も掃除とチェーン給油、ペダルに給油をしてすっきりした(^^)

 その後は安定して晴れたが、真夏の日差しの下に出る気にはなれなかったので、夕方にRX3でちょっと散歩してきた。船坂から有馬温泉で汗を掻いたが、風は乾いていて日陰は気持ちよかった。ついでに、瑞宝寺公園で涼んで帰ってきた。効用で有名なところだが、緑のもみじの葉も涼しげで美しい。なにより、観光客が一人もいない公園は静かで風が気持ちよかった。

 今日は降水量はわずかだったが、昨日から天気の移り変わりが早い。カンカン照りから雨が降り出すまでは数十分だ。20~30km 先に自転車で行ってたら、雲行きを見て引き返しても間に合わない。実際に、昨日も国道でずぶ濡れのロード乗りを見た。かといって、ピーカンでは熱射病になるし・・・オッサンロード乗りが夏場に自転車に乗れるのは早朝だけか・・・

決算にはトラブルがつきもの。今年は・・・

 トラブルといっても決算トラブルではない。

 一昨年と昨年は最終に近い電車で帰宅したときに、それぞれ一回寝過ごした。田舎に向かう電車なので、折り返しの上り電車が無くて歩いた。昨年は隣の駅、一昨年はさらに一つ先の駅から自転車が置いてある駅まで歩いた。JR在来線なので駅間の距離は都心の私鉄とはわけが違う。隣の駅で8kmその次はさらに+2km(ここは例外的に近い)だった。自転車のある駅まで1時間半近くかかって、そこからさらに自転車で40分。家についたら1時半だった。

 今年は(といってもまだ途中なので連休前までは油断できないが)早く帰れているので、もし寝過ごしたとしても折り返しで帰ってこれる。なので、隣の駅から徒歩で帰るという事態には遭遇していない。

 しかし昨日、21時40分頃に駅を降りてRX3にまたがったらサドルに異常な振動が。路面の凸凹がダイレクトに尻を突き上げてくるこの感覚は・・・パンク。すぐに自転車を降りてタイヤを押したらぺっちゃんこ。ホイールを回してみたらおおきなステープラーの針のような細い金属片が刺さっていたorz…

 駅から自宅まで約8km。メッセンジャーバッグを背負い、自転車を押しながらビンディングシューズで歩いた。RX3はママチャリよりMTBよりはるかに軽く、気温的にも歩きやすい程度に寒かったので消耗は少なかった。しかし、MTB用でクリートが露出していないとはいえ自転車用に作られたシューズは底が固く歩きづらいので5kmを過ぎたあたりから足首付近が痛み出してペースが落ちた。さらに、メッセンジャーバッグは前傾姿勢で背負うときには快適でも、直立していると普通のショルダーバッグと同じで肩にストラップが食い込んでくる。結局、家についたのは23時10分頃だった。

 「娘にカブでポンプとスペアチューブを持ってきてもらった良かった」と思いついたのは行程を半分以上過ぎたあたりだった。娘が免許をとったら車で迎えに来てもらえるんだが・・・

 パンクは不可抗力だが修理キットを用意していないのはミスと言えなくはない。盗難の危険性が上がるので極力オプションは付けないようにしているが、このようなことが起こるとスペアチューブとポンプくらいは載せたくなる。

蛇のカウンターパンチ・・・

snake bite 少し肌寒い風が吹いていたが、せっかくなので六甲山か淡河ルートに向かった。

 ところが、家から5分くらいのところで、先日の強風で落ちたらしい木の枝が落ちていて、それほど太そうに見えず、右後から大きなトラックが迫って来ている音がしたので、そのまま踏み越えようとした(狭い道で路側帯もほとんどない)。予想以上に大きな衝撃で驚いたものの落車するほどではなく、次の信号まで走った。

 その時、ハンドルが嫌な感じに重くなったことに気づいた。フロントタイヤを手で触ったら、すぐにパンクしたことがわかった。遠くまで来ていたらチューブを交換しただろうが、家からさほど離れていないので押して帰った。

