おおはずれ(intel core duo mac mini キター)

 mac mini だったらしい。案外普通だったな。

アップル、Intel Core CPU搭載のMac mini
 1.5GHzモデルは、Intel Core Solo CPU 1.5GHz、512MBメモリ、60GB HDD、DVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。直販価格は74,800円。

 1.66GHzモデルは、Intel Core Duo CPU 1.66GHz、512MBメモリ、80GB HDD、Super Drive(DVD+R DL対応DVD±R/RWドライブ)を搭載する。直販価格は99,800円。

デジタル健忘症

 マスコミや政治家の健忘症を笑ってばかりはいられない。マカーにも健忘症患者はいっぱいいる。

 前にG5が発表されたときはG5が64bitプロセッサだから同等のクロックスピードのintelマシンよりはるかに速いとか言っていたような気がする。PowerMacの大半は既にデュアル化されているし。intel core duoにしたら速くなるというのなら、前のセールストークが全て嘘だったということになる。

インテルCPU搭載の新型マックは「買い」か?(上)

 米アップルコンピュータ社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は、今年の『マックワールド・エキスポ』の基調講演でまたしても魅力的な新製品を披露した(日本語版記事)わけだが、発表当初の幸せな気分が薄れつつある今、アップル社の忠実なファンたちは、ある悩ましい事実と向かい合おうとしている――またしてもプラットフォームが丸ごと、ベータ版状態に戻ってしまったのだ。

インテルCPU搭載の新型マックは「買い」か?(下)

現時点で、新型マックの実際の速度はどのくらいなのか?

 プログラムによって違う。ユーザーやアナリストたちの報告によると、一般ユーザーの行なうタスクのほとんどについて、新型iMacが少なくとも旧型マシンと同等の性能を見せることは確かなようだ。『マックワールド』誌のテストでは、インテル社製CPU搭載のiMacで『iMovie(アイムービー) 6』を使ったところ、旧型よりも1.84倍速くなったが、アップル社の2倍速いという宣伝文句は誇張だとしている。他にも、たとえば『iPhoto』(アイフォト)でファイルをエクスポートするといった作業では、新型マシンでの速度向上は微々たるもので、場合によっては多少遅くなることもあった。

 『ウォールストリート・ジャーナル』紙の検証によると、インテル社製CPU搭載のマックでは一部の作業で12~44%の速度向上が見られたが、ほとんど変化のないものもあったという。最適化がなされていないプロ向けアプリケーションを試したユーザーからの報告は、さらに厳しい成績を示している。たとえば、Photoshopを使ったテストでは、インテル社製CPU搭載のマシンはG5を搭載したiMacの4分の1の速度しか出なかったという。

 その昔、前バージョンのOSをネイティブで起動できるマシンを求めて生産終了品を買いあさったプロ達がいた(フォントの扱いが変わったためにOS8が必要だったり、OSX対応のphotoshopが出るまで時間がかかったのでOS9を使い続けたりしていた)。今回も同じようなことが起こるだろう。64bitマルチコアに最適化されたphotoshopの速度をintelの32bitデュアルコアで上回るのは並み大抵のことではないだろうから。

 ただ、safariとMail、iTunesが使えればいいという一般家庭ユーザなら intel iMac は悪くはない。ビジネスユーザも然りだ(但し、MS office のネイティブ版待)。だからこそ、このセグメントに最初に持ち込んだんだろう。次は mac mini あたりがターゲットか。

 とまあ、思いつきを書きなぐっているわけだが、俺にとってはプロ野球の選手の移籍話と同じくらい関係がない。未だに、エミュレータ・ショックから立ち直れていないから。対応したアプリが増えればどんどん速くなるといわれながら速くなったことなどなかったPowerMac6100。「立ち上がってしまえば従来と大差ない速度で使える」と書かれていたクラシック環境(しかも、うちの環境では起動に失敗することが多い)。

 こういうことをしつこく引きずっているような人間はパソコンユーザとして少数派なのかもしれない。

出たのは、intel iMac/mac book Pro

 iPod 関連は周辺アクセサリだけ。

 intelマシンが受注というのにはびっくり。しかも、ノートも。これで、G5 iMacとG4 PowerBookの中古が大量に出回って市場価格が暴落したら嬉しいなぁ。>macbookpro

