セキュリティアップデート

 Mac OSX のセキュリティアップデートが出ていた。ポチっとしたら、インストールされるパッケージ群はすっかりunixのものばかり。当然と言えば当然だが、不思議な感じがする。

 ということは、fedoraCore1にもと思い、サーバーでapt-getを実行してみた。予想通り相当な数が溜まっていた。やれやれ。久しぶりに再起動をかけてCPUの温度を確認したら43度だった。涼しくなったとはいえ、今日は27度近くあるからこんなもんだろう。

 しかし、セキュリティアップデートは日常の風景になってしまった。悪意の存在を前提とした行動が自然になるというのは哀しい。

linuxのシェア

 Fedora Core2ご利用報告: LinuxからのアクセスがMacを上回っていますを読んで、自分のサイトのOS別統計を表示してみた。結果が下のグラフ。

 ここのサイトではこんな感じ。一般的クライアントOSのシェアに近いのかと思う。自分で使っているのがMacなので、本来のシェアよりmacのシェアが多めに出ているかもしれない。

 ただ、ここに示されているのは、売上本数ではない。現実に稼動しているマシンのシェアなので、新規インストール数のシェアは分からない。新規インストールのシェアを考えれば、旧バージョンのwinが40%以上なんてことはありえない。インストールしたくても売っていないから(win2000のみ可能か?)。

 でも、こうやって見ると、OSの世代交代の難しさがよくわかる。ほとんどの人は、ハード購入時にインストールされているOSをそのまま使って、ハードの寿命まで使い続けるのだ。考えようによっては賢い使い方だ。古いマシンに最新のOSを載せたところでメリットは少ない。むしろ、普段の操作レスポンスが悪くなって使い心地が悪くなることもある。

 このwin旧バージョンの40%がハードの寿命によって買い換えを迫られたときに何を選択するか・・・コンシューマではwinが大半で一握りがmacだろう。現在、win98やwinMeを使っているようなユーザーが慣れないlinuxへの移行を考えるとは思えないからだ。しかも、ライブドア(TurboLinux)は一般市場に対してほとんどPR活動していない。PC市場に興味があり、元TurboLinuxユーザーであった俺ですら目にしたことがない。そんな状態で、旧バージョンOSを使っているようなヲタじゃない一般人に訴求するはずがないと思う。

 何のビジョンも感じられない例の社長が実はすごいビジョナリーなのか、凡人のほうがが正しく捕らえているのか2006年のシェアが楽しみだ。

 ところで、M$が大キャンペーンを張って売り出したタブレットPCのシェアってどれくらいなんだろう。ITmediaでしかお目にかからなくなったが・・・この提灯記事「赤坂タブレットPC編集記者」の見出しを見るたびに、現れては消えていったチャレンジャーを思い出すが、これは別の話。

iMac600 パンサー セットアップ08 ことえり

 あまり、文字入力をしなかったので気づかなかったが、日本語の変換効率がかなりあがっている。

 OS9ではMacVJEDeltaで10年近く鍛え抜いた辞書を使っていたので、まだまだ及ばないことが多いが、会社のwin2000proとかwinXPproの標準IMEよりはましだ。快適なOSと快適なHappyHackingKeyBoardlightのせいかもしれないが。

 今日は、はじめて、単語登録の研究をした。テキストからの一括変換もできるようなので、VJEDeltaの強烈辞書をもちこむこともできそうだ。「こんな必須の単語も出えへんやん」といらついている娘も納得のヲタマシンが出来上がるだろう(^^;

 キーボードショートカット一発で単語登録が呼び出せるのも、単語登録ヲタにはうれしい。残念ながら、MacVJE2.5でできた変換文字列取り込みまではサポートされていないが。この機能は、文字を入力して変換をし、確定させる前の状態で単語登録ショートカットを押すと、入力文字列を呼び出し文字列に、変換後の文字列を登録単語として登録ウィンドウが起動するという機能だ。

 これなんかは、今の複雑なIMの動作環境では難しいのかもしれない(昔は、OSを強制的に割り込んで動作していたからね)が、クリップボードにコピーした文字列を単語に自動的に取り込むくらいはしてほしい。