 家に着いて、チューブを交換したら案の定スネークバイトの跡があった。運悪くバルブの近くだったので修理は諦め、交換した。タイヤとリムにダメージが無かったのは不幸中の幸いだった。その後、雲行きが怪しくなり、雪がパラッと来たりしたので、再び着替える気には慣れなかった。いつになったら暖かくなるんだろう。

arima river 午後、近所の桜の名所に行ってみたがまだまだ蕾は固かった。しかし、家の庭はすっかり土筆畑になっていた。

自転車散歩:有馬温泉

 休みの日に晴れたのは3週間ぶりだった。しかし、家を出られたのは15時半。着替えるのも面倒だし、陽が落ちると困るので、クロスバイク運動不足解消を図った。

  RX3に乗って1時間半程度のルートで楽しいのは有馬温泉ルート。普通に走ると1時間もかからないので、今日は温泉街に入ってみた。古い温泉街だけあって、興味深い建物や風景が多く、谷間に温泉旅館や土産物屋がひしめいてい楽しい。


  観光客が多いのでロード用クリートでの走行はやめたほうがいい。車道なので時々自動車が通るので、停止する必要があるから。


  炭酸せんべいの製造販売。本家や本舗がオリジナルを主張しているのも一興。


  店先に割れたものを袋詰めして売っているところもある。進物には使えないだろうが、家族で食べる分にはコストパフォーマンスは高い。まあ、一番美味しそうだったのは肉屋のコロッケだったが(^^;


 ボーリングの鉄塔が何箇所もある。有馬温泉は硫黄分がない(少ない?)らしく、異臭が立ち込めるようなところはない。


 炭酸泉源公園。炭酸泉を初めて汲み出した井戸が近くにある。この池の水が炭酸泉の湧き水なのかどうかは分からない。泡が出ているが沸騰しているわけではなくポンプで泡を立ているだけ。


 温泉神社。


 愛宕山山頂。六甲山系の急な山の中腹にあり起伏が多い。そして、遊歩道が張り巡らされており、見晴らしのいい所に出たり、狭い道をぐるぐる回っていたら意外な所に出たりして、面白い。マウンテンバイクなら楽しめそうな非舗装もあった。歩行者は滅多にいないし、倒木は一本もない(コレ重要)。
 愛宕山の山頂から北を望む。有馬富士が見える。


 普段は、通りやすい幹線(といってもセンターラインはないが)を通過していて気づかなかったが、さすがに数百年の歴史を持った温泉旅館街だけあって、徒歩での観光にちょうどいいスケールと密度で観光客相手の施設があった。徒歩で散策し旅館で温泉に浸かり、ゆっくりするという観光スタイルに最適化されているといってもいい。

 有馬温泉に行ったら、旅館にこもるのではなく歩きまわって見るのがおすすめ。まあ、自分は家が自転車で10分程度の場所なのでおそらくここに宿泊することは一生無いだろうが。

RX3:しょっぱい SHIMANO 310 シフター

 自分が子供の頃に乗っていた自転車の変速機はフリクションタイプで、一本のレバーの操作で上下させていた。今の主流はシフトアップとシフトダウンをそれぞれ専用のレバーで行うものだ。形は違うがママチャリの3段変速で採用されているものと機構的には一緒だ。一部のクロスバイクやシティサイクルにあるグリップタイプのシフターは機構的にはフリクションと同様といえる。また、ハイエンドでは変速機を電動化しシフターは電気スイッチでしかないというものも現れた。

 RX3 に付いているのは SHIMANO M310 というもので、フラットバーでは主流の2本レバーだ。親指で大きなレバーを前方に押しこむようにすると変速機が大きいギアの方に動き、人差し指で小さいレバーを引く(握る方向動かす)と逆に動く。前の変速機(左のレバーで操作する)は大きなギアになると重くなり、後ろの変速機(右手で操作する)だと重くなる。変速機を大きなギアに入れるときに力がいるので大きなレバーに割り当ててある。

 問題は小さいレバーの操作体系だ。以前乗っていた Gary Fisher の Hoo koo E Koo についてたシフターは SRAM X9 で両方のレバをー親指で押しこむようにして操作するものだった。親指だけでシフトアップもシフトダウンもできるということに意味があったのだ。人差し指はブレーキレバーを操作する指なので、路面状況が変わるようなときにはブレーキレバーに掛けたままにしたい。しかも、そういう条件の時には変速機の操作もしたいことが多い。親指は変速レバーの操作しかしなくていいから両方を親指にアサインしておくのは合理的だ。
 息子の2006年モデルのTREK7100 についていた Altus はブレーキレバーより上に小レバーは付いていた。これは、M310 より立ち漕ぎ時の操作性が悪かったが、シフターとブレーキレバーが近いために人差し指を大きく動かさなくても操作を切り替えられた。M310 はブレーキレバーより下に位置していてレバーの操作はしやすくなったが、シフターからブレーキレバーに人差し指を移動するときの動作が大きくなった。右の上図はハンドルを横から見た概念図。赤がブレーキレバーで、黄色が少レバー、青が大レバーだ。通常時は赤と黄色を操作するときの移動角度はあまり多くない。