追記:
 iMac G5 にアナログモデムポートがなくなったことを去年のTidBITSで訳した。そのときに、これが前例となると予言してあった(俺がしたのではなく、原文作者がした)が、予想通りこのノートPCにもアナログモデムポートはなくなった。うちにあるiMac(G3)にはもちろんアナログポートがあるが、LAN接続にしてからはアナログモデムを使ったことはなかった(今では、PPPの設定の仕方すら知らない)。多くのデスクトップマシンはそれでもいいと思う。しかし、ノートPCはどうなんだろう。
 無線LANが内蔵されているとはいえ、ホットスポットの普及率はモデムポートつき公衆電話の比ではないだろう。それとも、アメリカ国内の公衆無線LANの普及率は日本とは比較にならないくらいに充実しているんだろうか。

 windows マシンとハードの比較が簡単になって訴求しやすくはなったかもしれない。この春に出る intel core duo のwintel マシンの価格がどうなるか注目したい。インテル、Centrino Duo/Viivの国内セレモニーを開催
~未発表の各社対応機種も披露

 地味な変更だが、ノートPCの電源コネクタはよさそうだ。このアイデア自体は全然先進的でも革新的でもなく、10年くらい前に買ったホットプレートにも採用されている(多くの電熱ポットにも)アイデアだが、ノートPCに持ち込んだのは正解だと思う。今後ACアダプタを使うデバイスは全てこれに統一されればいい。そして、将来的にはauのようにACアダプタを別売すれば無駄がなくなっていいだろう。

 俺にとって、一つ残念だったのは mac mini のアップデートがなかったことだ。キーボードやマウスは余りまくってるので、最小の投資額で intel core duo を入手する手段なのに。

追記の追記:
 12インチモデルがなかったのは、熱か電力的に解決できない何かがあったのではないだろうかと邪推してみる。

 どうやら、Appleはintel core duo をG5の位置に置きたいようだ。だから、G5化が待ち望まれたPowerBookに搭載したのだろう。プロモデルなら価格的な制約がかなり少ない(特にmacのプロ用は)。

 エミュレータの出来がどの程度「使える」のか、詳細なレビューを楽しみに待ちたい。

MacOSX用テキストエディタ

p> OSXになってから、小回りの効くテキストエディタが無くて困っていたが、いい物が見つかった。フリー時代のJEditを思い出した。拡張子にこだわらずテキストデータをテキストとして開いてくれるのが助かる。感謝!!

 AYNiMac : 自作ソフト : CotEditor 0.8.3

iBookトラブル発生

 娘が掃除機を使っている音がしていたら、悲鳴が・・・「おとうさん。ど、ど、どないしよ。iBookのキーが取れた・・・掃除機ですってもた」「とりあえず取り出せ。割れたりしてなかったらだいじょうぶやろ」「でも、なんか、壊れてるみたいやで・・・」

 娘が持ってきた本体を見ると、キーの付け根のところにある白いプラスチックがブラブラしていて固定できそうにない。隣のキーをはずしてどうなっているのか見たら、二つのプラスチックのパーツを組み合わせてその弾力でバネの役割をしているらしかった。しかし、1ミリ程度の厚みしかないところに穴が開いていてそこにもう一方のパーツの棒状の出っ張りを入れるようになっていた。

 ピンセットを使ってはめたらきれいに元に戻った。ほっとした。

 ただ、このiBookはすこし動きが怪しくなってきていて、何か根本的な問題をはらんでそうだ。起動時になかなか電源が入らないことが頻発しているらしい…

爆弾マーク

050605_2238~001 右のダイアログは、娘のiBookのOS9をシステム・アップデートをかけた時に出たもの。懐かしささえ感じて撮った。OSXに移行する前のある時期は、しょっちゅうというより毎日見ていた。win95の場合は真っ青になって止まるだけだった。こちらも、95を会社で使っていた当時はしょっちゅう目にした。機能的には、微かにでもシステムが生きていてエラーコードを返したり※1、テンポラリファイルを再起動時にゴミ箱に入れて置いてくれたりする※2という程度の差しかないが、爆弾マークはマックユーザーに親しまれていた。頭にくるシステムエラー発生時にのに現れる爆弾マークに心に心和ませたり怒ったりすること自体を楽しんでいた。