 まあ、贅沢を言うときりがない。昔のFEPは2万円以上したんだから。しかも、当時の漢字トーク標準変換「2.0変換」は使い物にならなかったから…OSにこれだけの水準のものが標準添付されるようになったことには感慨を覚える。

 ちなみに、winのIMEも成長著しいと思う。未だに、学習がしっくりこないのと、おせっかいな機能が邪魔なことはあるが、3.1や95の頃とは比較にならない。

 IMメーカーは厳しいだろうな。と、どうでもいいことを書いてしまうのもキーボードと変換ソフトのせいだったり(^^;

>iMacDV600 トラブル04:OSX tigerだと?

 iMac の修理依頼先からメール。順調に動いて、動作確認も終わったので送り返してくれるらしい。それはいいが、こんな情報が・・・

ITmediaニュース:次期Mac OS X「Tiger」プレビューへ

次期Mac OS X「Tiger」プレビューへ
Apple Computerのスティーブ・ジョブズCEOは6月28日のWWDCで、Mac OS Xの次期メジャーリリース「Tiger」のプレビューを行う予定。Appleは、Tigerに関するそれ以上の詳細は明らかにしていない。

 米サンフランシスコで開かれるApple ComputerのWorldwide Developers Conference(WWDC)でスティーブ・ジョブズCEOが6月28日、Mac OS Xの次期メジャーリリース「Tiger」のプレビューを行う予定だ。同社が5月4日発表した。

 ちきしょー。パッケージ版のパンサーを買ったのに、一回も封を切っていないまま旧バージョンになっちまった・・・切ない。

印刷に凝る

 娘の描いた原稿をスキャンし指定の大きさに印刷。A5に描いた原稿を横に並べ、A4横袋とじにレイアウト。300dpiでスキャンした画像はかなり重くて苦労した。vix(win)とGraphicConverter(iMac)、PhotoshopLE(mac)でピンポンしてやっとできた。

 PhotoshopLEをもっと使いこなせると作業効率はいいんだろうが、普段使う機会がないのでなかなか身につかない。SE/30時代から愛用のグラフィックツールはDeskPaint&DeskDrawだけど、68030時代からアップデートされていないから使い物にならない。ClarisWorksのDrawモジュールもお気に入りだが、このクラスの画像になると手に負えない。

 テスト印刷をし、セッティングを煮詰めるべきだが、時間がなかったので「えいや」で終わらせた。モノクロだったのが救い。

14インチXGAのiBookかあ

マックのことは、よぉわからん [No.1182]:速みち

12インチも14インチも、1024×768の解像度っていうのがひっかかる。
マックは画面の広さが命だと思うだけに、14インチもあったらもうちょっと広い解像度の液晶を採用してもよかったんじゃないのかなぁと思ったり。
BTOで対応したりしないのかなぁ。

 俺も同感。前にも書いたように、G4シリーズのように、パネルの解像度は一緒で大きさによって表示ドット数が変わるというのが「正しい」と思っている。ノートの場合は、液晶と目との距離が近く固定されるので、XGAなら12インチくらいがちょうどいいと思う。

 しかし、iBookは前にも14インチXGAパネルを使ったものがあって、アメリカ市場では人気らしかったので、それを引き継いだのだろう。まあ、平均的体格の違いなのかもしれない。俺なんかは、日本人男性の中でも小さいほう(165cm)なので、アメリカ人の平均的体格向けのものは大き過ぎるように感じてしまうのだろう。娘のiBook12USキーボードは大きすぎる。この点では、Let’sNoteはホントに手にしっくり来て良かったが別の話。

 実際、俺の勤めている会社では、14インチXGAのパネルを800X600で使っている人がいる。そういう人は店に行ったときに、14インチXGAを選んでしまうんだろう。ちなみに、俺が会社で使わされている東芝のクソPCは15インチ・XGAだ。目線の移動が無駄に大きくて疲れる。こんなクソな仕様で発売しようとしたメーカーもメーカーだが選んだヤツもクソだよな。これについては前に書いた。