 右下図が立ちこぎ時の概念図。腕が上からハンドルに来ている分人差し指の付け根の関節位置がレバーに近づくために、少レバーとブレーキレバーを操作するときの角度差が大きくなっている。

 これらを考えると、人差し指で小レバーを動かさなければならないという操作体系に問題があると思われる。どの位置にしても不満が生まれるからだ。両方を親指で操作するということが特許で守られているのなら仕方がないが、もしそうでないなら、「真似した」という批判は受けるだろうが、両方を親指で操作するレバーにして欲しい。これは GIANT への要望ではなく SHIMANO への要望だが。

 GIANT が SRAM のダブルレバーと変速機を採用するというのでも RX3 乗りにとっては構わないが、変速機とシフターをミックスするのは山手ほしい。まあ、買ってしまった自分にはどうでもいいことだが。

蛇足:特許になっているかどうかは知らないが、ハイエンドのマウンテンバイクなどに搭載されているシフターはこの問題をロードバイクで開発されたダブルコントロールレバーによって解決はしている。ブレーキレバーをレバーの代わりにしてしまうというやり方だ。これなら、人差し指でブレーキレバーと変速レバーを同時に持ち替えること無く操作できる。ただし、シフターが複雑になり値段が高くなるので、RX3 クラスの自転車には搭載されない。

RX3でポタリング

 今日は天気は比較的ましだったが、ロードのクリートを交換するのが面倒だったので RX3 での買い物を兼ねたポタリングだけやってきた。

 出かけた目的は自宅から300mくらいのcoop(の2階の100円ショップ)で果たせたが、そのまま帰るのはもったいないので、15kmくらいのルートをだらだらと流してきた。最後有野から有馬温泉に抜ける激坂を登って中野からの下りでクールダウン、というより冷凍しながら返ってきた。

 自転車用のウェアに着替えるのが面倒に思えるテンションの時や買い物がてらに出かけるときにクロスバイクは便利だ。荷物はロードバイクやマウンテンバイクと同じだが、安心して止められることが圧倒的に楽(^^)。

 写真は、神戸電鉄の田尾寺駅から岡場駅に向かう道。カーブした線路が面白そうだったが、電車が来るのを寒風の中で待つ気力はなかった。

大寒とは思えない気温とホームセンター

コーナンのiPhone iPad 用品コーナー 午前中は雲が厚くて、寒くはないが寒々しいかんじだったが、午後から晴れ間も見えた。しかし、空模様が安定したのが14時を回っていたのでロードに乗る気にならなかった。

 こういう時にはクロスバイクが便利。(MTBでもいいんだが、今は持ってないからね。)ホームセンターまで、先日買ったばかりなのにナットが落ちてしまったライト用のネジを買いに行った。往復15km程度だが、運動不足の解消程度にはなる。

 ホームセンターでナットとドライバーセットを買った。今はトルクスネジが普及したのか、安いセット品で揃えられるようになった。昔、SE/30 のトルクスネジを回すためのドライバーが見つからず、大きなマイナスドライバーの先をヤスリで削ったものだったのに、今なら100円ショップでも手に入る。今日は、プラスとマイナスとトルクスが入ったセットを買ったが680円だった。

 ホームセンターはコーナンだが、iPhone や iPad のケースが置いてあったのには驚いた。値段は安いが、客層と合っているんだろうか。しかも、こんな趣味性の高いものを置いて大丈夫か?1つ面白い物があった。iPad用のスタンドだが、単に置くだけでなく固定できるようになっていて、その固定具ごと回転できるようになっていた。しかも、1480円で。箱の写真を見るかぎりではそこそこ使えそうだった。写真の右下の方に写っている。