 OSXの場合は死の回転ピザ(Spinning Pizza of Death)になってそれっきりになってしまい爆弾マークにお目にかかることはなくなった。そもそも、システムにこのダイアログが用意されているのかどうかすら分からない。iMacのそばに必ず爪楊枝を置いていたのはほんの一年半前だが、遠い昔のようだ。winは相変わらずブルーデスだが、2000以降はほとんど出なくなった(3年近く使って1回しか見たことがない)。そういえば、こちらも「リセットボタン」というものがなくなって久しい。

 話は戻るが、こういう遊び心的要素を喜ぶのがMac好きの共通点なのかもしれない。そんなことを、michieru.pieces:Appleがどうなろうともを読んで思った。

※1:役に立ったためしはないが、プログラマな人はここからデバッガに落として情報を得たり、エラーコードから原因を追究できたらしい。

※2:運がいいと作業途中のデータを救えることがある。1回か2回だけ、FileMakerのデータをこれに救われた。

mactel

 俺にとっての第一報は「shibizou weep temporary: そんなのMacじゃない!」だった。俺の場合は、手元に置かれた最初の作業がそういったステッカー類をはがすことなので、それについては気にならないが・・・複雑な気持ちは分かる。

 まあ、これまで使ってきたIBMのCPUを使うときも、「あのIBMから供給?」という冷ややかなはあった。反応というより感慨だろうか。その昔、「Let’s see why 1984 won’t be like 1984」とやったApple(当時のCEOはJobsではなかったが)が Big Brother の「International Buisiness Machines」の製品を使うことになったからだ。

 技術的なことはもっと詳しいところがイッパイあるのでここには書かない。感じるのは、「またふるい落としが始まるのか」ということだ。System7、PPC、OSXなどの大きな波の前に去って行ったユーザーは多い。自分の持っているハードで波を乗り切れないとなったときに、ユーザーの選択肢は二つだ。wintelにするか新しいmacを買うかだ。ソフトウェアの互換性が切れるときは他のプラットフォームに移るチャンスだ。今は、プラットフォームによって「できること」が違うことはない。ブラウザとメーラーを使うだけならどのOSでも大差はない。

 今の技術トレンドは将来的にはCPUレベルで複数のOSを動かせるものに向かっているらしい。これが実現すれば、mac+win+linuxが同時に動くマシンも可能になるだろう。もし、その環境でmacOSとwindowsXPとが併用できるになるなら、winユーザーを取り込むこともできるかもしれない。CPUのクロックスピードで見劣りすることに対する言い訳をしなくても良くなるし、CPUメーカーの意向でライバルに遅れを取らなくても済むメリットもある。しかし、osというより、linuxにあるKEDとかgnomeのような、desktop環境の一つになってしまいかねない両刃の剣だ。目立つハードを作ることに生きがいを感じているらしいJobsの眼が黒いうちは現実味は少ないのかもしれない。

 話は変わるが、エミュレーション技術とCPUパワーにものを言わせてサポートしてきたclassic環境だが、intelになったらさすがに無理か。それとも、フリーのOS9エミュレーション技術を導入して動かすのか。ウォッチャーとしては見逃せないポイントだ。

 予想される問題は、速度的な要請からか互換性維持の必要性から、エントリーモデルから導入することだ。これもまた両刃の剣だ。エントリーユーザーは前バージョンとの互換性にこだわることはないだろうが、トラブルが発生したときの混乱は大きい。サポートの負担も大きいだろう。これが吉とでるか凶とでるか、これもまた楽しみだ。

 それに、無責任なmacウォッチャーにとっては、mactelのハードをどのようにデザインしてくるのかも興味が大きい。既存ラインの外観を踏襲するのか、全然違う新しいラインを作るのか。招待されないウォッチャーとしては、リムジンから赤いじゅうたんに降りる女優を品評する芸能レポーターのような気持ちで待ちたい。

 そんな蚊帳の外とちがって、直接利害関係のある人は売り込みを始めている。Jobsが却ってくる直前の次期OS選定騒ぎのようになるんだろうか。ホンッと、Appleって面白いですね。

サンのJ・シュワルツ:「次世代MacにSolaris 10採用を」 – CNET Japan

熱心なブロガーとして一部で有名なSun Microsystem社長のJonathan Schwartzは、米国時間5日付けの自らのブログのなかで、Appleのチップ変更を歓迎すると述べた上で、次世代Macの基盤としてSolaris 10を採用するように呼びかけ、「ぜひ一緒に仕事をしたい(”We’d love to work together”)」と記している。