 帰って自転車にライトを付け直したが、ナットで固定するのにはかなり苦労した。通常のナットで締めることを想定していない形状なので工具が入らないのだった。大きなナットを間に挟んで締め付けることに成功したが15分くらいかかった。ついでに、自転車のグリップの角度を調整した。

 RX3 についているグリップは円筒形ではない。エルゴノミクスデザインとやらで、手前に帽子のつばのように出っ張りがある。ここが手のひらの下のほうが乗るようになって広い面積で手を支えられるというコンセプトらしかった。しかし、取り付け角度が悪いのか、しっくりこなかったのだ。少し手前を低くして様子を見る。

 このデザインはあまり印象が良くなく、交換するつもりでいたが、手のひらを置けるのは効果があるかもしれないと思い始めた。丸いグリップだと、手のひらの指の付け根付近で体重を支えることになるが、この形状だと手首に近い所で体重を支えられる。人間の体は末端に行けば行くほど筋力が弱くなるので、骨格に近い所で支えるのは理にかなっている。

RX3:アクセサリー

SHIMANO(シマノ) PD-M520-S SPD ペダル シルバー PD-M520S 新しい自転車を買ったら必要となる物は多い(ママチャリを除く)。今回は盗まれた自転車の代わりなので、盗まれたものに付いていたもの以外は全てあるのであまり多くはない。盗まれた自転車に付いていたオプション品は、ペダル、ヘルメット、サイクルコンピューター、バーエンドグリップ、ボトルケージ、サドルバッグ、スペアチューブ、工具、ポンプ、ライト、LEDテールランプだ。実際にはステムやタイヤも交換したものを付けていたが、これは完成車にはついてくるので買う必要はない。ペダルも付いてくるが、ビンディングペダルがいいので、シマノのPD-M520を持ち込んで付けてもらった。

 今回は、通勤専用なので、あまり高い自転車に見えないことが最優先課題。なので、あまり本気そうに見える装備は付けないほうがいいと判断、サドルバッグ、チューブ、工具、ポンプ、ボトルケージは付けないことにした。パンク修理できないのは不安要素だが、通勤経路なら最長でも2時間歩けば家に着く。

 ライト:帰りには夏でも真っ暗なのでライトとテールランプは必須だ。テールランプについては反射板だけでも法的には問題ないが、自照式の被視認性は圧倒的なので付けるようにしている。

 ヘルメット:盗まれた MET inferno が理想だが、そんなものを一緒においておいたら本来の価格以上に見られてしまいかねないので却下。安いものを物色中。

 バーエンドグリップ:バーエンドグリップはフラットバーには必須。安いクロスバイクにも標準装備されているものなので装備するつもり。買っておいてあるが、つけるのが結構めんどくさいので暖かくなるまでは保留するかもしれない。

 ステム:GaryFisher には 100mmの raceface を付けていた。今回はバーエンドを付けても近すぎるようなら長いものに変更するかもしれない。ただ、ハンドルがMTBのハンドルより細くて迫力不足気味なので、そこまでしなくてもという気持ちも持っている。

 サイクルコンピューター:これが一番の問題点。自転車置き場においてある自転車でサイクルコンピューターが付いているものは少数だ。というより、殆ど無い。10万円以上するクロスバイクでも付けていない。そんな中、サイクルコンピューターをするのは目立つ可能性があるのではないかと不安なのだ。それでも、サイクルコンピューターをつけていると朝、時計として非常に便利なので、付けたい気持ちと葛藤中。

 スタンド:今回はスタンドを追加した。重量は増えるし見た目は悪くなるが、泥棒よけのアクセサリーとしての効果に期待して、店で付けてもらった(1900円)。また、盗まれた自転車を置いていた場所が封鎖されて立てかけて置ける場所がほとんど無くなったことも影響している。他のルック車に並べて置いておけば目立たないはずだ。

GIANT RX3 購入

 先週発注したRX3を受け取りに行った。自転車屋までは約10KMあるのでバスで行った。

 自転車を盗まれた後で、次の自転車のためにと買っていたのだ。1年以上放置状態だったものを取り付けてもらった。先週試乗したときに高すぎるように感じていたハンドルは一番低い位置にしてもらった。実際にはハンドルと言うよりステムの取り付け設定ということだが、自分でやるのは、難しくはないが、めんどくさいから。防犯登録シールはよく見えるところに貼ってもらい、ベルも取り付けた(法律上の義務有り)。スタンドはオプションで発注していたものが取り付けてあった。