OSX tiger は隣の芝生

 ハードウェア資源さえ十分なら Tiger にアップグレードして人柱になる覚悟はあるんだが、iMac600(大福ですらないG3マシン)では厳しいし、DVD-ROMがついていないのでCDにする手間もかかるのでアップグレードする気になれない。G4マシンを持っているひとにお勧めする(G4マシンならDVDは全機種大丈夫なはず)。


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 アップグレード価格は設定されていないが、14,800円(学生は8,000)でパッケージなのだからリーズナブルといってもいいだろう。少なくともMicrosoft Windows XP Professional( 31,800 )の半額以下だ。それと、古からのユーザーには感慨深いが、コマーシャルレベルのヒラギノフォントがついて、開発環境(その昔Next の開発環境として数十万円で売られていたもの)がついてこの価格なのだ。linux よりは高いがハードの対応に気を使わなくてもいいのは楽でいい。何より、トラブったときにハード故障なのかソフトの設定ミスか切り分けるのに苦労しなくてもいい。

 一般ユーザーが使うパソコン用OSで値段で高いままなのはwindowsだけだ。

 ただ、OS依存の便利機能は逆に不便なこともある。ここが難しい。俺の場合、会社ではwin2000、自宅でもwinXPを使うこともある。だから、データを一つのマシンに集中したくない。それがどんなに便利なものであっても、他のマシンからアクセスできないものに価値はない(会社のデータは会社でしか触らないからどうでもいいが)。Dashboard とか spotlightという技術は面白いかもしれないが、ローカルかつメインマシンで使ってこその機能だろう。一台のmacでずっと仕事しているような人にはいいかもしれないが…

iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム知ってる?

 娘のiBookがばっちり該当しているような気がするのでクリップ。他にも、こんなことされているなんて知らない人が多いんじゃないかと思ってエントリにした。

アップル – サポート – iBook – iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム(2004年6月18日改訂)FAQ

「iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム(2004年6月18日改訂)」の対象となるコンピュータを確認する方法はありますか?

以下の範囲のシリアル番号のiBookがプログラムの対象となります:

UV117XXXXXX ~ UV342XXXXXX

上記のシリアル番号を持つiBookは、次のモデルが対象となります:
* iBook (16 VRAM)
* iBook (14.1 LCD 16 VRAM)
* iBook (Opaque 16 VRAM)
* iBook (32 VRAM)
* iBook (14.1 LCD 32 VRAM)
* iBook (800Mhz 32 VRAM)
* iBook (900Mhz 32 VRAM)
* iBook (14.1 LCD 900Mhz 32 VRAM)
* iBook (Dual USB)
* iBook (Late 2001)
* iBook (14.1 LCD)

娘のiBookを調べたら、ばっちり入っていた・・・

OSX10.3.5 メンテナンス

 内容も確認せずにセキュリティアップデートを当てた。

 そして、先日からfirefoxとsafariの安定が悪く、今日はついにMailまでもが突然消滅を始めたので、OSXにしてから初めてのDiskFirstAidを実行した。CDを引っ張りだしてきてCDから起動ディスクユーティリティを実行した中に入っていた。

 そう、昔は小さな英語版起動用FDを作って、そこにDiskFirstAidだけ入れていたものだった。

 予想通りというのか、残念ながらというのか、異常が見つかった。1回の修復では正常にはならなかったが、2回目の修復でエラーは見つからなくなった。なぜか、しつこく繰り返すと正常になることがあるが、なぜそうなるのかは説明できない。iMacの中にいる小人が覚醒されるのかもしれない。なお、そうやって正常化したとレポートされたドライブが本当にオーライなのかは誰も分からない。単なる気休めにしかなっていないのかもしれない。

 とにかく、重要なデータはCDかサーバー退避しておくのが正解だが、システムやアプリケーション類も後でインストールしたようなものはバックアップしておかないと修復後苦労することになる。しかも、俺の場合はOS9のシステムもかなりインストールしてあるので、考えただけで憂鬱になる。

 しかし、堅牢と言われるOSX(BSD)もユーザーデスクトップとして使っているとファイルシステムが壊れることがあるんだ。まあ、OS9で起動したときに何かを破壊しているのかもしれないが…