 クレジットカードが使えないというので、コンビニまで現金をおろしに行くというロスタイムが入ったこともあって、店を出るのに1時間近くかかった。

 帰りに、100円ショップに寄って、ワイヤーロックとレンチセットとタッチ手袋を買った。そこから、北神戸イオンモールに寄り道してユニクロで通勤用のアイウェアを買って帰った。サイクルコンピューターをつけていないので正確な距離は分からないが、20km弱の走行距離で獲得標高は200m程度の初乗りだった。

 フレームは GIANT 得意のハイドロフォーム・アルミでトップチューブとダウンチューブは複雑な形状だ。完成車で5万円台ということが考えられない。円高のおかげもあるだろうが、GIANT の生産能力の向上も効いているのだろう。ダウンチューブは太くロードレーサーのような迫力に満ちている。

 ハンドルは今風に少し狭いものが付いていて切らなくてもよさそうだ(GaryFisher は3cm近く切った)。ただ、バーエンドグリップが付いていないので力を入れたいような場合(信号からの立ち上がりや上り坂)で上半身の力が使えない。コンポは Shimano のトリガー。小さいギアに変速するときにレバーを人差し指で引くことで行うタイプだ。TREK 7100 に付いていたものと違い、ハンドルより下にあって使いやすいが、Hoo Koo E Koo に付いていた SRAM9 のほうが扱い易かった。まあ、価格が3倍近い自転車についてたコンポと比較すること自体無理があるが・・・タイヤはフルスリックなので、雪道は怖いかもしれない。サスのないシートポストにスポーツ寄りのサドルで自分には使いやすい。

 前ギアのガードやスポークの反射板はすぐに外したいところだが、通勤用なので外さない。Hoo Koo E Koo にはギアガードは付いていなかったが、スポークの反射板は外した。

 ギアは 3X8 のマウンテンバイクのような構成で、平地ではインナーの出番はない。クランクが 170mm というのが短足の自分には残念だったが、Hoo Koo E Koo も170mmだったから、マウンテンバイクの思想なんだろう。

 Fサスが無いので、クロスといっても TREK 7100 とはかなり乗り味が違う。ロードに近い。というより、フルアルミフレームは路面の凸凹を正確に体に伝えてくれる。ひび割れていたり、凹凸や継ぎ接ぎだらけの田舎国道・県道を長距離乗ると辛そうだった。スポーツ自転車に乗り始めた頃に乗っていたもっどハードなフルアルミロードで 100km を走ったりしていたのにフルカーボンに慣れてしまって鈍ってしまったようだ。

 しかし当然ながら、ママチャリとは全く異なる転がりで爽快感があるので楽しい。少々の登りも足にくることなく走っていけるし、ギアが多いので(3×8)自分の体力にあった強度が選べる。ただし、カゴは付けられないしタイヤが細いので路面状況への意識を高く持っていなければならないという意味ではロードに近い。

 マウンテンバイクと比べると、舗装路では軽いので楽。グレード的にはるかに高い GaryFisher Hoo Koo E Koo に舗装路用タイヤを履いた状態と比較しても楽だ。

 フルカーボンのロードと比較することに意味があるのかどうか分からないが、比べてみると、平坦路では意外なほど差が少ない。が、上にも書いたとおり振動の吸収では劣っているし、登りの軽さでも明らかに違う。後、ホイールの重さのせいか、取り回しは少し重い感じがする。まあ、重く感じるのは当然で重量が3kg近く違う。

 全体に、コストパフォーマンスの非常に高い自転車だと感じたが、スペシャリストではない。マウンテンバイクのように段差を物ともせずに走るようなことはできないし、ママチャリのように荷物が積めるわけでもないし、ロードのように山を登ることもできない。しかし、服を着替えることもせずに軽いフィットネスレベルの運動をするのにはちょうどいいと思う。

 ただ、個人的にひとつだけ気にくわないことがある。それはグリップ。エルゴノミクスデザインとやらで丸くないグリップが付いているのだが、しっくりこない。バーエンドグリップが付いてないので、これも、既に買ってあるバーエンドグリップを取り付けるときに考えたい。

 家についたら、これまた買って置いてあった、ライトとリアのランプを取り付けた。帰り道は暗闇なので必要なのだ。